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若い今だからこそ読んでほしい!【LIFE SHIFT(100年時代の人生戦略)】

こんばんは。
今日はLIFE SHIFTという本を紹介したいと思います。


元々気になっていた、という訳ではないのですが、たまたまYouTubeの本要約チャンネルで紹介されていたので見てみたところ、内容がかなり興味深く、さらには尊敬できる友人のひとりの家に遊びに行くと、そこでもその本と再会してしまいました笑

こんな偶然も重なり、メルカリで探して本を購入しました。
(お金がなくて買うのも躊躇してしまいますが、メルカリなどで安く手に入ることも多いので是非そのようなサイトも活用してみてください!)


さっそくですが、本の紹介に移りましょう。

テクノロジー、教育、医療といった多分野の発達により、人間の平均寿命は伸び続け、コホート平均寿命(例えば今の20歳が55歳になったときに平均寿命が延びているという前提で導き出した平均寿命)によると我々の世代の50%が100歳を超えるとされているのです。

そう考えると我々は100歳まで生きることを前提に人生設計をしていかなくてはなりません。
ですが、現行の制度で考えると定年後も30年の人生があり、その期間をそれまでの貯蓄で賄えるとは思えません。さらには日本は少子高齢化の進む社会であり、今の年金制度、医療制度はきっとこの先変化するでしょう。

そこで重要なのは、


「あとで変化を突きつけられるのではなく、いま変化を予期して行動すること」


なのです。

将来必ずやってくるであろうこれに近い状態に我々がどう向き合うべきなのか、この本が現時点でひとつの指針になるのではないか、と思っています!

この本にはそれぞれ違う年代に生まれた3人の人物(1945年生まれのジャック、1971年生まれのジミー、1998年生まれのジェーン)が登場し、年代によって変わる多様なワークライフバランスと生き方をシミュレーションしながら提示してくれます。

現行の社会保障制度(年金など)はジャックの世代が教育を受け、仕事を始め、定年を迎え、死を迎えるまでの期間を基に設計されてきました。つまり、これまでは

教育→仕事→引退

という流れが出来上がり、固定されてきました。

しかし、平均寿命が延び、少子高齢化を迎え、現行の社会保障制度は変わらざるを得なくなってきています。実際に、年金の受給開始年齢は引き上げの方向で進んできていますし、医療費も増加傾向であり、国民の負担はこれから増えていくことが十分に考えられます。収入は減少し支出は増え、さらには寿命も延びる…。

さあ、皆さんもこうなったらどうすべきかもうお分かりですよね?


「今まで当たり前とされた人生設計を変える」


これしかないのです。
そこでこの本が提唱しているのが

「流動的に変身し続ける人生設計」

という考え方です。
例えば、教育を受け、仕事を始め、新たなスキルを身につけるために再度教育を受け、新しい仕事を始め、・・・、引退、
などといった人生設計を指します。

人生100年時代死ぬまでずっと働き続けることはできません。それに近い生き方をする人もいるかもしれませんが、仕事の内容や量は年を経るごとに変化させながら今までより長い期間働くことが必要になってくるでしょう。

このように今までよりも長く働くために不可欠なのが「ワークライフバランス」です。このワークライフバランスがしっかりと確保されることで、自分で完全に自由に意思決定できる時間を作ることができます。
その時間で考えるべきことのひとつに100年生き抜くための資産形成があります。
資産形成とは言っても、お金といった有形資産のみを指す言葉ではありません。

ここでいう「資産」とは有形資産だけでなく、無形資産(以下のようなものがある)のことも指します。

無形資産
・生産性資産(人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素)
・活力資産(肉体的・精神的な健康と幸福のこと)
・変身資産(100年ライフを生きる人たちが生きる過程で経験する大きな変化や多くの変身を遂げるのに必要となる資産(キャリアチェンジのために必要なスキルなど))

このことも踏まえて本のなかで紹介されたジェーン(1998年生まれ)の生き方を資産の観点から覗いてみることにしましょう!

(2019年(21歳))
・世界を渡り歩き、いろいろな人と知り合い、幅広い人的ネットワークを築き、変身資産の強力な基盤を作る。
・有形資産はわずか。
(2026年(28歳))
・旅で興味を持った分野に関する小さな会社をつくる。
・旅で出会った人と協力しながらSNSを駆使してファンを増やし、活力のあるオンラインコミュニティができる。
・自分についての知識を深め、自分がどういう人間で何が好きなのかを知り、選択肢を増やすために無形の資産に多くを投資する。
(2033年(35歳))
・人的ネットワークなどが評価され、有名企業に勧誘されて就職する。
・若い時代に出会った人とは定期的に連絡をとりながら活力資産も強化しているときに夫に出会い、2年後に子どもを授かる。
(2041年(43歳))
・これ以上の昇進は無理と判断し、仕事をやめる。
・夫が家計を支えながら、これまで得たネットワークを駆使して模索しつつ、こどもの面倒をみながら変身資産を強化する。
(2046年(48歳))
・変身資産によって新たな仕事を手に入れ、有形資産を増やす。
・有形資産を増やすことで家族のために割ける時間はあまり多くない。
(2068年(70歳))
・有形資産は増えたものの、活力資産は底をつき始めていたので家族と旅行に行くなど活力資産の補充を優先した生活に変更する。
(2070年(72歳))
・リフレッシュしてキャリアの次の段階へ移り、様々な要素で構成されるポートフォリオ型の生き方の実践(慈善活動や地域コミュニティの活動、ビジネスなどの活動の組み合わせ)をする。

だいぶ削りに削ってジェーンの生き方を紹介しましたが、みなさんはどんな印象を持ちますか?

ジェーンの世代となると人生が非常に長くなり、活力資産を保つのが難しくなっているので、ジェーンはキャリアを中断してリフレッシュし、変身を遂げるための期間を2度設けています。
これらの期間には人的ネットワークをひろげ、自分のアイデンティティについてじっくり考えることにより、変身資産も築き、無形の資産を補充しています。

あくまで一例ではありますが、様々な変化を成功させるためにジェーンは新しいスキルを身につけるために投資をしていて、自分を再創造(リ・クリエーション)する期間を作っています。
人生が長くなる分、自分の時間も必然的に増えるわけなんですが、その時間の一部を娯楽(レクリエーション)ではなく、再創造(リ・クリエーション)に当てる必要性がこれからは出てくると思います。

又、マルチステージ化する人生のキャリアと人生の変化を支えるために家庭内のパートナー同士の関係をどのようなものにするかという点が大事になってくると思います。
ジェーンの世代にはおそらく大多数が共働きとなることで育児などに割ける時間が減る可能性もあります。育児や教育分野は私自身も積極的に関わっていきたい分野であるので気になるところですが、これはある意味チャンスであると思っています。国が子育て支援政策の改革に踏み切ったり、企業も新たな働き方を模索し、人々が求める働き方がなされる企業がこの先残っていくと思います。
(無形資産に投資する時間のゆとりをつくるために週4日、目一杯働いて週休3日制を作るのは良さそう!)

さらに、家族の形も共働きによって変わり、子育てを父方母方の両親に協力してもらうために一緒に住む家庭は増え、支え合う形もできてくるのではないかと期待しています。

このように人生100年時代、社会は大きく変化していくと思います。
これから大きく変わろうとしている世の中でまず、

世界で何が起きていて、変化に対処するために何ができるのかについて誰もが理解を深める必要があります。

理解を深めた後で、これからの時代で何通りも出現するであろう未来の自己像と向き合い、未来に得られるかもしれない恩恵のために、いま厳しい判断ができるかどうか。

これを意識しながら生きていかないといけないですね。
私はおそらく将来医師として何かしらの業務をすることになるのでもちろん医学の勉強は必要ですが、この本でも述べられているように学生で時間のあるうちに無形資産は増やしておくべきだと思っています。
部活の他にも学生団体での活動、読書や資格の勉強、英語などすぐに目に見えて得るのもは多くないのかもしれないですが、それがきっと無形資産として蓄えられると信じて今を生きていこうと思います。


400ページにわたっている本なので全然書ききれないですが、この辺で一旦終わりにします。


人生100年時代、自分で生み出していかないとな。
では。

(ライフステージが変わったときにもう一回この本を手にとってみたらまた違う見方が出来そうだ。)

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ありがとうございます(^O^)/
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医学生。大学1年夏、初めての海外でインドを訪れて人や医療、教育の場に触れたことが考え方や行動に変化をもたらす。 Community pediatrics/教育/育児/まちづくり/ポジティヴウェルフェア/社会的処方/旅/ヘルスケアSHIP 世界中のこどもたちに笑顔が溢れる社会に。

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