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まんが「バジーノイズ」 レビュー

最近、路上ライブに興味を持っている。今まで全く気にしたことがなくて、素通りしていたのに今はすごく気になってしょうがない。

理由はまんが「バジーノイズ」の影響だ。
ここからコミックス1巻のネタバレ入ります

なんといっても舞台が神戸。(神戸在住です)
自分がいつも通ってる場所とか、まんがに出てきたらなんだかテンション上がっちゃいます。

主人公 清澄(きよすみ)
ヒロイン 潮(うしお)
一話から、窓ガラスをフライパンで割って解決しちゃう潮がカッコいい。エモい女。

SNSでバズらせる、という考え方が現在(いま)をしっかりと切り取っている。
「音楽はタダ」 このセリフに私はドキっとしました。なんでもネットにアップされている時代。誰でも簡単に聴けてしまう。私もタダで音楽を聴いている一人だ。
だからこそライブの重要性って上がっているのかな。音楽に関しては詳しくないので、分かった風には言えないけど。

1巻ラストの路上ライブシーン。
「人生に解決はないらしい。ただ悪化と、比較的良好だけがある、ってネットでみた。」

「音楽もなんも解決せえへん。ただ悩んだまま、踊らせるんや。ずっと、ずっと、」

それから路上ライブを見ると、清澄を思い出したりして。その様子をスマホで撮影する人たちが、潮と重なったりして。
なんだかすごく影響されているのです。

人生を左右するような出会いがあるのかもしれない。そう思って日々を過ごすようになった。

こうやって思考に直接影響するような芸術作品にもっともっと、触れて生きたい。

2巻を楽しみにしています。

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