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1分で話せ2

「1分で話せ2」の著者伊藤洋一さんは孫社長の後継者を見つける「ソフトバンクアカデミア」で孫社長にプレゼンを続け、年間1位に輝いたまさに話すプロです。

私は前作の「1分で話せ」も目からうろこだったので、「2」も読んでみました。

「2」はより実践的で、普段の生活で遭遇する話し方の疑問を解消することがテーマです。(前作はプレゼンが中心)

重要なことがいくつも書かれていますが、私が本書で一番心が揺さぶられたのは、「人は心を揺さぶられるから動く」です。

本書にも記載がありますが、上司や取引先と話すとき、ついつい話を理解してもらうため説明をしてしまいます。

ただ、説明や根拠はもちろん重要ですが、人が何かを決めるときってやっぱり心が動いた時だと再認識させられました。

本書では、マンションの営業をするとき部屋の間取りや近隣の状況だけでなく、「子供と公園で遊べる」などの生活を想像してもらうと書かれています。

子供と休みは公園で遊び、幸せな家族になりたいなどと心を動かすことができれば勝ちということですね。

本書では、心を動かすために
1.結論
2.根拠×3
3.具体例×3
3つのピラミット構成が必要と書かれています。

聞けば当たり前かもしれませんが、つい普段は上司や取引先へ説明に終始してしまう人も多いのではないでしょうか。

よく営業は新人の方が売れるといいますが、経験を重ね、説明が上手になった結果、心を動かすことができなくなっていることとかかわりがあるように思えます。

是非皆様も、これから人に話すときは少しぐらい下手でもいいから、心を動かすことを意識してみてください。

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