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専門にとどまらず

こんばんは。今日は学問領域の「もう一つの関心」の話です。

自己紹介ほか何回か書いていますが、私はゴリゴリの文系です。主たる関心は日本文学で、日本文学(特に近現代)において古典や海外文学をいかに受容してきたか。

ですが、理系的分野にも関心があります。それは、スポーツ科学。元水泳部だからなのか、故障して競技を続けられなくなったからなのか、理由はわかりませんが大学1年からそういう感じの科目をいくつか取ってきました。

例えば、人の歩行がどのようなメカニズムで行われているのかを脳機能に着目して考える。スポーツ医学で捻挫や肉離れ、打撲などの原因と治療について知る。乳酸と運動、疲労の関係を学ぶ。他にも、いろいろあります。

人の動きを科学的に見るというアプローチが結構面白くて、今期取っているスポーツ科学概論も(今期の履修で一番)楽しみにしています。数学とか物理学とかよりイメージがしやすいのもいいのかもしれません。

今日の授業では、動物の歩行メカニズムについて細胞レベルでの実験やシミュレーションについての講義を受けました。英語だらけでよくわからない部分もあったのですが(苦笑)、遺伝子を一つ変異させるだけで歩行スタイルが変わってしまうのが驚きでした。

今はスポーツから離れてしまった身ですが、授業を聞くのが楽しいです。昔からスポーツに馴染んでいたからか、自分の動きや聞いたことある症状がこういう原理で起きるのだと納得すると、自分の運動部時代を振り返るのも楽しくなります。

今度11月にスポーツ心理学とスポーツ栄養学の授業があるようで、とっても楽しみです。自分のこれからにも役立つような気がしています。

文理の枠は、あまり厳格に立ち現れない方がいいなあと思っています。専門教育ばかりに行くのはつまらないなという気持ちがありました。教職があるので教育学的な分野、(言語学だけでなく思想としての)翻訳論とか。理系分野だと、精神医学とか進化学とか。

大学生のうちに、いろいろ勉強していきたいです。

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