Majoka

乱雑でもって楽な生き方。 粗雑にハンドメイド。

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最近の記事

目標は毒物

目標を達成すると気持ちがいい。 目標を立てずに達成感も無く何かをやるのは、自己との壮絶な死闘。 でも、それもまた気持ちがいい。 成長とか、進歩とか、そういう物は気持ちがいいけど、それに慣れてしまうと、乱されやすい気がする。 無味乾燥であっても、淡々とやるという事が好きだ。 達成を目的にすると非常に苦しい。 達成出来ない恐怖を感じる。 そして、いざ達成せねばならぬ時に最適な時間を予測出来るのは、きっとその無味乾燥な淡々とした状態の上に成り立っている。 淡々と。 成長を辞めてしま

    • 解いた毛糸の癖伸ばし

      かつて染めた無印良品のセーターの肘がついに擦り切れて、解いてあった。 中細かそれ以下位のラーメン状の毛糸が二本取りされていて、リブなどにはナイロンが編み込まれておりました。 ナイロンは取っ払っておいて、真っ直ぐに伸ばします。 ついでに、夫に昔プレゼントした小さくてピタピタになったスヌードも解く。 これがまた、撚りのゆるいほぼ原毛纏めたヤツでフェルト化手前だったのと、下手な編み方で毛糸を突き抜けて編んでいたりして、一苦労でした。 そこそこ熱めのお湯に浸して数時間放置。 洗剤入

      • ゴム編みのスヌード?ベスト?①

        1800年代のヨーロッパを舞台にした映画やドラマで見かける、庶民女性の防寒着が物凄く欲しくて編む事にした。 編み始めてから、三角ショールの方がメジャーだと気がついたけど…… 巻き方としては、晒の抱っこ紐に似ています。 凄く長く編んで端を繋げて輪っかにして、腰に掛けて前でクロスして肩に引っ掛ける。 何メートル編めば良いのだろう…… 編み方は、コンビ式でサクサク編んでおります。 毛糸は10年以上前に買った物の様な…… 一度マーガレットに仕立てたけど、肩幅が広いのでこの毛糸でマーガ

        • ピンクのタイパンツを雑に継ぐ①

          パジャマ&コンビニ服にしている、ホットなピンクのハーフタイパンツがある。 購入した直後は通勤服にもしていた。 当時の上司には仕事中は着替えるとはいえかなり嫌な顔をされた。 2017年の写真には既に写っていたので、恐らく2017年に買ったのだろう。 この手の物は5年も着て居ると、劣化する。 そのふわふわな質感は、さわり心地抜群。 優しさで出来ている。 生地が擦り切れて、裂けてしまった。 新しく買うのは面倒臭い。 同じ物を探すのも面倒臭い。 恐らく同じ物は無い。 全く同じ物が良

        目標は毒物

          かじられた棒針で編む夫のベスト①

          気付いたら、棒針の先が割れていた。 4本棒針の一本が割れたらいったいどうすれば良いのだろう…… 匠一本から買えたらいいのにねぇ〜 猫ががじがじしたのだろうな…… 外に出してたのが良くないんだけど…… セーター本体も猫の毛を編み込んである。 キャット混ウールだ。 5玉で千円程度のココア色?あずきバー色?の中細毛糸を二本取り、リブは3号メリヤスは5号。 今どき棒針で輪編みというのも遅れている。 何故棒針で輪編みをするのかというと、棒針で輪編みしている姿がなんだかかっこ良く感じる

          かじられた棒針で編む夫のベスト①

          今わかりあえなくても話す。

          子供の頃、何か悪い事や間違った認識をして、叱られて、諭されて。 その場を適当に対象して収めつつも、その意味を理解出来なかった事が沢山ある。 大人になっても、考え方の違いで袂を分かつことがあっても、お互いに良い感じに今の考えを話しておくことって結構大切なのだろうと思う。 相手の考えをふと受け入れられる瞬間が訪れたりする。 相手を今すぐ変えよう、解らせようなんて無駄な事で、自分だって変わらないし解らないからぶつかるのだ。 ただ、大人になると考え方が違い過ぎる人とは距離を置かない

          今わかりあえなくても話す。

          女性と男性がどうでもいい。

          勤勉だったり、努力家だったり、クリエイティブだったり、秀才だったり、人格者だったり、優秀な人が女性というだけで社会で正当に評価されない、という事はどうかと思う。 絶対に評価されて、社会を動かす一人の人間として存在してほしいと思う。 だがしかし、私はそうではない人間という感情がどんどん膨れ上がっている。 正社員になりたいとも思わない。 フルタイムや正社員で働いたら人間生活もままならない自信がある。 それで家事と子育てをしている人達を見ると、男女に関わらずとんでもない体力だな

          女性と男性がどうでもいい。

          美容畑で捕まえて

          美容。 無い袖は振れない。 そういう消極的な姿勢で過ごすこと十数年。 10代前半で美容には力尽きてしまった。 というか、薬局のシャンプーや生理用品での肌荒れが始まって世界が一変してしまった。 それから、石鹸ブームに乗ってみるものの、石鹸ってめちゃくちゃ乾燥する。 頭皮の禿と炎症は治ったが、髪はボロボロになった。 今もシャンプーはジャーニーしておりますが。 皮膚も、きっと同じなのだろうと思った。 天然オイルを使ったり、ナチュラルな化粧品を使ったり、色々やって、グリセリン

          美容畑で捕まえて

          チャコのあれこれ

          何年も前に買ってほったらかしていた生地、オーガニックコットンのニットで、タイトなカシュクールワンピースを作ろうと思っています。 今回はニット編みの生地なので、伸びます。 手縫いで縫う時は半返し縫いと千鳥ぐけを駆使する事になりそうです。 半返し縫い大好きです。 心が落ち着くし、楽しい……… 縫い代多めなのは、タイトなデザインなので、後々のサイズ調整用です。 オーガニックコットンのお洋服屋のセールで買った半端布なので、ぎりぎり寸法で、袖の縦横が狂いましたが……… そもそも、

          チャコのあれこれ

          この時間を何に使おう?

          縫い物や編み物や繕い物をする時間って、とっても贅沢なのだろうと思う。 例えばかつて記事にした「しまむら靴下を繕う」という行為 これって、穴の大きさにもよるけど時間にしたら一足に30分位かしら、慣れたらもっと早いと思う。 かつて私がアルバイトしていたのは時給1400円、東京都の繁華街で深夜帯の賃金としてはコンビニと同等でしょうか。 一足で700円+材料費 買ったほうが断然安いですね。 酷く贅沢。 例えばセーター、これだって慣れたらとっても早く編めると思うけど、壮絶なセール

          この時間を何に使おう?

          悩みがなさ過ぎる。

          人生に満足してる事に日々毎日気付かされる。 毎月様々な引き落としにはヒヤヒヤするけど、そもそも使っている金額が恐らくは少ない。 何だかんだ毎月何とかなっている。 旅行は好きじゃない。 アニメや映画や小説は好き。 編み物や縫い物、ちょっとした習い事。 面白いなと思う人のちょっとだけ贅沢なランチを月に一度程度。 仕事を週6日、好きだからとやっていた時はそれはそれで幸せではあったけど、今は幸せだと感じる事すらなくなっている。 幸せですら無い。 不幸も無い。 心根にはあって

          悩みがなさ過ぎる。

          ガネーシャさんがやってくる。

          ガネーシャさん、人様からガネーシャさんを頂く事が2度ほどあった。 何でじゃろ笑 まあ、ガネーシャはインドでも、日本でも、万能だし現世利益だし、めっちゃくちゃ大人気、あと、象は賢くて素敵でかわいい。 当然ながらガネーシャさんは多分めっちゃくちゃ沢山この世に存在している。 しかも世界中に。 シヴァ神より多いんじゃ…?とか思わされる程、本当に人気者ですよね。 そんでもって、捨てられないから人にあげる事も多かろう(なんて精神性の低い解釈でしょうか…………) 魂抜きの偈文はオンバサ

          ガネーシャさんがやってくる。

          手芸メディテーション

          縫い物にしろ、編み物にしろ、瞑想と同じなのです。 禅宗の修行には、袈裟を縫う時間があります。 お袈裟は、キャクシ(漢字忘れた笑)といって、斜め半返し縫いで縫います。 全部です全部。 これは、アナン様だったかね、イケメン僧侶が女性に糸を抜かれて全裸にされた事があるから返し縫いになったらしい。 凄い話ですな笑  お香を焚いて、お経をあげて、黙って縫います。 まあ、私が黙ってたかというとそうでもないですけど笑 縫い物は縫わないと終わりません。 編み物も編まないと終わりません。

          手芸メディテーション

          精神性に欠ける瞑想の話し

          かつて、20代の中頃に一年半程仏教修行をした。 今は僧侶ではないが。 その頃、どうやらヒッピーみたいな人とアップルの社長も坐禅とかするらしい位の雑な知識、一応、仏教については私なりに真摯ではあったのだが。 マインドフルネス等の言葉を知ったのは修行の後、心身共にボロボロになってやった事の価値を知りたくて探し出した言葉だ。 価値について考えずにはいられない事が修行不足だよなwwwとか、自身が抱く焦燥感や欲望をニヒルにバカにしつつ、その脳の反応にスマホを持つ指を委ねる日々であった。

          精神性に欠ける瞑想の話し

          纏まったゴミ屋敷生成の流儀②

          ①に続き、今回はバランスのお話。 創造的なごちゃっとした事への拘りがある一方で、医者曰くADHDのグレーゾーンとしては、シンプルにしておかなければならない部分という物もあって、要はバランスが必要になるという事。 我が家で言うと、風呂場にはお風呂の蓋と椅子と洗面器が無い。 黴させてしまうプラスチック製品を減らしてある。 給湯効率は悪いし、猫が侵入しては危険であるから蓋は本当はあった方が良いけれど、ゴムパッキンを黴びさせる天才なのだ………… 毎日お湯を張るわけでも無いので、シ

          纏まったゴミ屋敷生成の流儀②

          纏まったゴミ屋敷生成の流儀①

          部屋でアニメを見てるとき、ふと手が暇で編み物をする。 急に箸袋が欲しくなって縫いだす。 よく片付けで見るんですよ、いつかやろうと思ってやらない手芸用品の断捨離。 要らない服をいつか切ってTシャツヤーンにするー って、本当にいつかやるんですよ。 私は。 思い立ったときに急にやりだす。 その事を自覚しているので、ちゃんと山積みにしてある。 ちゃんと何かになる。 そもそも物を作るのが好きな人間に断捨離お片付けは、本当に苦痛なのだ。 ゴミと判断される物が素晴らしい資産であり宝

          纏まったゴミ屋敷生成の流儀①