「電卓あればそろばん要らない」って話とChatGPTとかの生成AIの話
電卓あればそろばん要らない、って話は、まぁ“計算”するだけであればその通り。
しかし、そろばんは、指の動きと脳を繋ぐことでの脳の活性化や、頭の中でそろばんをイメージして暗算をビジュアル化して行えるなど、電卓では得られないような脳の活性化へのメリットがある。
一方、人間の暗算能力を超える関数を計算するための関数電卓などは、関数尺や大きな黒板という道具と記述を代替する。
つまり、電卓あればそろばん要らないって話は、物事の本質やそれぞれの恩恵を適切に理解した上での話ではないと思う。
結局のところ、“代替”の話ではなく、どっちもメリットがあるので使い分ければ良い、と。
で、この話は生成AIにおいても同様。
生成AIがあれば○○要らん
って話をあちこちで聞くようになったけど、「ほんとに?」って疑いたくなる。
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