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職歴学歴に自信のない主婦がフリーランスになるまで【1】

2022年ももう少しで終わり。今日は子どもの託児、年末最終利用日です。
私はというと、いつの間にかフリーランスになって、早4年。在宅ワーク歴はそれ以上が経ちました。

そこで、振り返りと自己肯定!を兼ねて、これまでの研さんを少しずつ記録したいと思います。

今回は1期・2期と題し、本格的に働くまでのことを振り返っていきます。「また働きたいな、働けるかな」という方のちょっとした参考になれば幸いです。

1期:専業主婦、つわりに苦しむ

結婚後、専業主婦となった私ははやばやと退職しました。
今考えると、もったいないことをしたなーとは思いますが、「家に入る」という固定観念でがちがちだったのです。

ただ、昔から「働く」が好きだったので、どうしても働きたいと眠っていた司書資格を活かし、かねてからの夢であった図書館でパートタイマーとして勤務。

ただ、もともとの乗り物酔い×つわりで電車に乗れない、立てない日々が続き、断念……

2期:2人目妊娠中、データ入力に励む

その後、やはり働きたいと、一時保育を利用したり、子連れで求職支援を受けやすい「マザーズハローワーク」を利用しました。

そこでは仕事は見つからなかったものの、企業併設型の保育園・託児所があると知り、「子どもの近くで働く方法もある」と知りました。それからは「企業 託児所あり」で求職する日々。

その後、車の運転が苦手なこともあり、通勤時間の短いところを探す中で「在宅 データ入力」の仕事があると知り、最初はおさがりのPCを使って、簡単なデータ入力からスタートしました。

しかし、この”簡単なデータ入力”は、いわゆる内職のような賃金形態で、やれどもやれども稼げない日々でした。1日に14時間以上の入力を連日、子どもを抱えたまま行うこともありましたが、時給換算で100円ぐらいの収入。

「働いている、子どもともいる、でもこれじゃない!!!」という気持ちでいっぱいでした。ノルマも期日もあったので、泣きそうになりながら入力した思い出があります。

別のところを探していましたが「簡単なEC代行です!初期費用を50万円振り込んでもらって……」という詐欺電話がかかってくることもありました。

それでもやはり働きたい気持ちはあったので、ファミリーサポートセンターの登録説明会に参加し、「なにかあったら、預けられるところ」を確保するように動いていました。

ただ、その頃はまだ家族で「共働き」を認められておらず、私も「家事育児もおろそかにしてはいけない」と思い込んでいたため、精神的にはとてもきつかったです。まわりから「まだ働きたいと思っているの?」「子どもがかわいそう」という言葉を実際に言われたこともあって、常に罪悪感をかかえながら、スマホ片手に求人検索をしてばかりいました。

このときの支えは、児童館でお世話になった先生方と、育児をしながら自分の趣味も大切にしていたママ友、そして育休を取得し、共働きしながら子どもへの愛情にあふれていた家族と知り合ったことです。ときどき会うぐらいでしたが、あの人たちがいなかったら、日々の生活を踏ん張れていなかったと思います。

利用したもの① 一時保育

内容:保育所に1日あたり2,000円ほどで預けることが可能な、行政による子育て支援サービス。仕事でない場合は、倍額で「リフレッシュ保育」として利用可能。

メリット:安くて、安心!
デメリット:予約が取りづらい、電話予約、持ち物を大量に持参しなくてはならない
予想外だったこと:たまたまお手洗いがよごれていたことがあり、娘が利用を拒否するようになった。。。

2014-2016年頃に利用

利用したもの② マザーズハローワーク

内容:保育料はなし、キッズスペースで遊ばせている間、見てくださる方がいた。その間に、母親は求職相談、検索端末の利用などが可能。パソコンの基本操作を学べる講座や、面接練習セミナー等も開催されていた。

メリット:駅近、ベビーカーでも行ける
デメリット:検索システムが見づらい
利用所感:子育てと両立できる仕事として、職種が限定されているように感じた。また、「スキルを上げて仕事したい」というニーズに合うものが、専門的なもの以外はあまりないと感じた。国家資格等をとるための講座は開講されているが、拘束時間が長めで、やや応募しづらい。

2015-2017年頃に利用

利用したもの③ 児童館

内容:住まいの近くにある、平日や土曜日に開いているため、家以外の場所で過ごせる
メリット:同年齢児の親と知り合える、支援員の方に子育ての相談が可能
デメリット:託児なし、同年齢の親が集まるが(教育方針が違うことも多く)小さないざこざが発生しやすい。
利用所感:子どもの性格によっては、行くことで余計に疲れてしまうことも

2014年-2017年頃に利用

登録したもの ファミリーサポート

内容:住まいの近くの登録者に、原則その方の自宅で預かってもらえる
メリット:送迎サービスあり、料金が良心的
デメリット:説明会への参加が必須。初回面談が必要。
近くに親族がいる場合、利用になんだか気がひける。

以前は、主な連絡手段が「紙・電話」でしたが、(私の在住地域では)
2022年度より、オンライン経由の予約が可能になりました。

2016年に登録

登録したもの キッズライン他、シッター派遣サービス

内容:ベビーシッターサービス
メリット:オンラインで予約できるものが多い、家事代行や習いごと利用可、病児保育ができる登録者もいる
デメリット:初回面談が必要、短時間でも高額な利用料になる、近隣で見つからないことがある、直近の予約がしづらい

2016年に登録

次回以降は「3期:新たな働き口さがしと、開業手続き」「4期:リモートワークへの奮闘と、家族の関係」「5期:さらなる一歩と、自己理解のためのリカレント」を書いていきたいと思います。(仮題です)

読んでいただき、ありがとうございました。
仕事と家族と子育ての両立がうまくいきますように!

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