見出し画像

#7 フレッシュホップ x 格別ピザ BRIDGE ROADS BREWERS メルボルン郊外 / クラフトビール

巨大な土地を持つオーストラリアでは、人々の集まる街の中心から、1時間ほど走れば、見渡す限りだだっ広く、手付かずの土地へと突入する。

[Melbourne200km] なんて標識は、「あーもうすぐだなあ」となる。

[Sydney900km] なんて標識は、一日で移動してしまうこともよくある。

 BRIDGE ROAD BREWERSへは、メルボルン中心地から北西に3時間ほど車を走らせる。広大なワイン畑エリアに突入すると、もうじきBeechworthという町にたどり着く。

Beechworth周辺には、いくつものワイナリーがある。それもそのはず、このオーストラリア特有の、広大且つ温暖な土地は、ぶどう農に最適だからだ。


画像2


そんな町の中心部に位置する Bridge Road Brewery は、町南部に点在する" HPA "という大型ホップ農園(実際に訪れたが本当に広大だ)からホップを仕入れている。そして、採れたてフレッシュなホップを使用し、クラフトビールが醸造されているのだ。

今では、小さな町の一つの観光スポットと言っても過言ではなく、店内にはビールの醸造法や原料について、そしてテイスティングの仕方が、ユニークな絵と添えて丁寧に黒板に描かれている。

画像1

太陽の下、テラスで飲む、フレッシュホップをふんだんに使用した、フレッシュなクラフトビールは、どんな人もすっかり虜にできるだろう。

また、表紙の写真、ここのピザは本当に色々な種類があり、食べたピザは格別だった。レシピは確か、トマトベースの上から、りんごにヘーゼルナッツ、ルッコラにイタリアンゴルゴンゾーラブルーチーズ、そこに少しだけはちみつとブラックペッパーをかけて召し上がる。また食べたいものだ。


画像3

( 女性ブリュワー / Bridge Road Brewery)

-ひとこと-
If the taste of our brewed beer could match with our target taste, it will make my day.
もし醸造したビールの味が、追求していた味とぴったり合えば、それはもう最高の1日になるね。


画像4

( Harvest fresh hop )

〈ルックス〉
透き通る鮮やかなゴールデンイエロー
〈アロマ〉
青っぽい、シトラスの香り
〈テイスト〉
フレッシュホップ独特の香りと苦味がガツン。炭酸圧は高め。
〈フィーリング〉
口に含んだ瞬間にポップアップする生ホップのフレーバーがたまらない。


画像5

( BESCHWORT PALE ALE 4.8% )

〈ルックス〉
透き通る褐色
〈アロマ〉
強烈ホッピー
〈テイスト〉
強烈ホッピー
〈フィーリング〉
他のペールエールに比べて、ドライホップが強烈だとか。
アナザーレベルのアロマを楽しみたい人はこのペールエールを。


画像6


画像7


画像8


画像9


画像11


画像11


画像12


Info
50 Ford Street Beechworth, VIC 3747
03 5728 2703
月/火 11-17 水/木 11 - 22 金/土 11 - 23 日 11 - 22 

History
2005年に、創業者ベン・クラウスの父親の裏小屋で初めてのビールが試作される。現在では、あらゆるオーストラリア全土・世界のコンテストに出場し、いくつもの賞を獲得するほどの、実力派ブリュワリー。新鮮なホップはもちろん、水にも大変気を使っており、スタイルごとに水の成分を絶妙に調節し、より美味しいビール作りを目指している。

Area Information
Beechworth は、19世紀にゴールドラッシュで栄えた小さな町である。町周辺には、広大な土地と夏の暖かい気候を活かして、オリーブやぶどうの栽培が行なわれている。いくつかのワイナリーが、町から30分程度のドライブ圏内で足を運ぶことができるので、多くの観光客がワイナリー巡りを楽しむ。

また、近くに2000m近い山々が聳えているため、ハイキングやサイクリングも盛んに行われている。そしてもちろん、僕の大好きなトラウト釣りのメッカでもある。そのため、朝から釣りやハイキング、午後からワイナリーやブリュワリーでゆっくり過ごすという、アウトドアと食両方を満喫できるのが一番の魅力だろう。


Beers
テイスト( 90ml ) 1種 2AU$ 4種 7.5 AU$ 8種 12 AU$ , ポット(275ml) 5.5-7.0 AU$, パイント(480ml) 10-12 AU$
タップ数 10 (自家醸造10種)

1. HEFE WEIZEN – 5.0% 初代ヘッドブリューワーからのジャーマンヴァイチェン
2. CHESTNUT PILSNER - 5.0% 地元で採れた栗を使用したユニークなラガー
3. BEECHY SUMMER ALE - 4.4% 10年以上も作られる夏を感じるエール
4. BEECHWORTH PALE ALE – 4.8% - 毎年微調整が行われ、完璧なペールエールを目指している
5. LITTLE BLING – 3.4% ホッピーIPAだが、飲みやすいセッションIPA
6. BLING INDIA PALE ALE - 5.8% 店で一番強烈なホッピーでモルティーなビール
7. ENIGMA - 5.0% オーストラリア産ホップを使用した欧州スタイルのラガー
8. CHEVALIER - 6.0% 創業以来作られるセゾンビール
9. CELTIC RED ALE - 5.3% モルティを極め、ホップの控えめなアイリッシュエール
10. ROBUST PORTER - 5.3% 大量のローストモルトとチョコレートモルトを使用したポーター
(2018.)

Foods
チリビーフ・チージーチップス 15 AU$
メルギブソン・バーガー 14 AU$
炭火ラムチョップ 15 AU$
ピザ 17 - 24 AU$

その他
店内ボトル購入可
Tシャツ・キャップ・販売
ペット可
子供用スペースあり
フリーレンタルサイクル
ブリュワリーツアー
ライブミュージック

ここの女性ブリュワーにもインタビューしたんだけど、肝心のその紙を無くしてしまったから名前もわからない。申し訳ないなー。
けど、「What makes your day?」という質問への答えだけ残っていた。 23

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?