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2023年1月25日

 子犬と午後の散歩に行った帰り、住んでいる建物のエレベーターで配送業者の人と一緒になった。止まる階も一緒だし、その配送業者の人が持っている荷物は、箱のデザインからして、私が頼んだものだ。

 配送業者の人も、私だと気づいたらしいのと、子犬と暮らし始めたことに気づいたらしい。その人は、ちょっとだけ手を出して子犬と挨拶し、子犬は満足そうだった。

 それからエレベーターを降りると、もともと置き配を指定していたし、その人には玄関脇に荷物を置いてもらった。去り際にその人から、「大きくても小さくても、吠えるわんちゃんは苦手なんですよね。この子は吠えなくて、良いですね。」と言われた。その配送業者の人も、悪意あっての発言ではないだろう。

 今のところ、子犬は外では余程のことがない限り吠えない。子犬が外で吠えたことがあるのは、ちょっと離れた公園まで出かけた時の1回だけだ。

 犬が吠える、と言っても、その吠え方にも種類があり、意味合いがある。けれども、犬と暮らしたことがない人、犬が苦手な人は、そんなこと知らない。犬と暮らしていても、知ろうとしなければわからないまま、誤った対応をしてしまう。

 犬のことも、他人のことも、知るきっかけがなければ、知ろうと思う気持ちがなければ、そのままになってしまう。相手にもよるけれど、互いに良い関係を築くためにも、無理をしない程度には、何かを知ろうとする行動だとかが大切なのかもしれない。

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