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中小企業を退職、一流企業への就職を目指した(Part1/3)

私が会社を辞めた理由 と 一流企業への就職を目指した経緯を3回に分けて書きます(書き下ろしの駄文ですが...)。

私は、大学卒業後、中小企業(年商60億 従業員400名程)に就職しました。

しかし、今で言う、ブラック企業でした(1日16時間程の労働で、年に10日も休めなかった...昔ですけどね)。

残業 や 休日出勤 もつきません(暗黙の了解?という説明を受けました...昔ですけどね)。

給料の手取りは約12~13万円、一人暮らしの家賃と光熱費、食費で何も残りませんでした(家賃&光熱費で7万円...会社指定の都会のOne Roomマンション)。

3年もすると、客先対応、実務(現場作業 や 報告書作成等々)、納品の一連を担うようになり(当たり前ですが...)、実務の繁忙の上に、客先折衝というコミュニケ-ションのストレスまで負うようになり、緊迫感と緊張感に、日々、押し潰されそうでした。

そして、毎日、いや、1日に数回、「この会社を辞めたい...」と思うようになり、徹夜が続くようになると、「絶対辞めてやる!」と決意したものでした。

よく一緒に徹夜していた同僚に話をすると、「俺も辞めようと思ってる...」と、傷の舐め合いになり、でもそれにより、いつも一時的に気分が解消されました(今思えば、お互いに愚痴ってストレスを解消させていたのかも...)

それでも、年月の経過とともに、「こんなこと続けてたら死んでしまう!」、「もう限界だ!」と決意し、上司に退職願を出したのだけれど....

「会社は、命まで取ったりしない。その気になれば、いつだって辞めれる。気を付けておくことは、精神を病んでしまうと、その後の長い人生をダメにしてしまうということ。精神的に限界だというのであれば、退職の前に、まず配置転換を希望してみるというのはどうだい? "嫌だから辞める!"というのは良くない。また次の会社でも"嫌になったから辞めます!"となり、辞め癖が付きかねないよ」が、上司の回答の要約。

普段、絶対的 かつ 高圧的な悪魔神官のような上司が、実は菩提薩埵のような人格であることを、この時、初めて知りました。その言葉は、「説得」ではなく、「癒し」でした(T・T)。

これまで、「自分は大変なんだ!忙しんだ!」と自己暗示をかけ、ただただ、その頑張りを周りに、みんなに、知ってほしかった、分かってほしかった(恥ずかしながら精神的にまだまだ子供でした)...。

でも、気持ちを分かってくれる仲間がいて、頑張りを認めてくれている上司がいました。

それ以降、仕事量は更に増加の一途を辿りましたが、「辞めてやる!」という思いは、爆発しなくなりました。人は人によって支えられている...それが、自分なりに体感できた結果でした。

そして、この会社で頑張っていけそうだ...、いや、頑張っていくしかない...。そう思うようになったころでした。『この会社は辞めた方がいいな...』と判断するに至った、あの事件が起こったのは...。
<next!>
https://note.com/mbb_mbb/n/n4d59ed6c1b7a

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