見出し画像

令和時代はキャリアアップ=年収ではない。求められるのは、持続可能な働き方と自分に合った仕事。


皆さんこんばんは、ミートキャリアの喜多村です。
今は3/31の夜20時ごろ、年度末の最終日にこのnoteを書いています。

今日、世界のジェンダーギャップ指数2021が発表され、日本は156カ国中120位という結果が出ていました。最近はジェンダーのテーマで報道などでもよく取り上げられる様になりましたが、男女の賃金格差などに表れるように、まだまだ日本の現状は遅れていることが分かります。

こうした点からも、日本のキャリア形成や働き方にはまだまだ課題が残っているところですが、今日はこれからの働き方の変化と個人に求められることについてお話したいと思います。


**


私が社会に出て働き始めた頃、職場ではチームの女性上司で育児をしているメンバーに出会ったことがありませんでした。当時は終電(もしくはそれ以上)で働くような仕事をしていたので、育児をしながらでは到底難しい仕事内容であることは分かっていました。更に、今ほど副業が活発でなかったり、自分自身もSNSなどでそういった情報収集をしていなかったので、ライフステージを経ると、子供に向き合う時間なのか、キャリアなのか、なにかを捨てないといけないのだろうなと感じていました。
その現実を見たときから、どうして働き方の選択肢がこんなにも少ないのだろうと感じていました。そして、自分が人生で大事にしたいと感じていた家庭や仕事を、どちらの選択を取るのかを迫られている気がして、20代前半は常に焦りや不安を感じていたように思います。


それから時が過ぎて、最近では「人生100年時代」「ジェンダーギャップの解消」「男性育休」「副業」「終身雇用の崩壊」など人々のキャリア観を表す様々な言葉がよく聞かれる様になってきました。コロナにおいて働き方が変わったことも、そのキャリア観の変化を大きくしました。

私自身、キャリアカウンセリングの事業をしていても、ご相談の内容として、単純に「年収を上げたい」とか「昇進したい」みたいなわかりやすいニーズではなくて、働き方を変えたい・副業を始めたい・自分にあう仕事を探したい、などとニーズの幅が出てきていると感じています。

そして今後も、私自身はこの2つのテーマが存在している限り、今後もその変化は広がっていくことを確信しています。

■人生100年時代
定年まで働き続ければいい・一社で昇り詰める時代から、長く働き続けるために自分にできることは?を準備すること
■女性の労働参加
これまで主に女性がキャリアを中断またはダウンすることで担ってきた転勤帯同・育児・介護などのライフイベントを、これから男女問わずキャリアとともに迎える必要があること


これらの変化から持続可能な働き方が重要になってくると考えています。この変化を受け止めるために、個人に必要なことは何でしょうか?


私は「タグ」が必要である考えています。(タグ?となりましたよね。笑)

あくまで私にとってですが、持続可能な働き方というとライフステージの変化に合わせて働き方を変えられたり、週5日以外の働き方をシーンに合わせて使い分けられることです。場合によっては、フリーランスなども活用できるといいと思っています。

その働き方ができることとジョブディスクリプション(職務記述書)が明確なことはほぼイコールになるので、そのときに自分が何をするひとなのか?を明確にしている必要があります。自分ができるスキルっていうと、そんなことないよ…って思うかもしれないので、タグでいいんです。タグ。#飲み会好き とか。(いや、これはだめか?)ソフト面でのスキルとかも全然活きると思います。

そうしたタグがあることによって、働き方を自分に合った形に会社の中でも、職探しの中でも提案することもできますし(これはできないと思っている方が多いですが、意外と話してみると通ったりしますので、もやもやしてる方はやってみて!)、この方法で働き方の選択肢を増やしていくアプローチをされる方もいます。

一方で、もちろん企業にとっては持続可能な働き方を実現することが求められます。これはニワトリタマゴ的な話かもしれないのですが、少なくともこうした個人ニーズをキャッチした企業は変わり始めており、持続可能な働き方と企業成長を両立させられないと、企業としての競争力が下がってきているなと感じ始めています。


令和のキャリアは年収アップだけじゃないキャリアの選択肢、持続可能な働き方への変化と、そのためのタグ作りが必要になってくるでしょう。



**



今日から、新天地の皆さま、頑張ってくださいね!
ではまた!




ミートキャリアというオンラインキャリアカウンセリングの事業をしてます。
タグづくり、気になったらぜひ気軽にチャットから声をかけてください




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?