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ネットが怖くなってしまったから、少し離れることにする。

ネットが怖くなってしまった。
不安なとき、自分で行動したり考えたりするよりも先に、
ネットに答えを求めてしまう。

見た後は、もっともっと不安になるってわかっているのにやめられない。
知恵袋とか誰か知らない人が書いたようなブログは
不安を煽る言葉で溢れてる。
そこに書かれていることが、どんな背景をもつ人によって書かれているのか
どんな思い出書いているのかに思いを馳せないと
どの情報も正しいような気がしてしまって苦しくなる。
どれも自分に当てはまるような気がして、焦る。
何者になれない自分、悪習慣から抜け出せない自分、
人と比較する自分、そんな自分の不安やコンプレックスをさらに煽られる。

そんなに悩むならみなきゃいいじゃん、ってわかってる。
でもまるで麻薬みたいに、離れられないのだ。
人生にマニュアルなんてないから正解なんていくらネットを探しても見つかるはずないのに。不安が不安を加速させ、終わりのないネット依存に落ちていく。

ネットにある情報がこの世の全てじゃない。そう思うことにする。
リアルに人と会って、言葉を交わしてから自分だけの正解を見つけたい。
見つけるって言葉もなんか違うな。
その積み重ねによって形作られていくんだろうな。
一つ一つ自分の目で見たもの感じたものを自分の判断で選んで、
やっとぼんやりとした正解のようなものが浮かび上がるのだと思う。
きっと正解なんてどこにも転がっていない。
自分で体感したもの以外は、きっと確実なものなんかじゃない。

だから誰かがそれらしきことを豪語していたって、
いくら私の不安を煽って来たって
私はそれを優しく受け止めて横に置く強さが必要なんだ。
横に置いて、そのあと自分自身で考えてみる。
不安になんか負けない。
もう過度な情報はいらない。
情報を選ぶ力と感性を養いたい。