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辛い思いをして働かなくてもいい。 〜自分らしさを取り戻そう〜


仕事に対して、
こんな想いはないでしょうか?


✔️仕事が楽しくない、苦痛だ

✔️このまま働いていていいのか、将来が不安だ

✔️本当にこの仕事が向いているのか分からない

✔️結果を出したいと思っているのに、うまくいかない

✔️出世したいが、何をどうしたら良いのかわからない

✔️努力しているのに、全然仕事ができない自分が嫌になる

✔️ぶっちゃけ、転職を考えている



もし、1つでも当てはまるなら、ぜひ、あなたにこの文章を読んでほしいです。なぜなら、上に書いてあることはすべて私が実際に感じていたことで、解決できたことだからです



仕事はなぜ必要なのか?

あなたが働くのは何のためでしょう? 誰もが一度くらいは、考えたことのある質問です。私も、誰かに聞かれた覚えがあります。

例えば、私はウィンドウショッピングが好きです。新作の洋服や、おしゃれな雑貨などを見ると、心が踊ります。

ですが「何のためにそれをするの?」と言われても、「それが好きだから」としか答えようがありません。毎回、意義や目的を念頭に起きながら、店を回っているわけではないからです。


それは、仕事も同じ。

常に仕事の目的を考えながらやっているわけではないし、
私にとって仕事とは、

「ただ楽しい」「好きだからやっている」

シンプルですが、それだけです。
誰かを納得させるために、やっているわけでもありません。

ですが、それがとても羨ましがられることだというのも、
重々、理解しています。



私たちは、人生の多くの時間を、働くことに費やします。

だったら、自分が楽しめたり、好きだと思えることを、仕事に選ぶべきです。

そして実は、それが実現できれば、
仕事に関するあらゆる悩みは、あっという間になくなります。

もし、本当にそれが実現できれば、どんな自分になれるでしょうか?

職場に行くのが楽しみで仕方なくなる人もいれば、仕事で成果を出し、周りから一目置かれるようになる人もいるでしょう。

収入が急激に増え、一気にモテるようになる人もいるでしょう。


あなたはどうなっているでしょうか?


大丈夫。

あなたがあなたらしくいれたら、それだけで大きく変わります。


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⬆︎この文章のために費やしたノート12冊

プロフィールにも書きましたが、これまで自分が経験してきたことから、何かあなたの役に立てることはないか。そんな気持ちで、文章を組み立てました。書いては消し、書いては消し・・・思った以上に時間がかかりましたが、すごく満足のいく出来になりました。なぜなら、昔の自分が読んでも、背中を押せると思えるから。


人は誰でも、様々な能力を持っています。
しかし、自分がどんなに優れた能力があるかを知らずに、日々過ごしている方が多いと思います。

「能力を見つけていない状態で成功が手に入るか」と言われたら、答えはNOです。残念ながら、能力に気付けないうちは、永遠にうまくいきません。

どんな世界でも、うまくいっている人はたいてい、「誰よりも早く」自分で自分の能力を見つけて、育んでいった人です。



この文章を通じて、能力の見つけ方のヒントを感じてもらえたなら嬉しいです。

難しいことは考えず、まずは、冒頭をお読みいただけると幸いです。




辛い思いをして働かなくてもいい。

【目次】


01. 何かを積み重ねた経験はあるか?
02.ツケが回ってきた前職時代
03.まずは、自分を知ることから
04.自分を知り尽くした人間が成功する
05.成果をあげるために必要不可欠なもの
06.好きで、やり続けられることがあなたの才能
07.あなたにも、人生を好転させてほしい
08.おわりに




01.何かを積み重ねた経験があるか?

人生は積み重ね、だなんて、勘弁してくれ。あまりにもありふれた言葉で、うんざりする。その場その場で、生きていけばそれでいいだろう。
実際、オレはそうやって生きてきた。

この考えが、大いなる勘違いだったことに気づいたのは、オレが25歳の時だった。
周囲の助けや好意に甘えて、楽に生きてきただけで、すっからかんの中身。
何にも持ち合わせていない自分に気づいたのが、ちょうど、この時。

今これを読んでいる人は、どれくらいの年齢なんだろうか。日本人の平均寿命は、だいたい80歳ほどらしい。
あと55年。このままじゃ、ダメだと思ったのも、ちょうどこの時だ

オレは今でこそ、エリアマネージャーなる役職をいただき、相応の報酬を得ながら仕事に明け暮れているが、最初からこのポジションを考えていたわけではない。少なくとも「自分が納得感を持って、前向きに働けるようにする」。それだけ考えていた。

これまでの人生をリセットして、一から新たに作り上げる。そう決意したオレは、まずは、


「自分の棚卸し」をする生活を送り始めた。


オレは今の仕事に就く前、新卒入社した会社で、営業職として働いていた。営業の仕事を選んだことに理由はなかった。あなたにだけ白状するが、ただ単に、会社のネームバリューや年収で選んだだけ。一言で言うと、仕事を舐めていた

ただ、それなりにやる気はあったので、意気揚々と入社した。早々に結果も出せるだろう。そんな根拠のない自信もあった。だが、現実は残酷だった。

結果は全く、出なかった。


当時を思い出すと、休日は、ビジネス書を買ってカフェで勉強をしていたし、平日も仕事が終わったあと、1日を振り返るようにしていた。これだけ見ると、普通、ある程度の結果は望めるはず。だけど、本当に全く結果は出なかった。確か、営業成績も下から2番目だったか。

オレって結構、筋金入りの、出来損ないだったのだ。

早く結果を出したいと望めば望むほど、結果が出ず、
社内でもあっという間に「できない営業マン」扱い。

そんなレッテルを貼られたオレは、会社でどんどん肩身が狭くなっていった。上司からの電話のたびに叱られ、あれだけたくさんあった自信も、すっかりなくなった。同僚からは「死んだ魚の目をしている」と心配される始末。もうどうしようもない。

この辺りから、徐々に、オレは精神不安定な状態になりはじめる。とうとう体に支障をきたし始めたのだ。常にモヤモヤが晴れず、不安や心配で頭がいっぱいになる。毎朝憂鬱な気持ちで出社し、朝よりもっと憂鬱になって退社する。そんな毎日が繰り返されるようになった。

入社して2年目頃、オレは上司からの電話が取れなくなった。本当に文字通り、電話に出ることができなくなったのだ。電話が鳴ると、心臓がバクバクして、動けなくなる。

電話を取らないといけない。そう思ってはいるが、体が動かない。そうこうしている間に、電話が切れる。だが電話が切れた瞬間だけは、少しホッとできるのだ。

だが、だんだん自分がおかしくなっていく。

プライベートの時間を過ごしているときでさえ、「上司から電話がかかってくるのではないか?」と思うようになった。仕事が休みなのに、不安で暗い気持ちになっていく。


ある日、本当に体調が悪くなって、仕事に集中できなかったので、近くのメンタルクリニックを適当に探して受診したら、案の定。

病名が診断された。オレは「適応障害」という状態だった。


これがきっかけとなり、オレは、
仕事というものを、真剣に考えるようになった。


25年間。オレは、行き当たりばったりな生き方を、ずっと続けてきていた。
とうとう、そのツケが回ってきたんだろう、と思った。

テキトーに生きたら、テキトーな人生になる。
そんな当たり前のことを、病気になって初めて、実感した。あまりに遅すぎる気づきであり、我ながら、本当に愚かだと思う。

だが、うだうだ言っていられない。なんせ、このまま症状が悪化してしまったら、一生働けなくなる。そうしたら、当然、収入はゼロ。この大きすぎる出来事がきっかけとなり、オレはすべての生活を見直すことを決めた。



02.自分が最も輝けるフィールドはどこだ?

薄々、解っていた。オレが仕事で結果が出せなかった理由を。
・・・好きじゃなかったのだ、仕事が。

取り扱っている商品や、仕事内容そのものが、全く好きではなかった。前述の通り、ただネームバリューで選んだ仕事だから、興味が持てないのも当然のことだった。

逆に、その商品が好きで好きでたまらない同期もいた。そいつはやっぱり、それなりに結果を出していた。そこで初めて、オレは仕事を舐めていたな、と理解した。好きでもないことで大きな結果が出せるほど、仕事は甘くないんだ、と。
この気づきを得られたことは、オレにとって幸運だった。仕事で結果を出すには、見極めが大事なんだと理解できたからだ。この気づきがなければ、今もまだ、路頭に迷っていたかもしれない。

まずは、最も自分に向いている仕事を見つけよう、と決意した。

自分の向き不向きって何だろうか。そう考えたときに、ふと、オレはオレ自身のことをほとんど解っていないなということに気がついた。
オレは何が好きで、何が得意なのか。人より優れているところってどこだろう。
これらすべてが、分からなかった。

つまり、まずは自分を知ることからなんだな、と思った。

やることが定まった、と感じた瞬間だった。

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