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「会社や組合はあなたを守ってくれると思いますか?」

「会社や組合はあなたを守ってくれると思いますか?」

この質問はYESでもあり、NOでもあると思いますが、私はNOだと思っています。

基本的に、絶対的にあてにしてはいけないものを、なんとなく大丈夫だろう、きっと大丈夫だろうと、安易に信頼することを私はしない。

保険は別ですよ。

保険は、将来の不確定のリスクに対して、保険金がどうなったら支払われるかが明確です。

自分の家族構成や、健康状態、仕事内容、遺伝子内容(私はDNA検査推進派)、予防医療の有無、将来の自分のおかれている状況の想定などの要素を鑑みて、保険に入るわけです。

これは、結果的に保険請求をすることになるかならないかは、将来にならないとわからないですが、保険会社はよっぽどのことがなければ、つぶれないし、つぶれても保護制度(セーフティネット)があるから、保険金を受け取れないという状況にならないので、保険は信頼はできるわけです。

保険のことはひとまず置いておいて。。

じゃあ、会社は組合はあなたを守ってくれるか?

新型コロナウイルス(COVID19)は、世界を変えましたね。もう2020年も終わろうかとしているのに、いまだに2019年誕生のウイルスに我々は苦しめられています。

大手金融グループのみずほフィナンシャルグループに、ANAもピンチだなんて、ビフォアーコロナの時は想像もできなかったです。

みずほは、週休3かや4日の働き方を社員に認める。。

ANAは早期希望退職を募集、冬の賞与はゼロだ。。

会社が社員を守ろうにも、仕事がなくなってしまったり、仕事がなくらないまでも9割減とか8割減とかが、実際に起こっています。

航空業界を筆頭に、ハンコ業界とか、外食産業とか壊滅的なダメージを受けていますよね。

GO TO に期待がかかりますが、コロナ君は長期戦なので、日本の財政がいつまでもつか。。というところは気がかりです。

こうして書いているとすっごくネガティブな人間のように思われるかもしれませんが、私は生まれつきポジティブです。(興味ない?笑)

ですけど、自分のおかれている環境を冷静に分析したら、楽観視はできない状況ですよね。

皆様は違いますか?

ちなみに私の前職は損害保険会社でした。

損害保険会社は一般的に、収益性が高いですし、不況などでも体力がある企業と言えます。

加えて、台風などの大規模自然災害が2020年度はいまのところ発生しておらず、コロナで通勤や業務で車に乗る機会が減ったので自動車事故が減少して保険収保の大きなウェートを占める自動車保険の支払保険金が減少したことによる利益で、保険契約の減少による損益をカバーするという構図で、コロナによるダメージは最小限なのではないでしょうか。

ただ、長期的にみると、Fintechにみられる人間からAIへの代替の流れや、少子高齢化による保険契約者の減少、コロナ影響でビジネス縮小による保険マーケットの縮小、米中摩擦×コロナでのグローバル化の終焉でさらなるビジネス縮小・・と将来的な不安要素はたくさんあります。

保険会社の社員もみずほFGのように、

「君は、会社キライだろ。週休3日にしていいぞ、そのかわりに給料は8割だ。
「君は、能力が低い。週休4日でいいぞ、そのかわりに給料は6割だぞ。」

って言われる日も近いかもしれません。

※みずほFGの導入予定の制度を参考に想定

えぐくないですか?
キツくないですかコレ?

仕事を休めるからラッキー勉強しよーとか家族と旅行しよーと思う人もいるんでしょうが(私はこっち派)、えー給料下がるの困る。。って人も多いはず。

どうするんですかね、そうなったら。

どうしますか、そうなったら。

副業でウーバーイーツでもするんですかね?

私は常々、noteでもTwitterでも言っているのは、将来のリスクには極力備えておきましょうということです。

私なりの結論は、転職です(私の場合は公務員)。
興味ある方は別のnoteにしっかり目に書いております(宣伝です)

転職しなくても、積立NISAをはじめて資産運用とかでもいいかもしれないですし、格安スマホにかえて出費を減らして、将来的な収入減に備えました、でもいいかもしれません。

一番まずいと思うのは、将来はきっとなんとかなるはずだと、ただただ楽観視することです。

これを思考停止と言います。

思考停止しないようにするにはどうするか?

自分で考える。

人に聞く。

本を読む。

YouTubeみる。

人にもう一度聞く。

自分で考える。

自分で決断する。

・・・

とにかく行動に移すことが大事です。

質も量も大事です。

さぁさぁ、コロナ君はラスボス級の強敵ですね。

考えましょう。

それでは最後に問題です。

「会社や組合はあなたを守ってくれると思いますか?」