「がん保険」って必要なの?知識を深めてしっかり備えよう!

こんにちは!MBrosのぽんたです!

いきなりですが、皆さんは「がん保険」って加入されていますか?

がんは特に日本人にとっては身近な病気なので、がん保険への加入を考える方も多くいらっしゃるかと思います。でも、「がん保険って本当に必要なの…?」とその必要性がやはり気になりますよね。

ということで今回は「がん保険」の必要性について、日本におけるがんの現状なども踏まえお話していきます!

「がん大国」日本の現状

実は日本は「がん大国」であることを、皆さんご存じでしたか?がんに罹患する方は年々増え続けていて、現在は年間約100万人といわれています。その中でがんによって亡くなってしまう方は、およそ38万人です。

国立研究開発法人国立がん研究センターの「最新がん統計」によると、生涯で何らかのがんにかかる確率は男性が63%女性が47%となっています。
男性も女性も「2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなる」と言えます。この確率だけを見ると「がん保険」への加入は不要、とは断言できませんよね。

男女別罹患数の多い部位

日本人にとってどれほどがんが身近な病気かが分かったところで、次は男女別にがんが発症しやすい部位についてみていきましょう。
下の図は「日本のがん罹患の将来推計」を基に作成した、男女別がん患者数の多い部位の円グラフです。

喫煙の影響からか、男性で最もがん罹患数の多い部位はです。そして以前の記事(20代が医療保険を選ぶときは3つのポイントを抑えればOK!)でもご紹介しましたが、女性で最もがん罹患数の多い部位は乳房、つまり乳がんという結果でした。

更にがんによる死亡者数の割合を部位別にみてみると、男性で最も割合を占めているのは肺がんです。次いで胃がん、その次に肝臓がんという順になっています。

一方、女性は胃がんが最も多く、次いで肺がん、結腸がんという順になっています。

がんを防ぐには?

それではこの先がんにならない為に、何か予防策はあるのでしょうか?結論から言うと、完璧にがんを防げる方法はありません。
しかし少しでもがんに罹患する確率を抑えるために、国立がん研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」というものがあります。

この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものだそうです。

1.たばこは吸わない

2.他人のたばこの煙を避ける

3.お酒はほどほどに

4.バランスのとれた食生活を

5.塩辛い食品は控えめに

6.野菜や果物は不足にならないように

7.適度に運動

8.適切な体重維持

9.ウイルスや細菌の感染予防と治療

10.定期的ながん検診を

11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を

12.正しいがん情報でがんを知ることから

いつまでも健康に過ごす為に、私もこの新12か条を守って生活したいと思います!

不安なときの為の「がん保険」

「がん大国」日本の現状や、実際のがん罹患者数割合などが把握できたところで、本題の「がん保険」は必要かどうかの話に入りましょう。

そもそも「がん保険」とはどのようなものかというと、がんの入院・通院の他にも、手術や投薬などの治療を行うことになったとき、給付金によってサポートしてくれるものです。

がんは発症部位や発見されたときのステージが人それぞれなので、入院して手術を受ける人、通院して投薬治療を受ける人というように治療法も変わってきます。そのため、「がん保険」の保障内容は一般的な医療保険に比べると、よりがんに対応しやすく設計されています。

「がん保険」の主な保障内容

「がん保険」における一般的な給付内容について図でまとめてみました。

また、これ以外にも退院した時に受け取れる「退院給付金」「在宅療養給付金」「退院後療養給付金」、痛みなどを緩和するための緩和療法を受ける際の「緩和療養給付金」などを設けているタイプの「がん保険」もあります。

「がん保険」のメリットとは

「がん保険」は、がんと診断を受けた時にもらえる「診断給付金」や手術をした時にもらえる「手術給付金」など、治療に応じた給付金が細かく設定されていることから、必要に応じて行き届いた保障を受けやすいという点がメリットです。

がんと診断されて不安に陥りやすい時でも、一時金によるまとまったお金や、治療ごとにサポートしてくれるお金を受け取ることが出来れば、闘病中の生活でもとても心強い支えになるはずです。

また最近では、医療の進歩や国の方針、患者の希望などによって、がん治療の平均入院日数が短くなる傾向にあります。実際、平成8年(1996年)の平均入院日は46日だったのに比べ、平成26年(2014年)には19.9日と、20日以上も短くなっているのです。また、通院治療がメインとなることもある為、通院給付金が受け取れるタイプの「がん保険」に注目する人も増えています。

備えあれば患いなし

「がん大国」日本の現状と、「がん保険」についてお話しましたが、いかがでしたか?「がん保険」に加入するかどうかは、最終的にはやはりその人の価値観によって決めるべきでしょう。
がんになっても医療費など全て自費で賄えるという方は、「がん保険」は不要かもしれませんし、「なんとなく不安…」「自分の家はがん家系だからもしかしたら自分も…」というような方は備えあれば患いなしで「がん保険」の加入をおすすめします。

今の内からがん治療や「がん保険」に関する知識を身につけて、もしもの時の不安を軽減できるようにしましょう!

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