マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.❾令和5年版科学技術・イノベーション白書(文部科学省)
どうもどうも、吉良です。
マンガデザインプロデュースシリーズも前回の「ANA総合研究所編」から「祝・Jリーグ30周年❶・❷」を挟んで3週間振りになります。その間に国会が開催され、様々な案件が閣議決定されています。
その中の一案件にマンガデザイナーズラボがプロデュース&デザインした閣議案件がありました。採択されなければ日の目を見ることはないのですが、採択されれば日本の本年度の指針になるものです。
いつ討議されているのかまったくわからない状況でやきもきしていたのですが、6月20日の火曜日に文部科学省のHPに掲載されました。つまり採択されたわけです。実はこれで4年連続、大変ありがたいことにマンガデザインで日本の未来を描いています。
本件のマンガデザインプロデュースの内容については、担当営業の末弘氏にお手伝いをしてもらって書いていきます。
今回は前述の6月20日に文部科学省のHPに公表された最新事例、文部科学省の「令和5年版 科学技術・イノベーション白書」のマンガデザインを紹介します。
初めてこの名称を聞く方にご説明すると、この白書は平成7年に施行された「科学技術・イノベーション基本法」に基づき、国が科学技術・イノベーション創出の振興に関して、どんな施策を講じたかを報告するためのものです。
この白書は、文科省のホームページからいつでも見ることが出来ます。
「科学技術・イノベーション白書」は名前を変えながらも、昭和33年から毎年刊行されており、マンガデザイナーズラボでは令和2年版(※当時は「科学技術白書」)から今年で4回目の制作となります。
「未来は撮れない、だから描くしかない」をコンセプトに展開しているマンガデザインマッピングについて、これまでイリソ電子工業やANA総研を紹介してきましたが、実はこの手法が確立したのは、この文部科学省の科学技術白書(令和2年版)からになります。
令和2年版はSDGsと絡めて日本の科学技術をマンガデザインに落とし込む、という内容でした。8つのテーマを1ページずつ描いて欲しいという要望に対して、8つのテーマを1つのビジュアルにまとめる手法を思いつきました。これがまさにマンガデザインマッピング誕生の瞬間です。
公開されるなり大変な好評をいただき、こちらは小学生向けのバージョンも制作することになりました。
そこから令和3年版では「Society5.0」、令和4年版では「総合知」と、日本のビジョンを描かせていただきました。国が重要視している方向性をいち早く制作の段階で知ることは、大変勉強になりました。
令和3年版のSociety5.0についてはマッピングの動画化も行い、約8万5千回再生されています(※6/25現在)。文部科学省の公式動画の中で、かなり多い方だと聞いております。
話しは戻って、今回の令和5年版の制作テーマは「地域から始まる科学技術・イノベーション」となっており、昨年、総合知の象徴として描いたタンポポの種子が、今年は全国に広がる様子を表現しました。
詳細は文部科学省のHPに弊社の紹介と共に下記のように記載されています。
こうしたストーリーを創造し表現できるのも、マンガデザインマッピングの特徴の1つですね。
日本の最先端技術の今がわかる科学技術・イノベーション白書のマンガデザインマップ、如何でしたでしょうか?ぜひ感想や質問などがあれば、コメント欄にお願いいたします。
次回のマンガデザインプロデュースもお楽しみに!
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