「3.3の質問」

いつも素敵な山下さん(@thgirlasyawla) からの質問に答えてみます。
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・Q1　前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか？

A1　虎

暑い土地で四六時中水浴びをして、いつでも香箱座りで考え事をしていたと思う。群れにいることや狩りにはあんまり積極的じゃなかったような気がするので、どこかで飼われていたのかもしれない。それは多分動物園とかではなくて、タイで訪れたトラ園のような。

・Q2　もし人を殺すとしたら、どんな手段を択びますか？

A2　全身を点検させてもらってから絞殺

人を殺すことそれ自体には全然ピンとこないんだけど、「殺人＝他人の体を自由にできる」と考えると、わたしにもしそういうチャンスがあったら全身を色んな触り方で点検させてもらいたい。どんな感触でどんな反応が返ってくるのかすごく興味がある。絞殺はたぶん唯一道具を使わない方法なので選んだけど、自分が最後まで手を緩めずにいられる気は全然しない。誰も殺したくない。

・Q3　宇宙人から＜アダマペ　プサルネ　ヨリカ＞と問いかけられました。何と答えますか？

A3　しっかり目を合わせて、ニコッと笑いなからゆっくり＜アダマペ　プサルネ　ヨリカ……？＞と繰り返す。

目を合わせるとか笑うとかは野生動物にとって本来威嚇だと聞いたことがあるので、無意識に警戒しているのかもしれない。
たぶんわたしは普段から言葉にとても頼って生きていて、だからたぶん必死な笑顔になってしまう。
幼い頃から日本語が達者だったので外国語を学んで初めて言葉が出ない、伝えられない苦しさというものに向き合った気がする。そこで人に話が伝わるよろこびを感じられたのはすごくよかったな、世界への信頼を獲得するのに必要な過程だった。めちゃくちゃ話が逸れてしまった

・Q3.3　3と0.3を量ではなく質として比べた場合、どちらが純度が高いでしょう？

A3.3　３

(山下さんと同じく)０に近いので0.3、と答えかけて、わたしにはそこまでの強度はない、と思い直した。何者かにきちんとなりきっている３に憧れるし、安心なんだろうと思う。
これが0.4と４だったらきっと答えは変わっていただろうな、わたしは昔から偶数が苦手。色が悪い。

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以上、わたしの答えでした。

これは最近始めた就職活動でも気づいたことだけど、質問されるのはすごく楽しいな、全然使っていない脳みそを使う感じがする。

同じ質問に対する違う人の違う答え、というような企画は自分と同じ世界に生きる他者の存在を明らかにする行為で、いつでもそれに救われてしまうし、わたしは他人への野次馬的興味がめちゃくちゃあるのでとても楽しかったです。ありがとうございました。！

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