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瞑想で悟りを引き出す「三種類の知恵で意識を拡大して直感に変える」

瞑想は心身の健康を増進します。忍耐力、回復力、集中力などのポジティブな変化をもたらします。また、個人の創造性や自己認識の向上にもつながります。

しかし、瞑想は悟りや直感力を育むことを知っていますか?

この記事では、瞑想を練習していく中で使われる三種の知恵で、あなただけの悟りを引き出す方法を伝えます。意識を拡大してあなたの直感に繋がっていきましょう。

**この記事はブログYutaka-spirit.comで公開したもので、読みやすさを求める場合、Yutaka-spirit.comを見てください。

三種の知恵

西洋で広く実践されている瞑想は、東洋のルーツです。特に、マインドフルネスと気づきの実践は、釈迦とその弟子たちによって広く開発され、教えられてきました。釈迦が生きていた時代から現在に至るまで、仏教瞑想の教えは様々な文化に適応しながら広まってきましたが、そのコアとなる教えは変わりません。

そのコアにある教えの一つが、「瞑想を最大限に活用する方法」です。それは、「聞く」「考える」「振り返る」という3つの基礎をしっかり身に着けることです。これらは「三種の知恵」、「三種の知識」と呼ばれ、「般若」というサンスクリット語を使う人もいます。

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知恵、知識、般若のどれを使っても、効果的な瞑想の実践には3つの段階があります。最初の2つは知的、概念的な理解が必要ですが、3つ目は思考に基づかない、瞑想による直接的な経験です。

「聞く」とは、瞑想についての教えを聞くこと

効果的な聞き方は集中しなければなりません。例えば、マインドフルネスの教えを聞くときは、マインドフルに聞くのが一番です。一見、当たり前のように聞こえるかもしれませんが、マルチタスクが当たり前の「現代社会」においては、それはそう簡単ではありません。

瞑想の実践する目的に関する知識に耳を傾ける

そうすると、自分の状況に合わせて自然にたくさんのことを考えるようになります。これが第二段階の「考える」です。ここでは、聞いたことを積極的に考え、自分のものにします。

誰かに説明された瞑想の実践は、あなたにとってどんな意味がありますか?
瞑想することで自分に対する見方や世界観が広がりますか?
この教えは、あなたにどのように当てはまりますか?
この教えを利用して、自分の心を理解し、人間関係や人生に応用することができますか?と無意識のうちに思考を巡らせるでしょう。

第三段階の「振り返る」は、あなたの考え方に重みをもたらす

瞑想で心の中の考えがクリアになるとか、瞑想のおかげで、すべての問題がすぐに解決するといった世間一般的な認識と違い、実際に自分の体験を振り返ることで、必要のない誤解を避けることができます。

学んだことを考えて振り返るー実はこれは学びを自分のものに知る大切なプロセスです。もし言われたことを記憶するだけでは、データを集めてハードディスクに詰め込んでいるだけです。

学んだことを考えて振り返るとき、私たちは自分の経験に橋を架けるのです。力を入れずに単純に思考を巡らせて自分の体験を認めていく中である日突然、「あっ」と気づいたら、それはあなたの知恵が生まれた証拠です。

これは瞑想を実践していくときにも大事なのです。

学んだことを実践して自分の経験と結びつくーこうしていく中であなたは外の知恵・知識により自分のものを引き出すようになるのです。

教育の本当の意味

教育、Educateのルーツはラテン語のEducareです。E、とDucareがセットになっています。その意味は「引き出す」です。

本物の教育は詰め込みではなく、引き出しなのです。

瞑想を実践するというのは、あるメソッドを単純に繰り返すことだけではありません。機械的に一つのことを繰り返すだけでは、いきいきとした知恵にはなりません。

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意識の拡大で直感力を育む

瞑想というのは非常に個人的な体験です。

自分の心とマインドを観察していく中で、今まで触れたことのない深いところに触れていきます。最初はノウハウを聞いて実践していくかもしれませんが、練習した後で自分の中に湧いてきた思考に向きあって考えるのです。

私にとって、瞑想はどういう意味ですか?

瞑想することで自分に対する見方や世界観が広がりますか?

この教えは、私にどのように当てはまりますか?

この教えを利用して、自分の心を理解し、人間関係や人生に応用することができますか?

その後は、思考と感覚を振り返り、細かく味わっていくのです。私の中にどんなインスピレーションが湧いてきたのか、どんな感覚があったのか、それらの反応を無条件に受け止めるのです。

これはあなたの大切な直感だからです。

必要な時はノートに書いたり、絵にするのも良いのです。しばらく自分の反応を観察していくと自ずとあなただけの知恵が湧いてきます。それが、直感です。


この振り返りのプロセスは詳しく講座「マインドフルネスで過ごす~波動を上げる習慣化ワーク」の中で詳しくお伝えしています。一週間ぐらい実践していただくと、良い感情を長く保つことができて、今という瞬間をマインドフルに過ごせるようになります。

リリースしたらお知らせします。


昔のインドや中国では、この3つの知恵と瞑想を組み合わせて大切な「教育方法」として伝えてきました。現代教育と違って、昔の人は「悟り」をもっとも大切にしてきました。

つまり、誰しも、心の中には奥深い知恵があることを、認めていたのです。その知恵はあまりにも広くて、言葉の範囲を超えています。

小さな神社はこうした伝え方を実践し、瞑想してあなたの中の悟りを促すような動画を毎週公開しています。マスターの知恵を鵜呑みにするのではなく、それをツールとして、あなたの中にある聖なる知恵と、出会いましょう。

まとめ

このような学習は、3つのタイプの知識を巧みに融合させることで実現します。考えてみてください。

「聞く」ことができなければ、どこから手をつけていいのかわかりませんし、「考える」ことができなければ、その教えが自分の人生にどのように適用されるのかわかりませんし、「振り返る」ことができなければ、学んだことがもたらす変革の力を見逃してしまいます。

これらの3つの方法を一緒に実践することで、あなたの学びはグレードアップします。

瞑想をはじめたばかりのあなたには、こちらの記事をお勧めします。


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