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センターから迎え入れるという選択肢

こんにちは tsubasaです。最近はめっきり寒くなってうちのめちも隙あればわたしのひざ元やベッドの毛布に潜り込んでます

ところで、ねこを飼おうと思ったら最初にどこを想像しましか?ほとんどが「ペットショップ」だと思います。ご家族 知人から 「たくさん産まれたから~」と譲ってもらったなんてこともありますね

最近まで実家暮らしだったわたしは一緒に住んでいる祖父母がねこ嫌いのため飼うことができないでいました。念願の1人暮らし生活でねこねこ素敵ライフを叶えるために家具をそろえるよりも先にねこを探し始めました

動物放棄 ダメ絶対

突然ですが動物病院あるあるを。冬が明けて暖かくなると病院の玄関に段ボールが置いてあるんですよ。「この時期がきたか...」って箱を開けると2~3匹の子猫がミーミー鳴いてるんです。そりゃこのままにはできないので病院で保護して育てます。乳飲み子も卒業して6ヵ月齢位になると、診察で来られた飼い主さんに「子猫いますよ~」って声かけるとありがたいことに引き取ってくれるんです。どうしても残った子は病院のねこちゃんとして迎え入れたりします。

動物を捨てることは重大な犯罪です。最近は玄関先に防犯カメラも設置している病院も多いです。捨ててる人の顔、バッチリ映ってますよ!!

なので迎え入れるなら病院から引き取ると考えていたのですが、タイミングが良いのか悪いのか働いてる動物病院では捨てられたねこちゃんがいなくて、それなら保護施設を探そうと思いました。

ねこちゃんを探す旅へ

まず最初に保護ネコカフェを探してみました。あそこはキャットカフェと同時に身寄りのないねこの新しいオーナーを見つける窓口的存在でもあります。たくさんの人がお客さんとしてくるので小さいころから人にも慣れてますし、たくさんの兄弟姉妹ねこがいるので社会性も備わっています。広いスペースで遊んでますし、何よりネコ好きのスタッフが愛情込めて育ててます。迎え入れるならうってつけの場所です。
しかし迎え入れるにあたってのルールが定められていて...

・ペット可の物件であること(そもそも当たり前)
・1人暮らしNG(つまり独身✖
 ➡(飼い主の生活環境が落ち着いてからということ?)
・10~20代&70~90代 NG
 ➡(若すぎると飽きて捨てる可能性、老いてると先立たれる可能性) etc...

そりゃ生き物を飼うことなんだから生半可な気持ちじゃ譲れないですよね。ごもっとも。保護ネコカフェも全部が野良猫ってわけじゃなくて家庭の事情で飼えなくなってやむおえず引き取った...なんて猫もいるはずです。
このくらい厳しいのは当たり前のことですし、そのスタイルを貫いて欲しいと動物業界で働く人間として思いました

動物愛護センターでめちとの遭遇

さてさて自身が20代の男ですし、一人暮らしをして間もなかったのでほとんどの条件を満たさず、どうしたものかと困っていたら、隣の市の動物愛護センターでねこの譲渡会があるじゃないんですか。すぐに手続きして向かいました。
センターの条件は「生涯愛情をもって育てること」ただ1つだけでした。
大前提として「捨てない」「暴力を振るわない」「適切な環境で育てる」等ありましたが 性別や年齢、住んでる場所などの条件はありませんでした。(もちろんペット可の物件であることは当たり前です)

その日は2ヵ月齢の♂と♀の兄弟猫の2頭だけでした。そのうちの♂ねこが めち ということですね。自分以外にもう1組参加していて仲良く1頭ずつ引き取ったというわけです。兄弟姉妹をバラバラにするのは少し気が引けましたが、自分が引き取らないせいで「この子がいつまでも残って寂しい思いをするかも...」と思い迎え入れました。

いまでは立派な甘えん坊の♂ねこに育ちました
兄弟がいたこと覚えてるのかな...って感じですね
そりゃ最初は寂しかったと思いますけど、自分自身が新しい家族として愛情もって育てれば良い。そう思いました。

保護施設から迎え入れるという選択肢

ペットショップでねこちゃんを迎え入れるということも間違いではありません。純血のねこちゃんはほぼ保護施設では見つからないです。ほとんどがMIXねこです。なによりケージ内でわちゃわちゃ動いている姿は本当にかわいいです。自分も保護ネコカフェでの条件が合わなかったときになんど目を奪われたことか...
ですが愛護センターや保護ネコカフェにもねこちゃんはたくさんいます。少しだけ条件が厳しいかもしれませんが、飼うことに興味があれば保護施設も探してみて下さい。身寄りのないねこちゃんに1度会いに行ってみて下さい。最高の出会いが待ってるかもしれません。

ちなみに、動物愛護センターでは
1回目のワクチンとマイクロチップ ノミダニ予防 ネコエイズ検査等
済んでいましたが、その場で支払うお金は一切なく、数日分のご飯と猫砂もいただけました。数万円程度はかかると思ってましたが...
余ったお金は立派なキャットケージとキャットタワーにかわりましたb


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