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4分半で分かるWWEの魅力①

現地時間9月16日放送のWWE RAWで、これぞアメプロと思わせる一幕が見られたためご紹介します。

「怪物」ブラウン・ストローマンが「怪獣」ブロンソン・リードとの試合に臨む場面です。ストローマンが3週前に駐車場でリードに襲われ、車の屋根ごと潰されかける事態に遭って以降、二人の遺恨は深くなっていきます。

英語が分からなくても、プロレスについて何も知らなくても、彼らの暴れっぷりは観ていてスカッとするはずです。そもそも試合は始まってすらいないため、プロレスの魅力と言いきるのも語弊があります。WWEには試合以外にも魅力が詰まっています。

凄いのはこれが毎週放送の番組の特にメインでもない一場面で、タイトルに絡む訳でも無い大男二人がこれだけ暴れまわっている点です。直近の特番で試合が組まれる可能性は非常に高まりましたが、ここまで痛めつけ合う理由には繋がらないでしょう。もうお互いに「やられたからやり返す」「ムカつくからボコボコにする」位の感情しか読めません。

勿論放送全てがこのような乱暴なシーンで構成されている訳ではありませんが、ここまで暴れまわっていたのは久しぶりに見ました。プロモや試合技術で盛り上げるレスラーも多い中で、純粋な質量と肉弾戦が未だにファンから求められていることが再確認できます。最後には観客席から拍手のような音まで聞こえています。

人は選ぶでしょうし、子どもに見せるには躊躇するでしょうが、間違いなく他のスポーツでは得られない興奮と爽快感が提供されています。
WWEはAbemaでの放送の他に、公式YouTubeチャンネルでもこのようなハイライトがいつでも楽しめます。

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