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ルールを決める側になれ

マガジン金曜担当:pococha配信中のMCワカ🎤🏎です。

今日は、私の中で大切にしている言葉を紹介します。
【ルールを決める側になれ】
私がこの言葉を初めて意識したのは、2013年の春でした。
レースアナウンサーの師と仰ぐ方からの言葉です。

実際には少しニュアンスが違っていまして、仕事で使った言葉ではないんです。
体調不良から受けた検査で大病がわかり、仕事の長期休業を余儀なくされた時、私の人生の道しるべ的な激励として、メールに書いてありました。

「~要は、病気と折り合いをつけるしかありません。
ゲームのルールを決める側に所属してなければ、受け入れるしかありませんね」

私も、その師匠もモータースポーツの世界に生きているので、競技に参加する時、実況をする時には【ルール】が重んじられます。
だから人生の先輩として、このワードが出てきたと思うのです。

いきなり先の見えない闘病生活に放り込まれることになった私に、少し突き放すようにも取れるこの言葉ですが、私の性格をよく分かった最大の激励でした。
病気を前に「ルールをきめる側に所属してない」なんて、師匠しか言えなかったですから。

おかげさまで私は病気も治療もすべて「受け入れ」て、闘病生活・経過観察も無事に終え、今はすっかり元気にしています。

あれから私の中で「ルールを決める側」という言葉は、何かにつけて頭をよぎる言葉になりました。

ライブ配信をしていても、この言葉がよぎる時があります。

どんな時かというと、アプリ内のルールなどが急に変わったりして、ライバーやリスナーさんが「理不尽だ!」と怒っている時です。

もちろん「交渉の余地」がある場合もありますが、基本的に私たちは「アプリを使う側」であり、「ルールを決める側」ではないのです。

今はライバーとして活動をしていますが、このアプリがいつまで同じような形態で続くのかは分かりません。

ただ自分に収入が入ってくるシステムがある以上、今のシステムがこのまま円滑に進んでいくのかどうかについて、自分事ととらえる必要があると思ってます。

ルールを理解しておいた方がいいし、わからないままでいたら、急に足元すくわれることもあるかもしれない、ってことです。

誤解を恐れず言うのなら、無課金の人が増えることもいいことだと思ってません。
もちろん一定数は盛り上げも必要だとは思っていますが、無課金でコメントで盛り上げて、ライバーのモチベーション・テンションをあげたとしても、運営の収入にもライバーの収入にも繋がらないからです。

最終的に、誰かの課金が原資になってライバーの収入になる以上、課金して応援してもらえるライバーになることが、アプリの円滑な運営に繋がると思っています。

だから私はみんなが応援したくなるライバーになりたいし、配信見てよかった、と思ってもらえる配信をしていきたいんです。
月に100円でもいいから、使って損はないと思ってもらいたい。
自分の喋りに価値をつける、って話は前にしましたので、ここでは割愛しますが。

会社のルールを決める側になるのなら、少なくとも「会社にとって利益をもたらす人間」にならないといけない。

アプリに限らず、何か理不尽に思えることが起きた場合、
「自分はルールを決める側なのか」ということを自問し、一度立ち止まって考えています。
これだけのことをしてきたし、発言権くらいあるだろう、と思えたら、意見していくのもありかなーと思って交渉していくようにしています…

余談ですが、師匠からのメールにはこんなことも書いてありました。

あなたを必要とする人がいて、あなたがいる事が当たり前になっている日常があるということを思い続けて下さい。

頑張り過ぎないで、でも踏ん張って下さい。

こんな言葉をかけてもらえるなんて、私って、なんて恵まれた環境で生かされているんだろうと思います。

師匠がいってくれたように「私がいることが日常」になっていくといいなーと思う反面、「リスナーさんがいることが日常」にもなっているのがライブ配信の面白いところです。

末永く配信にお付き合いいただけたら光栄です!

MCワカが所属しているライバー事務所・のぞプロ

MCワカの配信では現在リスナーさんの誕生日で366日全制覇チャレンジ中!(先週よりさらに1日減って、残りあと20日!)誕生日教えに来てね🍰


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