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最近は銀座で警官ごっこ〜(追記あり)

【最近は銀座で警官ごっこ〜】椎名林檎の丸の内サディスティックの中で1番好きなところ。別に椎名林檎も安室奈美恵も宇多田ヒカルもあいみょんもめっちゃマジ好きー!!!ってほどでもないし、ファンクラブに入るほどでもないんだけど、もちろん全曲知ってる訳じゃないんだけど、彼女たちの曲は朝起きたときに無意識に口ずさむし、どうしようもない夜には絶対聞いちゃうような存在。
そんでもって斉藤和義は歌うとなんか、どうでもいいや〜って思えるし、まじしんどい、もー無理ってときはいつも結局中島みゆきが私を助けてくれる。

私の最近はというと、引っ越しをして、うん、引っ越しをしただけなんだけど、この1ヶ月物凄いやることに追われていて、引っ越すということがこんなにも大変なんだと驚き、自分の契約書嫌い、電化製品・インターネットアレルギー、計画性のないバカさに呆れ、どうにか改善しなければと思う反面、まーなんとかなるしょ、っていう2つの相反する思いがあって、毎度ながら自分のクズさに笑いがこみ上げてきたこの1ヶ月。

このままの自分でいていいのか、変わらなければいけないのか、もはや分からなくって、自分が変わるタイミングは、いつか大きな事件があって、そうやって痛い目に遭わないと、おそらく変わろうとしない自分は、やはりいつまでもクズであり、学習能力が無いと言われ、そのクズでもいいと思ってるあたりがなおさら痛々しい。

いろんなことを感じたこの引っ越しで、気になったこと、やらかしたこと、楽しかったことをここに書き留めていきたい。
また2020年の私の夏の宿題は、【一人暮らしと二人暮らし(with姉)と家族で暮らすことの違い】について考えることで、8月いっぱいを研究期間とし、様々な感じたことを9月中にまとめたいと思っている。

まずは、今回の引っ越しでの出来事から書いていく。引越しといえば、ニトリと電気屋と不動産って感じで、有楽町にある電気屋に行ってきた。冷蔵庫・オーブンレンジ・洗濯機を買いに行った。
テレビは好きな番組がいくつかあるんだけど、ネットからも見られるし、(1番大好きなホンマでっか⁉︎TVだけが見られないことが無念…)そもそもその好きな番組ともう1つの番組を見るためだけに、広くはないこのワンルームに小さくてもテレビを置く、という考えが端から無かった。しかし、いくらAmazonプライムに契約しているからといってマニアックな映画が見たいときはAmazonプライムにはなくって、やっぱりTSUTAYAに世話になるしかなく、じゃあポータブルdvdプレーヤーだけを買おう、となってまだ買えていない今日この頃。早く買いたい、早く手元に欲しい、早く新作の映画が見たい、と思っているんだけど、もうあと1週間ほど待ってから買うことにした。(いろんな理由で)

そこの電気屋のお兄さんが、上の3つの〝なんか違う3種の神器〟の説明を丁寧にしてくれたり、ついでに営業でWi-Fiのことについて早口でお得情報ばかり言ってきたから、ついつい契約までしてしまった。
そのお兄さんは日焼けをしていて、私の一個上で、筋肉ムキムキで、皮膚の皮が若干めくれていて「日サロ行ってるんですよー」っていう会話を待ち時間に少しして、私って意外と色白が好みだと思ってたんだけど、日焼けしたムキムキの肌も嫌いじゃない、むしろ好き?なんて思ったりして、おそらく世の多くの人がマスクをつけているからか、顔なんてよく分からないし、目と眉毛とおでこの形で判断されるこの昨今の世の中では多くの人が美男美女に区分されて、さらに、マスクをした、シートの向こう側でボヤけたそのムキムキのお兄さんが、尚更魅力的に思えたのだろう。

さらに、私は横文字にはまだ強い方なのだが、あの専門的なインターネット用語を早口で言われると、何がなんだかサッパリ分からなくって、その分からないという状態が、尚更お兄さんが私の知らないことをたくさん知っているように感じ、最終的にはいやーん、素敵❤︎と何度も話を振られる度に感じたどこまでもちょろい自分だった。

そんなお兄さんに言われた一言が忘れられなくて、その一言から妄想したことを書いていく。

その一言とは、【ディズニーとか行ってそうですよね】っていう言葉。

ディズニー、、、この一言を言われて、なんていうか嬉しくもないし、嫌な気分になったわけでもない。ただあのあまり寝られなかった日に、結構酷いクマを作って行った私に、服装もスキニーにtシャツだった私から、何を感じ【ディズニーに行ってそうな女】に見えたのだろうか。
いや、実際はディズニーは好きなんだけど、でも去年と今年はディズニーには行っていないし、行く予定もないし、行っても年に1回だし、4、5年行かなかった時期もあるくらいの、でも行けば行ったで超テンション上がるんだけど、くらいのディズニーへのノリの私を見て、喋って、どの辺りがそういう雰囲気を出したのだろうか。

前髪がないとき(カキアゲ状態)だった私は最近、イメチェンし、前髪をオン眉にした。そのことがなんとなく幼く感じさせ、さらに顔を明るい雰囲気にさせたのか等とも思った。なぜなら今まで長い間、あまり前髪を作るということはしてこなかったし、その期間に【ディズニーとか行ってそう】なんて言われなかったからだ。無論、ディズニーにはカキアゲヘアーの中村アンみたいな女性はいっぱいいるだろうし、3年前くらいの水原希子みたいな髪型の子も何千人といるだろう。
だが、やはり【ディズニーに行ってそうな女】を瞬時に考えた女性像は全くもって中村アンとか水原希子っぽくないし、むしろしっかり前髪をクルンってカールさせて、強風でも崩れなさそうな前髪に対する意識が強そうな女性を想像した。そうそう、あのなんとか48の白石麻衣さんみたいなタイプ。(もうメンバーじゃないのかも…。よくわからないので申し訳ないがとにかくめちゃくちゃ可愛い…)

キャピキャピして見られたのか、マウスたちが好きそうに見られたのか(実際はあの黄色い犬が好き)、なんかよく分からんけど東京駅であの袋をぶら下げながら、焦点の合っていない目をしながらホームで立っていそうに見えたのか、メルヘンな世界で生きているように思われたのか、ただ言いたいことは初めて、人生で【ディズニーとか行ってそう】と言われ、ものすごく微妙だと思ったことは確かだ。
微妙だと感じすぎて、何て返したら良いか分からず、曖昧な感じで「ウウッ、行かないんですけどー」って言った自分が帰りの山手線内で頭から離れなかった。

おそらく私は、結構頑固で、自分の中にやりたいことや、信念が一応あって、そこに他人から【〜〜〜〜とか好きそうですよね〜】という見当違いな予想が来るとムッ、とまでは行かないが、なぜか府に落ちない。いや決して嫌ではないんだ。ただなんか、そう、いや違うの、本来の私はこうなんだ〜、って教えたいのかもしれない。本当はあれが好きで〜、これが嫌いで〜、っていう承認欲求に似たような、自分を知って欲しい、そんな自分じゃないんだよ、ってわかって欲しいが為に、ムッとまでは行かない、なんだかなあ、という気持ちにさせられた。

しかし、初対面のたった1時間くらい話した相手に、そこまで、「私」というもうそろそろ23年を迎える人間の歴史や性格を事細かに説明するのもおかしいし、第一相手だって迷惑だろう。

本来の思っていることや、見当違いな予想をされたり、考えていることがズレて相手に伝わったり、偉い人の記事をわざと曲げて書いたり、私が本当に話したいこの頭の中に描いていることを相手はどれくらい読み取ってくれるだろう。
おそらく30%にも行かないくらいだと思っていて、だからこそ、全ての人に愛されることは不可能であり、なぜなら多くの人は私を浅くしか理解しようとしないから(これは至極当たり前のことなんだけど)、だから理解してもらうこともあり得なくって、だから身近な家族、親友、恋人だけがわかってくれる、というか理解しようと努力したりする、その理解の深さが重要だと思った。よく言う「友人は広く浅くか、深く狭く」みたいに言われるけどそれってその人についてどれだけ知ろうとするかの気持ちの面でも深くと言われていることにようやく気づいた。
多くの人に知られることも、小池都知事くらいなら重要なんだけど、私のような人間はいかに大事な人たちに理解されるか、その深さが大事なんだと考えた。

追記8月7日
家族には私はわかってほしい!みたいなことは特に強くは思わないんだけど、やはり好きな人、恋人には本当の自分はそうじゃない、こうなんだ!って自己主張が強めになってしまう…。わかってほしいから。勘違いしないでほしいから。私の理想な私をあなたにわかってほしいから。順番的にいうと、家族・友達・恋人でわかってほしい、勘違いしないでほしい欲が強いと考えた。

これを、逆に言うとその人を知れば知るほど、好きになるということも当てはまるよね。誰だって悪いところもあるし、良いところも知っている。だから、誰かが何かを犯したとき、その人を深く知っている人だけが、その犯した人間を見放さないだろう。

【ディズニーが好きそうな女】【ジブリが好きそうな女】【3代目なんとかブラザーズが好きそうな女】【今話題のなんとかプリンスが好きそうな女】【舞台を観に行くのが好きそうな女】【海外旅行が好きそうな女】【丁寧な暮らしをしてそうな女】【朝、日経新聞を読んでそうな女】【プロ野球が好きそうな女】【フェスが好きそうな女】

色んな【〇〇が好きそうな女】がいるし、そう聞いただけで服装とかその人の生活スタイルを想像してしまう。でもその〇〇そうな女は、実際には〇〇そうな女じゃないこともあるし、〇〇そうな女兼〇〇も好き、みたいなパターンもある。

また年齢やその人の性格で、〇〇が好きだ、と言えば、年相応もあれば、渋いね〜と言われることもあり、
〇〇が好きだから、そのようなルックスになるのか、そのようなルックスから〇〇が好きになるのか、〇〇が多いほどそれはそれで魅力的だし、一つのことに集中して好きだといことも素敵なことだ。

意外性はあったほうが人として面白いし、もっとこの人のことを知りたい、って思っちゃう。それがある意味「ギャップ」だし、使いようによってはマイナスギャップなんだけど、そもそもお前に判断される為に生きてねえんだよ、っていう強い信念があればやっていける。

ディズニー好きでもない、根は落ち着いている、でも時たま頭がおかしくなる、電気屋に行くと眩しすぎて目が疲れ、瞼が重くなり、帰りの電車で気力を使いすぎて意気消沈し、家に帰ると部屋を真っ暗にしてどこか一点だけを見つめている私を、あの電気屋のお兄さんはどう思うだろうか。この本来の私を見ても、ディズニー好きと思うのか、どうなのか。プラスのギャップか、はたまたマイナスのギャップか。
どちらにせよ訳のわからない専門用語を、ムキムキの日焼け肌とミスマッチな白色のマスクをしながら喋っていたお兄さんが、帰り際、【お引っ越し、おめでとうございます】と私の耳元でコソコソっと丁寧に言ってくれたことに私は再度いや〜ん❤︎素敵❤︎、と感じたことはここだけの秘密です。

電気屋に付き添ってくれた友人と日焼けのムキムキお兄さんと、〝なんか違う3種の神器代〟をくれた父親と、Wi-Fiの説明書を読まずに「わからーーん」と叫ぶ妹の新居に、来てくれた天才的な姉と、洗剤から醤油まで生活必需品を送ってくれた母親と(大好きなみかんを添えて)いろんな人に助けられながら今ようやくWi-Fiが通った新居でこれを書いている。早くある程度部屋を完成させなきゃ!と急いでいたのだが、そういうのは疲れたので、住んでいくうちに自分の空間を作っていこう、と斉藤和義の「歩いて帰ろう」を聞きながら思った今日この頃。
人生初の一人暮らし。もう既に、ガスの連絡を忘れていて初日は水風呂だったことなど問題は起きた。しかし根がバカだからか、その夜は、修行だと思い笑いながら、変な声を出しながら、しっかりトリートメントまでした自分を褒めたいし大好きだ。自分の良いところをもっともっとこの先深く、この新たな部屋と一緒に追求していきたい。

ps,窓を開けながら、朝の6時からこれを書いている。セミが鳴いている。あー夏だー!!!って感じ。別に海も水着もBBQも疎遠の私だけど、やっぱり夏は好きで、暑い暑いって文句言いながら、バカみたいに歩くのも好きだし膝の裏に汗をかきながら本を読むことも好き。エアコンだとワンルームでは寒くって、扇風機だと物足りない(扇風機めちゃくちゃ埃が溜まるの早いの困ってる)お風呂上がって、せっかく綺麗にしたのにまた汗をかくあの感じもムカつくし、朝の味噌汁は発汗作用が異常だし、最初の挨拶は「暑いね〜」から始まる会話も好き。

冬は冬で物凄い寒がりなんだけど、夏は夏でものすっごく暑がりなのに、電車に乗ったりカフェに行けばまじ寒い、ブルブル〜、むりーって感じで1番文句の多い季節だと思ってる。今年の夏はいつもとは違うけど、だからこそ、その〝違う感じ〟をも楽しみたい。

8月6日、日本にとっては特別な日、今日もお疲れ様でした。
また明日、自分のペースでやるべきこと、やりたいことをコツコツとやって行こう、と改めて思いました。
私がこれを書くことですっごいスッキリするし、なおかつ読んでくれている人がいるとさらに嬉しいです。
だいぶ落ち着いてきたので、またまたTSUTAYAじゃない記事の更新率を上げられそうです。
この後は、今日発売の大好きな漫画【違国日記】6巻を読みます。この記事で私のおすすめ漫画について書いてあるのでよかったら読んでみてね。

psがpsじゃない量になった…笑

あちゃちゃちゃちゃ〜。