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34丁目の奇跡/ヴァレンタイン・デイヴィス、片岡しのぶ(訳)





読書好きが集まるオプチャ、12月の課題本2冊目。
図書館で借りてきた「34丁目の奇跡」を拝読📖しました。
(2021,12,13 読了)






自分は「サンタクロース」だと言い張る老人と、その老人は精神異常者だと唱える人たち。
やがて裁判にまで発展していきます。


「信じる」という力がどれほど大切かを教えられる1冊です。
自分を信じることの必要性、また信じる力は周りにも伝染し奇跡を起こすこともあるのだと実感させられました。
主人公の老人クリス・クリングルと関わった人たちが、信じる力によって変わっていく様はとても感動的。

身のまわりにあふれているたくさんのモノよりも、目に見えない善意や、思いやり、信じる気持ちのほうが、本当ははるかに大事であることを、クリス・クリングル(主人公の老人)はあらためて思い出させてくれます。(訳者あとがきより)




目に見えるものだけに囚われ、それが常識だと信じ込むのは想像力が欠如しているからだと私は思います。
想像力が働けば必ず本質は見えてくる。
また、たくさんの情報があふれている時代で信じ込まされているものではなく、本当の意味で信じる力を身につけることが大切なのだとも思います。



そして、自分を信じれない人は他人を信じることも出来ないでしょう。
それでは、何も良い方向に進むはずもありません。
自分の願いが叶わないとしたら、心の底から信じていないからだと反省もしました。


やるだけのことをやったならあとは心の底から信じるのみ。
そうやって夢は掴んでいくものだと本書を拝読してやっと自分の中に落とし込めた気がします。
奇跡は勝手に起こるものではなく、自らが起こすものなんですよね。





本書が原作の映画は以前視聴しましたが、もう一度再視聴したくなりました。
もうすぐクリスマス🎄がやってきますね。
皆さまが素敵なクリスマス🎄を迎えられますように👼






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