「大学入試英語4技能評価ワーキンググループ」の設置について(平成30年12月12日)
2020年度から開始される大学入学共通テストの枠組みで行う民間の英語資格・検定試験を円滑に実施するため、大学や高等学校等の関係団体及び試験実施団体を構成員とするワーキンググループを設置し、各試験団体の準備状況等について情報共有を図るとともに、今後想定される問題点及びその対応策等について、意見交換を行います。
1.背景・目的
大学入学者選抜で「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語の4技能を適切に評価するため、大学入学共通テストの枠組みにおいて、現に民間事業者等により広く実施され、一定の評価が定着している資格・検定試験を活用することとし、これを具体化するための仕組みとして「大学入試英語成績提供システム」を大学入試センターにおいて構築しているところです。
今後、本システムの適切な運用がなされるよう、大学入学者選抜における英語の4技能評価に関係する団体及び試験実施団体等によるワーキンググループを設置し、準備の進捗状況を共有するとともに、必要な事項について意見交換を行うことを目的とします。
2.検討事項
(1)「大学入試英語成績提供システム」の準備状況に関する事項
(2)「大学入試英語成績提供システム」で想定される問題とその対応に関する事項
(3)その他
3.構成員
別紙のとおり。
4.今後のスケジュール
年内に第1回目の会議を開催し、年度内に複数回の実施を予定しています。
※本ワーキンググループは、大学入学者選抜等に係る非公開の情報をもとに検討を行う必要があることなどから、原則として非公開で行います。
別紙
【大学入試英語4技能評価ワーキンググループ委員名簿】
青山 智恵 ケンブリッジ大学英語検定機構試験開発部門日本統括マネージャー
浅田 和伸 独立行政法人大学入試センター理事
石崎 規生 千代田区立九段中等教育学校長
石橋 敬太郎 岩手県立大学盛岡短期大学部教授
沖 清豪 早稲田大学文学学術院教授
奥 明子 日本私立短期大学協会副会長、学校法人貞静学園理事長、貞静学園短期大学長
鹿島 英亮 公益財団法人日本英語検定協会検定事業部部長
川上 浩良 首都大学東京学長補佐(アドミッション・センター長兼務)教授
込山 智之 株式会社ベネッセコーポレーションGTEC・グローバル事業開発部長
笹 のぶえ 全国高等学校長協会会長、東京都立三田高等学校校長
塩崎 修健 公益財団法人日本英語検定協会教育事業部部長
田中 純 東京大学教養学部教授
根本 斉 一般社団法人CIEE国際教育交換協議会事業統括本部長
羽田 邦弘 埼玉県教育局県立学校部副部長
春名 啓紀 株式会社ベネッセコーポレーション取締役
平方 邦行 工学院大学附属中学校・高等学校長、日本私立中学高等学校連合会常任理事
前田 剛 IDP:IELTS Australia業務管理及び事業開発マネージャー
三橋 峰夫 一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会R&D室室長
安井 利一 明海大学学長
安田 智恵 ブリティッシュ・カウンシル試験部部長
○山口 佳三 北海道大学名誉教授
渡邉 伸雄 一般社団法人CIEE国際教育交換協議会TOEFL事業部課長
計22名
○:座長
お問合せ先
文部科学省高等教育局大学振興課大学入試室
電話番号:03-5253-4111(内線4905)