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生きることの科学

私たちは何のために生きているかということですが、生命全体を見ると、「学習すること」というのが一つの答えです。

この地球上の生命は、生命現象として、人間が「進化」と名付ける方向性を持っています。進化とは、外部環境への適応であり、機能の獲得です。これを「学習」と言います(強化学習)。

動物も人間も、一つの生命体としてみた場合、その生命原理は学習性であり、学ぶということです。

この学習性原理に基づけば、人生の意味が見えてくると思います。

つまり、あなたに起こることは全て学びのためにある、ということです。

この宇宙には因果律というものが、宇宙の隅々まで働きます※。その人が間違った身体・脳・心の使い方をすれば、それは因果律に基づいてエラーを生成します。そのエラーを改善し、適応していくのが学びです。だから、学ぶべきことは、己の未熟さであり、そこに謙虚さが必要です。

謙虚とは、他人に卑屈になることではありません。全体の情報を司る宇宙に対して、部分である我々人間が未熟であると悟ることが謙虚です。人間の中でトップであっても、宇宙の見地から自己の境地を観察することです。

ということで、また。

※もう一つは非因果律があります。これについは、また述べたいと思います。

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