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スプリンターズS2020全頭考察

スプリンターズS2020出走予定馬の賞金順上位16頭の考察になります。
評価は☆~★★★★★の10段階です。★=1、☆=0.5で評価しています。★★★☆なら星3.5みたいな感じですね。[]内の数字は過去20年のものとなっております(新潟開催も含む)。

はじめに

 更新がまちまちの中、ここに目を通してくださってありがとうございます。今回は久々にG1の全頭考察をやってみました。全て無料となっていますので、是非是非見ていってくださいませ( ´ ▽ ` )ノ
 
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 では前置きが長くなりましたが、久々に頑張って書き上げましたので、見ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!(^^)

1.エイティーンガール

SL系 評価★★
 ヨハネスブルグ×アグネスタキオンのSL系。父のヨハネスブルグは典型的なスピード、パワー優勢の米国S系種牡馬で、母父のアグネスタキオンは父親時代に比べるとL要素が薄れ、母父だとS的な要素や体力を与える種牡馬となっている。ヨハネスブルグ産駒は超高速馬場や不良馬場、逃げや追い込み等、極端な馬場、脚質を好むタイプが多い。同馬もその例に漏れず、前走の道悪での勝利や、脚質なら追い込みの競馬に徹するようになってから成績が安定してきている。前走キーンランドC1着馬は[1-1-2-8]と相性はイマイチ。前走が良馬場→道悪、中団→追い込み、1人気→5人気の人気落ちと、3つの要素が合わさっての激走なので、今回は厳しい戦いが予想される。過去ローテ的に似ているのは15年のウキヨノカゼになるが、同馬は2走前が条件戦で鮮度を保有していた。Hペースの外差し競馬は必須で、あとは溜めるだけ溜めてどこまでといったところだろう。枠は当然外枠が欲しいが、大外だと物理的に厳しいので、6枠くらいがベスト。

2.ダノンスマッシュ

SC(L)系 評価★★☆
 ロードカナロア×ハードスパンのSC(L)系。父のロードカナロアは量が豊富なLM系種牡馬で、母父はダンチヒ系のS系種牡馬となっている。同馬は父から量とLを供給しつつ、母父からはS、C、スピードを供給しており、バランスが良い。ただ近走は加齢の影響からかL要素が強調されており、休み明けからの○→✕という推移が顕著になってきた。同馬の場合は、休み明けのパフォーマンスが上がる=ストレス、疲労に弱くなってきていると捉えて間違いないだろう。前走セントウルS1着馬は[3-2-1-13]。2年連続で勝ち馬を輩出しているステップになり、近年相性が良くなっている。ただそれでも単回収値は41円と考えると、期待値はそこまで高くない。同馬は先程も述べたようにL化進んでおり、以前のような我慢強さが薄れている点が気掛かり。前走もスムーズな競馬だったので、今回が前走より楽に感じる要素は少ないだろう。今回も前走同様にやや外目の枠で揉まれない競馬をしたい。人気面から考えると、内~中枠なら消しが妥当な選択か。

3.グランアレグリア

LS系 評価★★★
 ディープインパクト×TapitのLS系。父のディープインパクトは量が豊富なM系種牡馬で、母父のTapitはエーピーインディ系のS系種牡馬になる。元々自分は母父がS系のTapitということもあり、同馬のことを同厩のスティンガーのようなS主導の馬だと見ていた。しかし安田記念を見て、その印象は大きく変わった。つまり摩擦の無い馬場を外目の枠からスムーズに追走し、上がり勝負でアーモンドアイに完勝した内容が、L主導の超量系馬のそれだったから。ただ同馬も一般的なM系ディープではなく、量に特化したある種ズレたディープで、その辺は父のイメージからズレる馬を量産してきた藤沢厩舎の所属馬らしい。前走安田記念組は[3-2-1-13]とまずまず。同馬自体も間隔を開けた時のパフォーマンスが良く、休み明けの臨戦はベスト(逆に言うと詰めた瞬間普通の馬になってしまうが…)。今年は中山が例年より時計の掛かる馬場で、そこがポイントとなってくる。揉まれる競馬は好まないため、平均ペース以下の外目の枠が良い。

4.モズスーパーフレア

S系 評価★★☆
 Speightstown×Belong to Meという配合馬で、いかにも米国産らしい一本調子なS系快速馬になる。Speightstown産駒には他にマテラスカイやリエノテソーロがいるが、やはりどちらもスピードの勝ったS主導の馬。前走北九州記念組は[2-1-1-13]で、連対馬は[1-0-0-6]。この臨戦から唯一連続連対した馬は08年のスリープレスナイトで、同馬は北九州記念含め4連勝中だった。モズは昨年のスプリンターズSで2着に好走していて、今年も高松宮記念→北九州記念と全く同じローテを歩んできた。では昨年のように買える臨戦かと問われると、それはまた違ってくる。まず昨年は逃げられなかった逃げ馬という、Mの法則において最も破壊的なショックを使っていた。また昨年は前総崩れの馬場から高速馬場替わりかつ2人気4着後と、ストレス、疲労の影響が今年よりも少なかった。つまり少しずつではあるが、今年は昨年よりも全体的にマイナス面を含んでいるのが分かる。この部分を補うには展開面しかなく、単騎でどれだけ楽に運べるかが鍵を握る。

5.ダイアトニック

LS系 評価★★★★
 ロードカナロア×サンデーサイレンスのLS系。父のロードカナロアは量が豊富なLM系種牡馬で、母父のサンデーサイレンスは母父だとSやCを与え父を全体的に底上げする種牡馬(父親ではC系種牡馬)。同馬はロードカナロアらしいL主導の馬でありながらも、母父からSやCも多少供給し、一定の我慢強さを保有している。前走キーンランドC10着以下は[0-0-0-7]。6着以下まで広げても[1-0-1-19]と相性は悪い。だが、キーンランドCは重馬場に加え、内枠で揉まれてのものであり、敗因は明白(現に自分も切っていた)。しかも6着以下から巻き返した2頭は、2走前まで3走連続で連対しつつ、キーンランドCを人気より凡走したタイプだった。同馬も不利や降着を除けば、現在3走連続連対中と言えるし、人気より凡走後だから巻き返す馬の傾向と合致している。単純に考えて重賞1人気1着経験を2回、しかも高松宮記念も不利がなければ勝ちに等しい内容なわけで、たった1回の凡走で人気が落ちるようならこれ以上の狙い目はない。

6.ミスターメロディ

S系 評価★★★
 Scat Daddy×Deputy MinisterのS系。父はヨハネスブルグの直子で、母父も米国産のダート種牡馬。いかにもスピードとパワー優先のS系配合と言った感じになる。Scat Daddyは父としてはあまり産駒がおらず傾向は掴みづらいが、母父では現役屈指のC系馬であるカレンブーケドールを出しており、ヨハネスよりはC要素があり、まとまっているタイプかもしれない。前走セントウルS3着~5着馬は[2-1-4-19]と微妙なライン。ただここには傾向があって、セントウルSがG2になってからは人気≧着順が[0-0-1-9]に対して、人気<着順だと[1-1-2-4]と、人気より軽く凡走したタイプと相性が良い。特にG1馬が休み明けで叩き台に使うと確実性が高く、そういう意味では同馬もそれに該当しているので、ほぼほぼ条件を満たしている。問題は前走が-10キロで2走前からは大きく巻き返している点。前走は凡走続きゆえに、ある程度カッコを付けなくてはいけない局面だったので、休み明けにしては仕上げていた嫌いがある。馬体は軽く戻したい。

7.ラブカンプー

SC(L)系 評価☆
 ショウナンカンプ×マイネルラヴのSC(L)系。父のショウナンカンプはサクラバクシンオーの特徴を踏襲したS系種牡馬で、バクシンオーよりも融通の利かない早熟SL系のような産駒が多く、バクシンオーよりもさらに距離適性が短い産駒が多い。母父のマイネルラヴは典型的なC系種牡馬で、母父に入ってからも内枠を得意とする等、Cを付与している。同馬は当初一本調子なSL系の走りを披露していたが、一昨年秋の連続好走でCも証明した。そこからは長い不振期を経て、CBC賞で復活。これは予想でも▲評価にしていたように、ダート使用のマンネリ防止のショックと、千直で活性を入れたのがマッチして激走に繋がった。そこからはまた通常運転に戻ったことからも、やはりそれだけショックの影響が大きかったと言える。前走セントウルS10着以下は[1-0-0-16]。唯一巻き返したのはG1馬のローレルゲレイロのみ。本番で6人気に落ちての巻き返しだった。2走連続16着で特にショックもない状況では、来たら事故と諦めるレベル。

8.ライトオンキュー

CS系 評価★★★★
 Shamardal×Raven's PassのCS系。父のShamardalはジャイアンツコーズウェイ×マキャベリアンで、血統的にはM~LM系といったところ。母父のRaven's PassはL系のタワーオブロンドンが有名で、しかもゴーンウエスト系と考えればやはりLSベースの種牡馬か。だからこそライトオンキューのC的な走りが不思議で仕方ない(笑)。キーンランドC2着馬は[0-0-2-3]。サンプルが少ないので何とも言えないが、特に良くも悪くもないステップ消化といったところか。同馬は前走2人気で勝ちに出て後ろから差されるという悪くない負け方ではあった。ただやはり同馬のCゆえか、最後抜かれてからも差し返そうとする挙動を見せていたので、その点で若干ストレス、疲労を抱えた面は否めない。理想を言えば3~4着くらいでしっかり負けてくれた方が、人気落ちやストレス、疲労の観点からも狙いやすかった。まあそれでも当日はそこまで人気にならなさそうなので、この程度の疲労なら耐えてくれる可能性は高い。8番枠以内を引ければ本命候補。

9.アウィルアウェイ

SL系 評価★★
 ジャスタウェイ×キングカメハメハのSL系。父のジャスタウェイはまだ産駒数が少ないので何とも言えない部分はあるものの、現状ハーツクライの闘争心を受け継ぎつつ、量や体力はハーツより乏しく、ハーツをこじんまりさせた感じのSM系の種牡馬といったところか。母父のキングカメハメハは量、体力が豊富なM系で、ディープよりはややL寄りの種牡馬。同馬はまとまりに寄っても良さそうな血統構成だが、走りは一本調子な面がありSL系っぽい。前走北九州記念3~5着馬は[0-1-0-2]で、唯一好走したのは昨年のモズスーパーフレアになる。前走は走れるタイミングだと思い本命に評価し、実際その通りに好走してくれた。よって今回は激走後にもなるため、臨戦的にはちょっと厳しいだろう。しかも漫然と同じ距離の重賞を使われ続けており、マンネリ化は避けられない。先行を挟んでの差しに回る位置取りショックや、短縮等のオプションは欲しかった。外差し競馬は必須だが、その展開なら他にもっと走れそうな馬が多くて…。

10.レッドアンシェル

L系 評価★★
 マンハッタンカフェ×Storm CatのL系。父のマンハッタンカフェは量、体力が豊富な典型的なL系種牡馬で、母父のStorm Catは量を供給する種牡馬。Storm Catはディープ産駒にひたすら量を与え、相性の良い母父として一世を風靡した。同馬はマンカフェ産駒らしく、L主導で少頭数戦等、摩擦薄のレース質を好む馬。前走北九州記念1着馬は[1-0-0-3]。モズの欄でも書いたように、連勝したのは08年のスリープレスナイトのみ。前走は一見すると多頭数の内枠から混戦を差してきたように見えるが、重賞1人気1着経験馬が前走3人気3着なのに8人気に落ちるという異例の状況で、プレッシャーから回避できた恩恵はかなり大きかったように思える。またレースを見ても内枠の割にはスムーズに回ってきており、混戦でパフォーマンスを上げたようには映らなかった。乗り替わりについても、こういう1回の激走後にSを付加してもう一度持ってくるのがデムーロの魅力だったが、近年はそこにあまり期待できない状況。普通に厳しいだろう。

11.ダイメイプリンセス

SL系 評価★
 キングヘイロー×ダンスインザダークのSL系。父のキングヘイローはパワー、体力型のS系種牡馬で(馬ゲノム種牡馬辞典ではL系だが)、母父のダンスインザダークは母父としてはSやCを与える種牡馬(父親時代はSがやや強めのM系種牡馬)。同馬はかつては新潟千直で強かったが、少しずつ重い質が得意になり北九州記念を制したのが昨年だった。鮮度や勢いがあると自分の許容外の条件でも好走出来るが、段々と血統の本質に近づいてくるのはよくあることで、同馬はその最たる例だろう。さらに今はここに加齢の影響が加わってL化しており、久々の韋駄天Sの好走も新潟千直への適性というよりかは、G1からの大幅ダウン戦に反応しただけに映った。前走北九州記念10着以下は[0-0-0-2]。昨年の北九州記念の時は2走前に先行活性化がありつつ、新潟千直でスピード慣れをさせてからのバウンド延長というかなり良い臨戦だった。それくらい目立つような何かがないとこのリズムでは厳しい。ここを負けてのダウン戦で期待したい。

12.ビアンフェ

SM系 評価★★★
 キズナ×サクラバクシンオーのSM系。父のキズナはディープらしい量と鮮度保有時の強さを保有しつつ、Sはディープよりも強く出ていて、M系とSM系の中間のような種牡馬。母父のサクラバクシンオーはスピードに特化したS~SC系の種牡馬か。サクラバクシンオーは母父に入ると総じて父の距離適性を短めにシフトさせ、その分SやCを付与している。ビアンフェも正にそんな感じで、Sを強めに保有しつつキズナ産駒本来の適正距離よりも短めにシフトしている。前走セントウルS3着~5着馬は[2-1-4-19]。葵Sは凡走後の短縮+逃げられなかった逃げ馬を使っていたので、正直あの着差ではあまり強く見えなかったが、セントウルSでのHペースを逃げずに追走しながら5着に粘った内容は悪くなかった。メンバー中唯一の3歳馬という点、セントウルSがG2になってからは人気より凡走したタイプが好走している点、以上の2点を考慮すれば、通用する可能性は意外と低くはないのではないか。モズが粘れないようなら番手から一発あっても。

13.ダイメイフジ

S系 評価★
 アグネスデジタル×ダンスインザダークのS系。父のアグネスデジタルは量の無いS系種牡馬で、母父のダンスインザダークは母父に入るとSやCを付与する種牡馬となっている。父、母父共にキレやすいタイプ(一時期的に能力の高さを見せても、その継続が難しいタイプ)で、安定感には乏しく、人気だと買いづらいのが特徴。同馬はダイメイプリンセスの半弟にあたるが、互いに父がSの強いタイプで、この2頭は割とタイプが似ている。つまり好凡走の波が激しく、馬場替わりや位置取りショック等、派手なショックを好む馬。同馬もここ2回の激走が、馬場替わりや逃げられなかった逃げ馬のショックを使ってのものなのは、血統からするといかにも(それだけにどちらも買っていないのは駄目だが…)。前走キーンランドC6~9着馬は[1-0-1-12]。前走は逃げて激走後に中団に控えてしまったわけで、7着なら割と頑張っている方と言えるが、これも特殊馬場でのものなので、あまり参考にはならない。最低でも道悪はないと通用しないだろう。

14.メイショウグロッケ

S系 評価★☆
 メイショウサムソン×マンハッタンカフェのSM系。父のメイショウサムソンはC、S、L、全ての要素がどれにも特化していないこじんまりとしたM系種牡馬で、母父のマンハッタンカフェは量、体力が豊富な典型的なL系種牡馬。同馬は道悪の京都牝馬Sで激走したように、サムソン産駒らしく重い質になると浮上する。配合的にはLやLM系になってもおかしくないが、走りを見る限りはSやCを感じる。前走も軽い平坦の新潟から、タフな坂コースの中京に変わって激走して見せた。前走セントウルS2着馬は[3-2-2-9]。主要のステップ消化の中では、かなり相性が良くなっている(単回収値は61円なので期待値は低めだが)。ただ人気より激走した馬に限ると[0-0-0-5]となり、全馬複勝圏内に入れていない。しかも同馬の場合、セントウルが短縮のHペースの中、差しに回る位置取りショックを使っての激走なので、反動はかなり大きいだろう。サムソン産駒自体も1回の衝撃に弱く、2走前からの急変を考えても厳しいと言わざるを得ない。

15.キングハート

S系 評価★
 オレハマッテルゼ×マイネルラヴのC系。父のオレハマッテルゼは現役時代がC系ということもあり、おそらくC要素の強い種牡馬(上級条件に上がってきた産駒が少ないため、何とも言えない部分はあるが)で、母父のマイネルラヴも混戦向きのC系種牡馬。同馬の場合、オーシャンSが分かりやすい激走のパターンで、休み明けの軽い京都で凡走後に叩いて中山の多頭数戦で巻き返した。前走セントウルS10着以下は[1-0-0-16]。既に述べた通り、巻き返したのはG1馬だったローレルゲレイロのみで、よっぽど実績のある馬か鮮度、ショック等を要するステップ消化になる。同馬は重賞、OP戦を使って弱い相手も挟んでいるが、その間もリズムが上がってこない。しかも出遅れの競馬も多くなってきており、これは走りに集中できていない証拠だ。リズムの低下と共に近年は長所だったC要素も薄れ、今は上がりの掛かる馬場の平均ペースでダウン中頭数くらいが合う。一度ダート使用や逃げ等を仕掛けて、イタチの最後っ屁を見たいものだが。

16.クリノガウディー

L系 評価★★☆
 スクリーンヒーロー×ディアブロのS(LC)系。父のスクリーンヒーローは体力とパワーに優れたS系種牡馬で、母父のディアブロもパワー型で坂コースの合うS系種牡馬。血統的にはグァンチャーレと同配合になるが、小柄でCLベースのグァンに比べてクリノは血統通りのS主導のパワー型。安定感は無いが、時計の掛かる馬場で強く、強い相手にも食い下がるのが同馬のウリ。前走セントウルS6~9着馬は[1-1-1-23]。巻き返した3頭は2頭が近走条件戦を使用していて、1頭はG1馬だった。鮮度か格を持っている馬がショック等を使って巻き返すのが一つのパターン。同馬は高松宮記念を1着という風に捉えれば格持ちとも言えるので、ギリギリ。前走は出遅れて差しに回る形になっているので、今回前に行く位置取りを仕掛けたい。現在不振期っぽいということと重い質が得意な馬なので、道悪等特殊馬場のオプションは欲しい(Mにおいて不振期脱却は特殊馬場の中頭数内枠と言われている)。持続質戦を好むのでHペースの混戦になれば。

まとめ

☆ダイアトニック
☆ライトオンキュー
☆ビアンフェ

 ダイアトニックは前走が完全に苦を味わっているので、もうどんな状況だとしてもあれ以上の苦はないと思います。多少渋るくらいなら対応できますし、人気落ちでプレッシャーから解放されれば
 ライトオンキューはずっと安定して脚を使ってますね。真面目な馬で、よっぽど集中力を欠くような展開(大外枠でスロー等)にならなければ確実性は高いと思います。
 ビアンフェに関してはあまりポテンシャルの証明はないかもですが、ソルヴェイグでも通用しているので、3歳馬の鮮度+重賞勝ち馬&前哨戦で掲示板に入れるレベルなら勝負になるかなと思って選びました。

以上です。
最終結論はMラジ&ブログに上げますので、そちらも是非見て下さいませ〜( •̀ᴗ•́ )/

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