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人生迷子3 1社目ブラック企業編


人生迷子シリーズ3回目です。

前回は大学時代の就活で内定を貰ったところまで書いたので
今回はその会社に入社してからのことを書こうと思う。

タイトルにすでに書きましたが、
結論からいうとこの会社は超ブラックでした。

残業代出ない。
毎日終電で帰宅。
土日出社もあり、気がつけば3週間休みなしのことも。
一応代休取れるはずだけど、業務が回らないので実質消化不可。
時給計算すると最低賃金余裕で割っているむなしさ。
ボーナスもゼロ。
たった3日の研修で、即OJT。
私のトレーニーはまだ新人な入社2年目。
2ヶ月に1人ペースでやめていくので、3年いれば古株。
入社半年後にはトレーニーの先輩も辞めて、一人立ち状態に。
因みに、先輩も残業時間多すぎてハローワークにタイムカードを提出して
自己都合退社を会社都合退社扱いに変えてもらっていた。

今思うと有り得ないし、もっと入社前に確認しておけよ自分!!

って感じなんですけど。

社会人になって最初の10年は超激務したいとか
アホなこと考えてた私のことなので、
知っていても、入社てたかもしれません。

何故か『若い時の苦労は買ってでもしろ』
って、思っている節があって、
新人のときに大変な思いをすることは
バリキャリ(←実態のない妄想)への道につながるのでは!?
って感じの、どうしようもなく能天気な思い込みもあり。

二重の勘違いのもと、イバラの道へと突き進んでしまったのでした。

昔は何故か、【楽=悪】と思っていたけど、
そもそも苦労ならなんでもいいってわけじゃないですもんね。
みんなはこのことに、もっと早く気づいていたんだろうなぁ。

まぁ、総合して考えれば、
本当人生に無駄はないと思うし、
それは今でも変わらないけれど、
不要な苦労はないほうがいい。
ましてや買う必要なんてないに決まっていると
今なら言える。

本当、こうゆうコトワザは
私みたいな勘違い野郎を創出するのでやめてほしい。。。
辞書から消したい!

とはいえ、前述のようにこの会社で得た部分ももちろんあって、
そもそも仕事自体は嫌いではありませんでしたし、
研修とか、フォローが薄い分、
自分で早急に環境に適応する術と、
まわりをうまく使う術は身についたかな。
だから、取引先の人に「今年入社の新人です」って言うと
驚かれて、「どんな研修してるんですか?」とか聞かれたりしてた。

なんとか、かんとか働きながら
世の中には「石の上にも3年」ってムードもあったので
3年はがんばるぞ!と思ってはいたのですが、
結局は体調に支障をきたしてしまいました。

親からも常々やめろと言われている中で、
「再来月までに辞めないと、
失業中に困っても助けてあげない」
と、言われたことをきっかけに

入社後、約1年半で辞めました。

本当にお金がなさすぎたので、
社会人になってまで親に頼るのもどうかと思いますが
その言葉が一番効いたのを今でも覚えています。

辞める時、有給消化後に手続きのため出社すると
会社に近づくにつれて体中が痒くなり。

会社につくと痒さがマックス。
全身に蕁麻疹がでたもたいでした。
特に、頭と手のひらと足の裏が痒すぎて、
手続きどころではない状態。

おそらく、精神的にも相当きていたのでしょうね。

この時は仕事をたった1年半で辞めてしまった自分が
なさけなくてしょうがなかったし。
仕事が続けられなかったことで、
仕事に対する自信をすっかり失ってしまっていたのでした。

2社目に続く。

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