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テレビ局のエントリーシートって面白い!! 〜内定が出るESの作り方〜

どうも。ゆーしんです。

タイトルにあるように、テレビ局で働きたいなら、まずはESを通過させなければなりません。今回は、テレビ局で通過しやすいESを作るポイントを2点お伝えしたいと思います。

その前に、、、前回の記事にも書きましたが私は理系出身のテレビマンです。

学生当時、テレビ局の採用倍率が非常に高いことは知っていましたので、もちろん研究分野に関連するメーカーに対しても就活を行っていました。

テレビ局とメーカーの両方のESを経験した私が感じた事として、やはりテレビ局のESは特殊です。メーカーのES内容は、志望動機や学生時代に頑張ったこと(いわゆるガクチカです)、研究内容がほとんどです。通過するレベルのESを一度作ってしまえば、あとはコピペでどのメーカーにも対応可能です。

しかし、テレビ局のESではそうはいきません。なぜなら、設問内容が局によって様々だからです。その局の番組に紐付けた設問(例えば、あなたがアメトーーク!に出演するなら何芸人として出ますか?)や皆さんの発想力を問う設問(あなたがバズらせたいものをインスタ風に表現してください。)など局ごとにユニークなESになっています。しかも、書ける文字数が非常に少ない。この中で如何にして自分をアピールするかが求められます。大変ですよね。

しかし、テレビ局のESの中にも、メーカーのように共通して聞かれやすく、しかも、この部分さえしっかり書けていればとりあえずES段階では通過できる可能性が高い部分があります。それが、、、

1. あなたがテレビ局に入って作りたい番組は何か


2. あなたが今のテレビに感じる課題は何か、そしてそれを解決するためにどうしていきたいか


これが今回お伝えしたい2つのポイントです。


1.あなたがテレビ局に入って作りたい番組は何か

テレビ放送以外の部分でもビジネス事業を展開することが増えてきたテレビ局ですが、やはり放送コンテンツはテレビ局として最も大切にしている部分です。皆さまもテレビ局を志望する以上、新しく作ってみたい番組があるはずです。面白いコンテンツを作ることが出来る人達がYoutube等に流れている現在、テレビ局側も企画力のある人材を求めています。

だからこそ、作りたい番組企画を少なくとも一つは、細かく練り上げておくべきだと思います。

ターゲット層は? 放送時間帯は? MCや出演者は? そしてどんな番組内容か?

作りたい番組は面接で聞かれることも多いです。まずは、文字数は気にせず自分の作りたい企画を創り上げてみましょう。そこからESに文字数を合わせたり、面接で冗長にならないように、コンパクトに説明できる形を作っておくと後々活きてきます。

私の感覚では、企画を書く部分の出来が良いと、他の設問の答えが弱くともESは通ります。私も自信のある鉄板企画を一つ持っていました。この企画を記載したESが落ちたことはありません。ぜひ皆さまもベストだと思う企画を練り上げてみてください。

2.あなたが今のテレビに感じる課題は何か、そしてそれを解決するためにどうしていきたいか

皆さまもご存知の通り、今、テレビ局は苦境に立たされています。インターネットが台頭し、若者のテレビ離れがどんどん進んでいます。これまでテレビはメディアの王様であり、言ってしまえば、何をしても、つまり課題なんか解決しなくても視聴率が取れてしまう時代を送ってきました。なので、テレビ局員たち(特に年齢が上の人たち)は今の状況に対しても楽観的な人たちが多いのが現状です。

だからこそ、テレビ局はテレビが抱える課題に対するアンテナを持ち、かつ、その解決策を提案することができる人材を求めています。

そこで、自身がそのような能力を有することをES内でアピールすることが重要です。私たちデジタルネイティブの世代だからこそ思い付くことができる課題や解決策を提示できればベターです。

以上の2つが私がテレビ局の就活を通して感じたポイントです。ぜひ、参考にしてみてください。

特に2は、直接設問として聞かれていなくとも、うまくES内に盛り込みたい内容です。例えば「あなたが今ハマっていることはなんですか?」という設問であれば、ハマっていることに、あなたが考えるテレビ局の課題を解決するために必要な○○、あるいはそれに関連するものを挙げ、その後あなたの考えるテレビ局の課題の話題に繋げていくなど。

設問ごとに、これは自身のクリエイティブ力をアピールする設問、これは課題解決力をアピールする設問、というように区別し、一つのES内で余すことなくあなたの魅力を伝えてみてください。

それでは失礼いたします。

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