たかが一票されど一票。若い世代が政治に参加する障壁を破れ。【第49回衆議院議員選挙】
みなさんこんばんは。
昨日最後の卒業試験が終わり、残すは国家試験のみとなりました。
ここまで長かったような短かったような。
就職先も決まったのでより気を引き締めて勉学に努めていきたいと思います。
さて、明日は何の日でしょう。
そうです、衆議院議員選挙当日です。
皆さん、小選挙区の候補者と比例代表の投票先は決まっていますか。
私は一足先に、昨日卒業試験が終わった足でそのまま投票所で不在者投票をしてきました。
不在者投票とは
選挙日に自身が所属する場所(住民票のある住所とか)に投票に行けない人が選挙日前日までの期間に滞在地の投票所で投票することができる制度
のことです。
私自身は住民票を富山に移さずに富山での大学生活を送っていたので、その対象となっており、
1、名簿登録地の市区町村の選挙管理委員会に不在者投票の請求書を記入して郵送
2、名簿登録地から不在者投票の用紙が郵送される
3、不在者投票用紙を持って住んでいる地域の投票所に行って投票
というかなり面倒な段階を経てやっと投票できました。
なぜここまでして投票したのかと言えば、
子育てや教育といった政治に密接した社会が抱える問題に関心があり、
一番簡単に自分自身の意見を託すことができる方法だからです。
そうは言っても、実は恥ずかしながら今回が初めての投票でした。
過去の自分に投票に行かなかった理由を尋ねればきっと
「面倒」とか「自分の一票じゃ何も変わらない」って思っていたんだと思います。
これまで大学6年間様々な経験をさせていただき、今年の夏には行政でのインターンを経験し、社会の構造や仕組みを作り支え、変えていく面白さを実感しました。
今は大きなアクションは起こせないけど、その一歩として国を変える強い思いを持って立候補している候補者の方に思いを託すことはできます。
若い世代の投票率がなかなか上がらないのも、こうしたきっかけやあと少しの後押しが足りない現状があるのかな、と思います。
(北欧で行われているように義務教育で政治について討論をする時間を作るなど政治がより生活に密接したものになるようにしていかないといけないですね。)
こうしたきっかけに加えて、我々若い世代の投票の障壁になっているものとして、先ほども述べましたが、投票までのいくつかの「面倒」も多いに関係していると思います。
•候補者や政党の比較ができずに調べる手間
•投票所に行って投票する手間
などなど
実際に投票に至るにはいくつもの超えなければいけない壁が存在しているのです。
(この手間から我々が日々の生活で感じる手間についても書きたいことがあるのでまた別の記事で書きます。)
その壁は人によって高さが違いますが、その壁をできる限り低くしようと様々に行われている取り組みが実はたくさんあります。
例えば、
これはいくつかの質問に答えることで自分の考えに近い政党を教えてくれます。
これは一つ目の調べる手間を省いてくれます。
ここの中で特に重要視している項目や質問に対してあまりにも情報が少ないときには、その時に改めて調べればいいんです。私自身も学びを深めることができました。
これら比較サイトはいくつも用意されているので、これらを用いつつ、
そこから特に気になる政策について
各政党のサイトを覗いてみるのもいいと思います。
(私はそうしました!あと、no youth no japanのサイトもおすすめです!)
そして2つ目に書いた投票所に行く手間については
私自身はインターネット投票の導入を強く推したい!
インターネット投票は様々な問題があるのを十分承知しています。
選挙人本人が投票しているか分からない問題も確かにありますが、それも今の技術があれば解決できるように思います。
(身近なコンビニ投票とか)
特に私のように住民票を移さずに1人暮らしをしている大学生にとっては、
せっかく選挙権を得たばかりなのに不在者投票という面倒な手段を使わないといけないことで、圧倒的に選挙への敷居は上がります。
政治に初めて参加する人への敷居が上がれば、その後の選挙でもおそらく投票へのハードルは高いままでしょう。
若い世代が政治への当事者意識を高め、政治に参加しやすい環境づくりのためにも是非導入してもらいたいところです。
これも今は衆議院議員の候補者の方に託しながらも声をあげ続けていこうと思います。
長くなりましたが、いよいよ明日は投票日です。
この記事が、とは言いませんが明日、そのまた先の政治に参加するきっかけのほんの一部にでもこの記事がなれば嬉しいなと思いつつ、明日の結果を楽しみに待ちたいと思います。
たかが一票かもしれませんが、その一票がなければ何もかわりません。その一票が何かを変えるきっかけにもなり得ます。
まずは投票所に!それでは良い休日を。
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