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インタビューを開始します<アフターコロナビジョニング>

mctの未来探索プロジェクト、
「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」。

アフターコロナの未来で人々がどう変化するのか、変化の先に何が求められるのか、そんなテーマをもとに発足し、サポーター企業のみなさまと共に進行中です。

今月からはいよいよリサーチも稼働し始め、コロナ禍の生活に順応する“リードユーザー”へのインタビューもスタートしました。
本日のレポートでは、インタビューでヒアリングした内容を一部ご紹介します。


#case01
自粛生活を機に自分と向き合い始めた女子大生

都内在住の女子大生Aさん(20)は、
いつもグループの中心となってイベントを企画する社交的なタイプ。
長い自粛生活で友人にも会えずさぞかし滅入っているかと思いきや、
「自粛は快適です。本当に、快適しかないです」。
友人と接触せずに家に籠る暮らしが快適でたまらないとのこと。
「友達みんな家から出られないから、自分だけ置いていかれる心配もないし」
と、安心してひとりの時間を楽しんでいる様子。
あまりの快適さから、「自分は本当に友達と過ごして楽しかったのか?」
という疑問を持つまでになり、不毛だと感じる友人とは距離を置くようになったそう。

また、コロナを機にこんなことにも気づいた。
「もともと裁縫とか料理はしていたんですけど、私はそれをマウンティングのためにやっていたんですよ」。
それまで行なっていた“趣味”が実は友人へのマウンティングだったのでは?と思うようになった。
「そうじゃなくて、本当に自分が好きでやりたいことをして、その結果、友達に憧れられるようになりたいと思うようになりました」。

自粛生活で必然的に自分と向き合う時間が増え、理想の自分・なりたい自分について考えるいい機会になったとのこと。

#case02
コロナを機に自分を解放した糖尿病患者

都内で自営業をするBさんは、とにかく「ホテルステイ」が好きで、コロナ以前は頻繁に旅行を楽しんでいたそう。
これまで、一人暮らしの住まいをホテルライクな空間に改造したいと空想することはあったものの、具体的な計画はなかった。

「コロナの一件で、やりたいことを今やっておかないとできなくなる、人生には限りがあると思うようになったんです」。
そう感じたBさんは、住まいの設えを一気に改装。
快適なベッドと装飾品で寝室をホテルのように仕立て、さらにはベランダにも手を入れて、ホテルのテラスのように誂えた。
「やりたいことを自由にやってもいい、という許しをもらったような気がしているんです」とBさん。

そんなBさんには、もうひとつ「自由になった」と感じている変化が。

「実は私は糖尿病で、毎日インスリン注射が必須です。コロナ前は友人と食事をするにもインスリン注射が必要でしたが、今はそれがなくなって、血糖値に合わせて自分のタイミングで食事を選んでいます」。

ひとりで過ごす時間が増えたことで、人目を気にしたり、人に合わせたりと制限の多かった暮らしから、今自分が自由になったことに気づいたそう。

インタビュー映像をご覧いただくには

「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」では、サポーター企業を募集しています。サポーター企業のみなさまには、すべてのインタビュー映像を公開しております。


mctの未来探索プロジェクト
「Making New Things 〜アフターコロナ・ビジョニング」詳細はこちらから

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