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子どもがいなくても『仕事と家庭の両立』というテーマで起業した背景

こんにちは。meetcareerを運営してますキタムラです。
本日はnote第2弾!ということで創業の背景について書きたいと思います。

前回読んでくださっていない方はこちらからぜひ!


創業のきっかけは大きく2つあります。ひとつめは昔からの自分自身の想いと、ふたつめは困っている人が周りにいた原体験


過去の記憶

私は、仕事が忙しい父と専業主婦の母の一人っ子として生まれました。周りの家庭もほとんどが専業主婦だったので、それ自体に違和感を感じたことはありませんでした。
一人っ子だったこともあって、遊び相手はずっとお母さんでした。お母さんは遊びの提案をするのが上手で、落ち込んだときは夜に初めてのバッティングセンターに連れてってくれたり、喧嘩したときは仲直りに2人で庭に鳥小屋を作ってみたり、塾の合間は気分転換に公園でお弁当食べるのを誘ってくれたり、元気な気持ちにさせるのが得意でした。

毎日毎日「今日はどんな日だった?」と聞かれて、鬱陶しく感じる時期もあったけれど、私のことをちゃんと見ていつも励ましてくれていました。

一方、父は毎日22時以降に帰宅していたのと、ほとんど週末もでかけていたので、ほぼ2人で話したことがありませんでした。大学生までの私の友達も数人しか知らないし、2人でご飯食べるなんて多分社会人になるまで2,3回くらいしかなかったように思います。

ついでに父は、超気まぐれでキレやすい我が家の完全ルールでもありましたw 今でも父よりキレて怖い人に出会ったことはないです(合掌)

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(仲良しっぽい写真をチョイス)


どっちになりたいのか問題

すごく負けず嫌いだった私は、小さいときから気まぐれな我が家の完全ルールをいつか打ち破りたいと考えていて、「絶対仕事で成功して父を超えてやるんだ!」と思っていました。

そして同時に、「理想の母親像とは私の母のようにこどもにいつも寄り添う存在であり、そうなりたい」という決めつけと妄想を持つようになっていました。

だけど、大学に入って就活をすれば女性なんて管理職にほとんどおらず、
これはもしかしてどちらかを選ぶ必要があるのか?
じゃあ、結婚したり子どもを持つまでにできるだけキャリアアップしたい、がむしゃらに働いておきたい
と思うようになります。

(冷静に考えるとどちらかは諦めなければならないという先入観があることってそもそもおかしい気がしますが。。)


私だけじゃなかった、と思った瞬間

前職のスタートアップで採用をやっていた際は、事業領域が子育てだったこともあって育児中で一度離職した方や育休中の方に事業を手伝ってもらっていました。その方々との会話の中で気づいたことは、

「家庭では母親としての役目はきちんと全うしなければならない」
「会社ではこれまでと同じようにキャリアアップをしなければならない」

とみんな仕事も家庭も両方頑張らないと、と思っていることでした。

とはいえ、時間には限りがある。両方が思い通りに行かなかったときに両方できてない自分であると落ち込んでしまう。そんな悪循環もありました。

この問題の解はまだなく、でも私や同世代の周りの子たちも同じ未来が訪れるんだなと感じて、安心して家庭を持つ事ができる社会にしたいと考えるようになりました。


もっと選択肢があってもいいんじゃないか

そこからおそらく200人くらい対象の方や人事の方などにヒアリングや意見を聞いたりしていくうちに、やっと気づいたことがありました。

働き方の選択肢、少なすぎないか?

週5日フルタイムor時短でしかキャリアアップはできないのか?やりがいのある仕事ってできないのか?
もし、それが続けられないなら離職するしかないのか?

本当にそうなんだろうか。

一口に子育て中といっても色んなフェーズがあり、小学校入学とか第二子が生まれるとか色んな場面があります。また、家庭にも色んな家庭があり、夫婦が半々で家事育児を担当する場合もあれば、得意な方が得意なことをやる場合もあると思います。そのフェーズや家庭によって千差万別のニーズがあるはずで、そこで取り得る働き方の選択肢の幅がすごく狭いなと感じました。

だからこそ、私がやりたいことは、そこに新しい選択肢を創ること。それぞれの家庭がそれぞれの家庭にあった働き方ができて、精神的にも余裕のある生活ができること。
今は「週5日働いていたけど一時的にボリュームを落としたい…」という方向けに、経験を活かしながらやりがいを持って働ける週2,3日の仕事を紹介したりしていますが(厳密には、Web上の企業⇔個人のマッチングプラットフォームを準備中)、もっともっと色んな方がやりがい持って働けるようになれたらいいなと思います。

そしてこのサービスを通して、時間は少ないけどちゃんとキャリアアップに繋がることができる選択肢を作りたいなあと考えています。



(真面目なこと言ってちょっと疲れたので、ゆるめの漫画で〆。)




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