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工業高校から現在までの大学生活 #01

 早速ですが皆さんは工業高校出身ですか?それとも普通の高校出身ですか?
多くの人は普通の高校出身だと私は考えています。しかしその中の工業高校だった人もいると思います。そんな中で工業高校だった私が大学入ってからどのような生活をしていたかまた入る前にしていたことをお話していきたいと思います。生活の話をする前に今回の1回目は工業高校と普通の高校の違いについてお話したいと思います。

 
 まず工業高校は普通の高校の違いとして5教科の勉強する時間が少なく多くのことを学ぶことができません。普通科には現代文や古文、漢文といった分野で分かれていて、数学も数Aや数Cなどの多くわかれていると思いますが、工業では現代文、古文、漢文は1つにまとめらており、数学も数Ⅲまでやってない人もいます。なので工業高校の人たちは5教科の知識が他の普通の高校の人よりも劣っています。

 なぜ工業高校では5教科などの勉強時間が少ないかというとそれは専門科目があるからです。「専門科目??何それ??」と思う人は多くいると思います。当然の反応です!専門科目とは大学のように学科のようなものがあり、その学科の授業のことをさします。例えば私の工業高校ではプログラミングの授業や電気回路の授業がありました。
 
 また実習という授業もあり、一週間に一回、実験を行って結果や考察などをレポートとして提出することがあり、レポート作成では結果からどうしてこうなったのかまたこの結果からわかったことは何なのかを明確にしなければ受け取ってもらえずに返されてしまいます。実際に私も何回も返されたことがあります。このような経験をした後に最後に卒業のための卒業研究を行います。下のものは実際に作っていたものです。


 

 この工業高校の授業と普通の高校の授業のこの差で見ると5教科を一つにまとめた変わりに専門の科目が増えてるというのが大きな違いとして認識できると思います。小さな差と思う人もいると思いますがこれは実際には大きな差であり、続きとなる大学に入るまでにやっていたことに大きくかかわっています。このお話は次の記事でしっかりとお伝えします。

 他の違いとしても学校での外出許可が工業高校では材料などを買いに行くために甘く見られていること。作品成果物ができるために良いものであれば地方のラジオ取材や研究発表会での多くの企業様を招いた発表会での発表があります。また普通科とは違い、学校経由で資格試験を受けることができます。授業で必須で取らなければいけない資格があり、授業の取得に普通科ではテストだと思いますが資格試験の合格が関わる授業もあります。

 以上のことから工業高校と普通の高校では違いが多くあることがわかりましたか。どちらが良いとかはなく、どちらとも良い面を持っている高校だということは理解してください。結論としてこれから進学する人はは「夢に早く近づきたいなら工業、色々将来を考えたいなら普通科」です。やりたいことがもう変わらないというなら工業科へ、まだ明確に決まっていないならば選択肢を増やせる普通科が良いでしょう。違いを理解することは進学にも関わります。この次の記事ではそのことを含めて大学に向けてどんなことをしていたのかお伝えします。