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今回のリサーチから得られたインサイトをご紹介します<アフターコロナビジョニング>

mctの未来探索プロジェクト、「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」。

アフターコロナの未来で人々がどう変化するのか、
変化の先に何が求められるのか、そんなテーマをもとに発足し、サポーター企業のみなさまと共に進行中です。

今回のリサーチから得られたインサイト

リサーチの結果、アフターコロナに関する面白いインサイトをいくつか獲得しており、その中から1つご紹介します。

「他者と比較せず自分なりの価値基準を持つ ヨソはヨソ、ウチはウチの精神がより大切になる」というものです。

インサイト抜粋

※インサイトより抜粋

今回のコロナ禍で予測もつかないような経験を経て、「何かを頼る生き方ではなく自らが主体的になることの大切さ」に気づかれた方が多くおられました。

今後も不確実な状況が続く中で、個人が自分なりの価値基準を備える未来が予測できます。また多くの人が主体的に情報を探すという行動へと変容することが考えられることから、「生き方を提案する企業やコミュニティに人が集まるようになる」ということも想像できるでしょう。


エキスパートインタビューの結果紹介

インサイトに関連する活動を先駆けて実践する、”エキスパート”へのインタビューも現在進行中で、今回は完了したばかりのフレッシュなインタビュー結果についてご紹介します。


対象者の中の一人、パラレルワーキングママは、週に2日は正社員として働き、残りはフリーランスとして働いている子育て中のママ。”バリキャリ”、”ゆるキャリ”のどちらか一方ではなく、仕事と子育ての両立を考えフレキシブルに働き方を変える柔軟なキャリアを目指されています。

インタビューの中では、次のようなことばが印象的でした。

『仕事とプライベートのバランスで、どこが一番ちょうどいいかを模索中です』

ー 仕事に追いかけられるのではなく、自分で好きなことを追っていく心地よさを感じている。
ー 時短調理器具など、自分の時間を長くしてくれるモノに投資している。
ー ネットスーパーやアプリ活用で、お金の管理を一元化し、振り回されるのではなくコントロールしたい。


テレワーク・パラレルワークを突き進めると、高いレベルでの時間のコントロールに意識が向き、例えば調理家電など、時間をコントロールするための消費も生まれていくようです。

このように、“エキスパートインタビュー”では、具体的にどのような価値観を持ち、どう行動されているのかを掘り下げることで潜在的なニーズを探索することができました。

サポート企業にとっても、プロダクトやサービスの種や、今後生活者と接していく上でのコミュニケーションのスタンスを今後検討する材料が得られつつあります。




インタビュー映像をご覧いただくには

「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」では、サポーター企業を募集しています。
サポーター企業のみなさまには、すべてのインタビュー映像を公開しております。


mctの未来探索プロジェクト
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