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キャリアサポーター1年目に考えたこと|メンバーnote*キャリアサポーター のん


こんにちは!キャリアサポーターの、のんです。
ミートキャリアが1周年を迎えました。
2020年1月から副業で参画した私もキャリアサポーター1年生を終わろうとしています。

そこで今日は、自分が将来「初心の感覚」を忘れないための手記として書き留めつつ、普段私がキャリアサポーターとして何を考え、どうカウンセリングを行っているのかを皆さんにお伝えしたいと思います。
(ミートキャリアではキャリアカウンセラーのことを「キャリアサポーター」と呼びますが、ここでは一般的な「カウンセラー」と記載します)

のんさん

そもそもキャリアカウンセリングとは何か?

仕事紹介を目的とはせず、相談者の方がキャリアを含めた人生を自らデザインし、歩めるよう支援すること。

キャリアを考えることは、自己を再発見する旅のようなものです。
「自分が何をやりたいか」
「自分が何を得意とし、何を苦手とするか」
「いつまでにどのような状態を実現したいか」
を掘り下げていきます。

ミートキャリアのカウンセリングでは、
対話した時間に価値を感じていただけるよう、
個に丁寧に向き合い、傾聴して整理し、方向性を決めて具体的な行動に落とし込むまでをしっかり伴走します。

カウンセリングを始めてみて感じた戸惑いと喜び

人材業界に20年近くおり、人と仕事のマッチングにも6年関わり延べ3000人以上の就業を作り出してきた私は、人と仕事の接点に関わることならある程度対応できると思っていました。
しかし「仕事紹介担当」とは大きく異なる前提がありました。

キャリアカウンセリングは「就業決定」をゴールとはしていない点です。

そもそも、その手前には課題や悩みがたくさん存在していました。
「転職すべきかどうか迷う」
「社内でどうキャリア形成をすればよいかわからない」
「自分の強みが見い出せない」
など。相談の内容は多岐に渡り、取りうる選択肢や対処も何パターンも考えられる状態。

これは日々勉強が必要な世界に来てしまった、と思うとともに、
目の前の人を直接支援できる喜びを感じました。

1回のカウンセリングにゴールを置くならば、
「ありたい姿に近づくために、現状が整理され、次にやるべきことが約束されている状態」
となるかと思います。

洋服の購入に例えるならば、仕事紹介担当としては
「似合う服(=決まる仕事)」をどんどんお勧めすることになります。しかも迷わせずに、どれだけスピーディーに納得して購入していただけるかが勝負になります。

しかしカウンセラーは、「今あなたはどんな服を着ているのか」を見つめることから始まります。ご本人が似合っていないと感じるならその要因を掘り下げ、「本当はどんな服を着たいのか」を具体化し、その憧れの服を手に入れて似合う姿になるためには何を努力すればよいか、を見い出していくことになります。
実に長い道のりです(笑)。1回の来店ではとてもゴールまでたどり着けない。

手離れが悪い、と言えるかもしれません。けれども、伴走するとはそういうことだと思います。
伴走の楽しさとは、その人の変化に付き合えること、その人がやり遂げるのを見届けることにあります。

伴走の楽しさとはの後

カウンセリングのときに何を心掛けているか

カウンセリングのときに心掛けていることは2つあります。
一つは「視点の持ち方」。
もう一つは「相手にとって意味のある問いを投げかけること」。

◆視点の持ち方

視点は、相手と自分の2つの視点を持つようにしています。

・相手の目で、相手の見ている世界を見ること
・自分の目で、相手と相手の周囲を見ること

相手が見ている世界を見るのは、相手を理解したいためです。
自分の目で相手を見るのは、本人が気づいていない思い込みや、客観的に見た個性や強みを見い出すためです。
相手だけではなく相手の周囲も見ようとするのは、相手の置かれた状況を理解したいためです。

キャリアコンサルタントの勉強中に講師からいただいた、私が大切にしている言葉があります。

「違和感を、ポケットに入れておいてくださいね」

相手の話を遮らない。自身の解釈を加えない。ひたすら2つの視点をもって聞き続ける。その中で感じた違和感をポケットに入れておく。
相手が話し終わってスッキリしたときに、そっと違和感を取り出して見せてみるのです。

◆相手にとって「意味がある問い」を投げかけること

問いには2種類あると思います。
状況を明らかにするための問いと、新たな気づきを促す問い。
カウンセリングの前半は状況理解のための問いが多くなりますが、後半になると新たな視点を促す問いになっていきます。

新たな視点とは、具体的には

・時間軸を変える(現在の自分から過去の自分を見たときに思うことなど)
・立場を変える(子どもから見たときに、上司・同僚から見たときに映ることなど)
・第三者の視点を入れる

先ほどの「ポケットにしまった違和感」は、この「第三者の視点」として出てくることが多くあります。

「意味がある問い」とは、
相談者が新しい視点を獲得できたり、既定を疑ったり、解釈を捉えなおしたりできるような質問

この問いかけを研ぎ澄ませていきたい、と考えています。
まだまだ修行中です。

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カウンセリングの価値とは?

カウンセリングの価値は何でしょうか。

「モヤモヤが晴れてスッキリした」
「前に進む元気をもらえた」
「自分に自信が持てるようになった」
「次にするべきことが明確になった」
いろいろなお声をいただきます。

カウンセラーはあくまで伴走者であり応援者。
主役は相談に来られた方自身。
その方が前向きな気持ちになり、次に何をしたらよいかを見い出して着手する意欲を持っていただければ、カウンセリングの価値を実感いただけていると思います。

それでは、そのためにカウンセラーである私は何をしているのか。
大きくは3つです。

1.過去から現在までを認め、肯定すること
2.新たな視点や考え方、情報を提供すること
3.行動するための背中を押すこと

このうち、1つ目は話をじっくり聞くことで浮き出されてきます。
2つ目は2つの視点をもって違和感を捉えることで提供しています。(しかし広い視野と知識量も必要なので日々精進です^^;)
3つ目は、ベースの信頼関係があればかなり効力を発揮する、と考えています。

「話す」「書く」カウンセリングを両方担当して

1月から行っていた「話すカウンセリング」に加え、9月からは「テキストプログラム(書くカウンセリング)」も担当させていただくことになりました。

「話すカウンセリング」はカウンセラーを指名でき、ZOOMで顔を見ながら1対1で会話する1回75分のカウンセリングです。その場で応答し、お悩みを整理しながら次のアクションを決めていきます。

「書くカウンセリング」はカウンセラーを指名できませんが、1週間に1回届くメールの問いに答えていくことで、自己分析や転職に向けての準備ができるプログラムになっています。
「書くカウンセリング」での私たち担当カウンセラーの役割は、返信されてきた内容に個々にお返事をすること。ときには新たな気づきを得てもらえるよう、深堀りの質問を投げかけます。

それぞれの特色としては、
話すカウンセリングは相談者の方が自ら話すことによって気づくことも多く、カウンセラーもその場で整理したり気づきを促す問いを投げかけたりするので、相談者の方がスッキリしたと感じられることも多いと思います。
ただ、「スッキリした」で次の行動につながらないと惜しいので、そこを明文化してアクションに繋げることが大事だと考えています。

一方、書くカウンセリングは書いて言語化することを前提とするので、返信がきた時点で相談者の方の状況はだいぶ整理されています。
応答も対話と違って時差があるのでじっくり考えることもでき、文字として残るので捉え方や行動計画も定着しやすい。
しかし言語化が苦手な方には負荷が高く感じられることも。

実は担当する私自身、じっくり考えすぎて一つの問いを返すのに、画面に穴があくほど見つめていることもあります(笑)
おそらくプログラムを受けてくださっている方も、回答するのに同じように楽しく(?)苦労されているのではと思います。
その姿が想像できるからこそ、答えを考えてみたくなる問いになるように、今日もメールの文面に向き合っています。

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初心を忘れないために

キャリアカウンセリングを始めて1年。
今の「1年生としての思い」を書いてきましたが、最後に
「初心を忘れないためにやっていること」についてお話しします。

それは、「自身が相談する立場になること」です。

具体的には自身が「悩みを聞いてもらう人」となり周囲の人に相談したり、コーチングを受けたりして「相談者」の方が感じるであろうことを観察するようにしています。

本業での上長との1on1のときも「捉え方」を観察するいい機会です。「こういう状況でこういうことを言われたときに、こう感じた」と、後から振り返ってメモっていたりします。

同じようなことは他にも言えるかもしれません。
例えば、

・売る立場であれば、買う立場を体験すること
・教える立場であれば、教わる立場を体験すること
・モノを作る立場であれば、モノを使う立場を体験すること

想像するだけでは限界があります。相手の立場を体験することで、相手の心理や解釈を想像できるようになってくるのです。

「相手の立場に立って考える」

小さなころから言われていることですが、これを片時も離さずに実行するのは本当に難しい。油断すると自分の勝手な解釈が頭をもたげてきます。

カウンセリングは相談者が主語。
カウンセラーは、相談者が自己を見つめるための鏡のような存在。
相談者の方が鏡の中に魅力的な自分をみつけて自信を持って前に進む姿を見ると、それはカウンセラー冥利につきる、と思います。

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カウンセラーを脱いだ自分

かくいう私も、キャリアに悩む一個人だったりします。
例えば、
「それだけ長く会社にいるのに役職もないのか?」
と父親に言われた一言がリフレインしたり、
例えば、
家族が揃わず、夕食が個食で15分で終わってしまうような日常を寂しく感じたりします。
今のキャリアの歩み方は自分や家族を幸せにしているのだろうか?と考えることがあります。

そのときどきは懸命に過ごしてきましたが、振り返ってみると教訓のようなものは転がっていました。
20代なら無理もきくし色々チャレンジできるけど、体を壊すまでやる必要はない、とか。
30代は家庭や育児が重なって忙殺されるかもしれないけど、自分だけの時間は死守すべき、とか。
40代は新しいことにチャレンジすることで中年のモヤモヤを払拭できる可能性がありそう、とか。(40代は私自身が最中ですが^^;)

キャリアカウンセリングの使い方

体調が悪くなったら病院に行く。処方された薬を飲んで休んで体調を回復させる。
病気になったときの行動の流れですね。
私はときどきお医者さんに
「なんでこんなになるまで放っておいたの?もっと早くくれば早く終わるのに」と言われることがありました。
痛みがひどくなってから駆け込むように病院に行っていたのですね。
そうなる前に、日常的にメンテナンスできていればなぁ、と反省しています。

キャリアカウンセリングもそのような使い方ができるのかもしれない、と思っています。

定期的に、自身の考えや取り巻く状況の整理、「やりたいこと」と「できること」をメンテナンスするように利用する
・目指したいと思っていたことに対して、どのくらい自身が変化してきているかを確認してみる
・悩みがひどくなって心のバランスを崩す前に、ちょっと話してみる

日常で気軽に使っていただけると嬉しいな、と思っています。

◆◆◆

のんさんのキャリアカウンセリングを受けたい方はこちら

のんさんの近日のカウンセリング日程は以下の通りです(以下時間帯枠内で75分)。

11月30日(月)20:00~21:30
12月6日(日)10:00~12:15
12月6日(日)21:00~22:15
12月12日(土)10:00~12:15
12月13日(日)10:00~12:15
12月19日(土)10:00~12:15

会員登録後、「サービス一覧」→「オンラインキャリアカウンセリング」→ご希望のプランを選び、キャリアサポーター一覧でのんさんを押してください。

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のんさんnote 
のんさんをもっと知りたい!と思った方、個人noteもぜひ見てみてくださいね。複業から思春期のお子さんとの日常まで軽やかな筆致でつづられる、のんさんのアウトプットの集積です!

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