給料の上げ方A

medibaという会社で編集グループのマネージャーをやっているハラダと申します。……が、noteでの発信内容は極々個人的なものとなります。

先日、若い同僚と話していて「給料上げたいっす!」みたいなことを言われました。まあ、特別ガツガツしてなくても多い方が嬉しいですよね。

その場と解散後のチャットで、僕が思うサラリーマンの給料の上げ方を少し話しました。今回は、自分で整理するためにもそれを共有します。あ、「仕事ができるようになる」とはちょっと違う、昇給の考え方の話です。非常につまらん話です。

あ、もちろん、個人の見解でございます。

会社の仕組み、知ってる?

最初に質問なんですが、みなさんは自分の会社の人事制度(評価制度)って理解していますか? 給料を上げるには、その人事制度で評価される必要があります。「給料上げたい」人がこの当たり前のことを理解していないケースが結構あると思っています。

例えば、僕の勤めるmedibaがオープンにしている個人の評価項目はふたつ。

職能のスキルを評価するスキル評価と、行動を評価するvalue評価。それから、前提としてそれぞれの職能内で資格等級に分かれています。

ここまでを知って「知っている」と思っている人が大体かなという印象です。

これは概要くらいの話なので、もう少し深いところまで理解しておきましょう……!

スキル要件はなにか、各資格等級で求められるレベル感はどれくらいか、深掘りしようと思えばいくらでもあるはずです。敵を知らずに戦うのは無謀ですよ、マジで。

それを攻略する

給料が上がらない場合、「やってほしいことをやっていない」ということがほとんどです。なので、制度を理解したなら、自分に求められることもわかったはずなので、それをやればいい。以上終了です。

さすがに雑すぎたのでもう少し詳しく話します。

やるべきことは、「評価に値するアウトプット」です。「日々の仕事を頑張れば評価されるはず」という考えもありますが、評価項目とその仕事が完全に合致していればそれで正しいです。……が、意外とそうでないこともあるのが仕事というもの。

自分は毎日一生懸命やっているのになぜ評価されないのか、と悩んでいるようであれば、評価項目と乖離していないかというのはぜひ確かめて見てほしいです。多分、乖離はそこまで大きくないと思うのですが、ダイレクトにめちゃくちゃ効いていないのでは。

本来、評価は「させる」ものです。そこに気分や人柄が入り込むものでは無いので、結果を示せばそれに応じて確定するだけのもの。そういう意味で「評価に値するアウトプット」をしましょうと言いました。

攻略はするけど狙いすぎてもつまらない

なんか、いろいろ語ってきましたが、僕はべつに年がら年中こんなことを考えて行動しているわけではありません。自分を振り返ってみても、ただただいろんなことをやってきただけ。大雑把なんで(笑)。

きっとそのなかのいくつかが「評価に値するアウトプット」だったんじゃないかなーと思う程度です。

ただ、ある種仕事をゲームみたいに捉えてやっている部分はあります。これをクリアしたらポイントいっぱいもらえるなーとか、そうやって自分をアゲていくのが、僕なりのナチュラルな攻略法だったのかもしれませんね。

ただ、制度を理解することはマジでやってほしいです。あとは自分のやっていることがズレていないかどうかの確認。それを踏まえて、たくさんアウトプットを出していけばきっと良い評価がもらえるのではないでしょうか。

なお、今回の記事は「A案」なので、自分のなかに「B案」はもちろん持っています。それはまた気が向いたら、ということでつぎは全然違うものを書く気がします。ではまた。

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