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気功

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丹田を理解するには

丹田を理解するには

丹田とは感覚です、とか重心ですとか、色々な意見がありますが、厳密に言うと、それは間違いで、現代の一つの用語で丹田を個体的に限定的に指し示すことはできません。
その理由は、東洋医学は関係性や機能で捉えるためです。
つまり、私たちは西洋のパラダイムで物事を捉えようとしますが、東洋のパラダイムを理解できないと丹田を深く理解はできません。

例えば、東洋医学の脾という臓腑は、西洋医学の脾臓とは違います。

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丹田の構造

丹田の構造

丹田と重心
人間はまだ人間として完成されていないのかもしれません。
この人間の身体を完成させるために形成されたのが丹田である、というお話です。仮説的な部分もありますので、それを考慮してお読みください。

もちろん、丹田というのは感覚的なものなので、解剖しても見つからないのですが、なぜ、東洋の古代人はこのようなものを身体に設定したのでしょうか。

まずは、丹田は重心と関係している、ということから。

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丹田の科学

丹田の科学

書籍説明
「丹田とは何か?」

ということについての電子書籍を書きました。

古来から臍下三寸にあるとされる丹田、ここを意識すると心身が不動の状態になるとされています。

なぜこの心身不動状態になるのかのメカニズムから、ちょっとした丹田の疑問、そして丹田と宇宙のつながりという未科学な部分まで書きました。主に理論書なのですが、巻末には実践も少しだけ書きました。
本書では、生理学、生物学、歴史、身体技

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アニオン(陰イオン)が身体から放出される現象について

アニオン(陰イオン)が身体から放出される現象について

今日はたまたま陰イオンを放出するとする健康機器メーカーの方と某所でお会いしました。その測定器に触れてから陰イオンを体内に放出するらしいのですが、私にその測定器をつけると既に陰イオンが放出されている、とのこと。

「このような現象ははじめてみた」

と、そのメーカーの方は言ってました。

これがよい現象なのかどうかはわかりません。
私の身体から陰イオンが放出されていて、癒しの効果があればいいのですが

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気功の臨床と学会発表

私がこれまで修行してきたものの一つに気功があります。

その気功の臨床から得た知見を論文やポスター発表として、医師と大学教授と連携して学会発表しました。

気功というと不思議なものと思われていますが、それをできるだけ先行研究も踏まえて論理的にまとめてみました。

その時の内容が投票で一位となったので、最優秀賞をいただくことができました。

そして会報にも掲載されました。

ご協力いただいた方々に感

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