見出し画像

私のやりたいこと(ビジョン)

今日はちょっと真面目なお話^^


「違いは価値」
「みんな違って、みんないい」
「あなただけの花を咲かそう」
「ありのままのあなた」

いろんな表現がある。この競争社会の中で、理想論にも聞こえる。そんなこと言ったって、やっぱり人より優れていたいし、お金も稼ぎたいし、成功者になりたいしと思う方も多いのではないかと思う。

でも、人は生きていく中でいろんなことがある。何もない人なんていない。いろんな壁や、大なり小なりの挫折や、気持ちの波など。あるけれど、それを表立ってオープンにできないだけ。良いことは人に伝えたいけれど、マイナスのことは人にあまり言いたくないし、聞きたくないと感じる人もいると思う。

前回、誰かの心のサードプレイスになりたいと書いた。

でも、それは一時的なことで、特別な場所で、特定の人だけの集いにしたいという意味あいではない。そういう分断や駆け込み寺的要素も一時的にはとても必要だけれど、それは対処療法的。むしろ、そんな特別な場所がなくても、すべての人、すべての世の中の人にそういう場所があるのが、当たり前な世の中って素敵ではないか。

分断や、あきらめがなく、本当の意味で、ありのままで生きられる世界、いつからでもやり直せる世界が、昔より近づきつつあるのを感じる。20年前はこんな世界あきらめるしかなかった、と思う。自分の心の中、人に言えないこと。そんなことも多かったように思う。世間体を気にする文化も、若い方の中には、少しずつではあるが、減ってきているのではないか。

誰しも、今、自分はそんなことないと思っている人も、体を壊したり、うまくいかない挫折経験をする可能性がある。そんな時、周りが「ああそうなの?」とそんなに驚かず、さらっと受け止める、特別感のない反応だったら、救われるのではないか。偏見や固定概念からの解放。自分だけの考えがあるように、人にもその人だけの考えがある。それぞれを同じ温度で受け止めあえる。そんな世の中って、生きやすい。

渦中にいると、なかなかそう思うのは難しいが、乗り越えればそれは立派な経験値になり、同じような経験をする人を救える価値になる。それがビジネスにつながるかもしれないし、その人ならではの価値観や哲学が作られる素材になる。一人一人のいろんな生き方すべてが、価値となり、お互いをさらっと助け合える。そんな世界に、少しずつではあるが、近づきつつあるなと感じる。

私は今年が30代最後のミドル世代。若い世代には当たり前のことも、自分より上の世代には考えられないことも、両方を少しずつ理解できる世代でもある。

そんな自分の世代が懸け橋となって、少しずつ世の中を、冒頭に書いた世界が、本当の意味で当たり前になるように、推進していく一助になりたいなと思っています。

人のためになれるには、ある程度の余裕がないといけない。ある程度の自分への満足も必要。自分で精いっぱいの時代を抜けた大人は、次の世代のために一緒に頑張っていきませんか?

今日はちょっと固めでした!失礼!^^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?