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コンテナ停止処理の仕様変更のお知らせ

みなさまこんにちは。マネージドクラウド開発チームからお知らせです。

仕様変更の内容

システムと皆様にご提供いたしておりますプロジェクトのセキュリティ強化のため、2020年2月25日(火)より、コンテナの停止処理につきまして下記の通り仕様の更新を行います。

■ 変更前(2020年2月24日以前)
マネージドクラウドのコンテナは、起動してから20分経過した時点でコンテナへのコネクションがない場合は自動で停止します。

変更後(2020年2月25日以降)
マネージドクラウドのコンテナは、起動してから20分経過した時点でコンテナへのコネクションがない場合は自動で停止します。
また、24時間以上停止せず稼働し続けているコンテナにつきましては、コンテナへのコネクションがある場合も、サービスの状況に応じて再起動する場合があります。

※ コンテナの停止処理では、即座に次のアクセスが受け入れ可能な待機コンテナが用意されます。そのため次アクセスがある場合にコンテナが起動します。

変更の経緯

今回の変更は、セキュリティ対応やパフォーマンス向上のためのライブラリの更新反映を迅速に適用できるようにすることを目的としたものとなります。

マネージドクラウドのプロジェクトにおきまして、稼働中のコンテナはご利用( =コンテナへのコネクション)がある限りは可能な限り停止せず稼働し続けるように設計されています。
このため従来はコンテナへのコネクションが無い場合に限り停止処理を行なっていました。

一方で、セキュリティ対応やパフォーマンス向上のためのライブラリ更新など、環境更新を反映するためには定期的なコンテナ停止と再起動が必要となります。

しかしながら、WebやSSHへの常時接続をご利用頂いている場合や、絶えず多量のWebアクセスが行われている場合など、コンテナへのコネクションが途絶えないようなご利用形態におきましては、コンテナの再起動を実施するタイミングが確保できず、従来の仕様では環境更新の反映を十分に行うことが難しいと判断致しました。

つきましては、ご利用いただいておりますプロジェクトのコンテナ環境へのセキュリティ更新を重視し、24時間以上の長期に渡り稼働しつづけているコンテナについては、コネクションが残っていたとしても停止処理が実行される場合があるよう仕様の更新を決定いたしました。

サービス品質およびセキュリティ向上のためご不便をおかけする場合もあるとは存じますが何卒、ご理解ご了承いただけるようお願い申し上げます。

また、ご不明な点がございます場合はサポートページよりお問い合わせいただけますと幸いです。