【読めるラジオ】MBのトレンドレポート 第49回ゲストは、ドリブルデザイナー 岡部将和さん #049
MB:皆さんこんばんは、MBです!このMBのトレンドレポートは、毎週様々なゲストをスタジオにお迎えして、ゲストの生き方や考え方を伺う番組でございます!
馬場ももこ:こんばんは、馬場ももこです。今週もあなたのビジネスのヒントになるトークをお届けします。
MBさん、なんか今日声元気ですね。
MB:元気ですよ。元気いっぱいです。パワーが溢れていますからね。
馬場ももこ:よかったです。(笑)パワーが溢れてるMBさんにお伺いしたいんですけど。
MB:なんでしょう。
馬場ももこ:サッカーはお好きですか?
MB:サッカーそんなに得意じゃないですね(笑)
馬場ももこ:どうしたんですかいきなり!崩れるの早い。
MB:新潟ってほら、サッカー率高いじゃないですか。
馬場ももこ:アルビレックス新潟。
MB:にも関わらず、サッカーそんなに知らないですって、すっごい言いにくいんですよね。
馬場ももこ:ただ、なんかやっぱり身近にはありましたよね。
MB:めっちゃある。だってワールドカップが新潟で開かれた時あったじゃないですか。
馬場ももこ:ありましたね。
MB:あのベッカム来た時の、あれどこだっけ。ビッグスワン?どこだっけな。
馬場ももこ:ビッグスワンじゃないですか。
MB:だよね。そこのなんか応援部隊みたいな感じで県に雇われて、俺バンド演奏したもん。
馬場ももこ:えー!そうなんですか。
MB:思い出した。あのバス、ベッカムも乗ってる!って。
俺、ドラム叩きながら見てたっていうぐらいの経験はあるけど、サッカーはそんなに知らない。ごめんなさい。
馬場ももこ:いやいや。
MB:馬場さんもそこまで詳しくないよね?
馬場ももこ:はい、そうですね。
MB:勉強しましょう。今夜はね、サッカーの世界の中でも極めてユニークな存在であるドリブルデザイナーの方をゲストにお迎えします。どうぞお楽しみに。
馬場ももこ:では、今夜の1曲目は、この後登場のゲストが選んだ曲をお届けします。Viccoで「Nochentera」。
馬場ももこ:アナログPRプレゼンツ、MBのトレンドレポート。この番組は、情報と印象をデザインするマーケティングカンパニーアナログPRの提供でお送りします。
MB:週末の夜に最新トレンドをインストールするプログラム、MBのトレンドレポート。今夜のゲストはこの方です。
岡部将和:こんばんは。岡部将和です。よろしくお願いします。
馬場ももこ:お願いします。今夜のゲスト岡部将和さんは、誰でも抜けるドリブル理論を持つドリブル専門指導者、ドリブルデザイナーです。
YouTubeをはじめとするSNSの総フォロワー数は240万人以上、それらで配信するドリブル動画閲覧数は2億再生超え。
日本国内だけでなく、アジア、ヨーロッパ、南米と世界各国からアクセスされ、現在は海外を拠点に世界中でドリブル指導を行ってらっしゃいます。
サッカー日本代表選手をはじめ、ロナウド、ネイマール、モドリッチ、ロナウジーニョ、ジーコ、デルピエロなど数多くのスター選手とコラボしている異色の指導者です。
MB:すごいよね、事前に動画とかも観ているんですけども、信じられない動きで。ドリブルってほら、足の前にボールがあるのが普通じゃん。
馬場ももこ:そうですね。
MB:岡部さんのはぴょんぴょんぴょんぴょん飛ぶじゃないですか。
馬場ももこ:四方八方にいて、宙に浮いて、それをまたキャッチして、みたいな。
MB:だから、ドリブルの概念がちょっと変わってる感じがするんですけど、一般的なドリブルと岡部さんのドリブルってちょっと違いますよね?
岡部将和:僕が表現するのは、結構見たことないようなドリブルが多いです。僕はプレイヤーにドリブルをデザインをしたりするんですけど、それはシンプルなものもあります。
MB:なるほど。だからドリブルデザイナーっていう肩書きというか、だから定義的には、それぞれのプレイヤーさんに対してドリブルをデザインして差し上げるっていう。
岡部将和:そうですね。その個性に合わせてドリブルをデザインしていくっていうのが僕の仕事なので。
MB:なるほど。
馬場ももこ:なんかこのドリブルデザイナーって聞き馴染みがなかったんですけども、岡部さんが作ったものなんですか?
岡部将和:そうなんですよ。世の中にそういう仕事がなくて、ドリブルと人を輝かせるっていう、その2つがやりたくて、自分で仕事にしました。
馬場ももこ:第一人者ですもんね。
MB:なるほど。それがあれですもんね、スーパースター選手とコラボしてっていうことになってるから、サッカーできる人がぱっとこう、思いつきでなんか言っちゃったみたいなじゃなくて、もう世界的に認められてるってことですもんね。すごい。
岡部将和:そうですね。
馬場ももこ:え、今日本にいらっしゃるんですか?
岡部将和:いや、今マドリードに。
馬場ももこ:マドリードにいてですもんね。
MB:そのドリブルデザイナーに進んだ道をちょっと伺いたいんですけど。岡部さん、横浜マリノスのジュニアチームとか桐蔭横浜大学サッカー部で活躍されて、その後フットサルに転向してプロ選手になってると。
フットサルを選んだっていうことが、ドリブルデザイナーへの道に繋がったりしたんですか?
岡部将和:そうですね。フットサルってより対人で1人抜くとすごいチャンスとかっていうのがあるので、そこで対人を磨いてく中で、ああ、僕やっぱり一対一好きだなとか、ドリブル好きだなっていうとこからですね。
MB:ご自身にやっぱり最初からそういう才能があるとか、身体的に恵まれてるとか、そういう意識はあったんですか?
岡部将和:いや、僕は体が小さくて細くて病弱だったので、当たり前にピッチに入って当たり前に表現したら勝てないんで。
事前にどうやったら相手に取られないかとか、違いを作れるかっていうのをずっと考え続けてたんで、その辺もフットサルとか能力が低かったからこそできたことというか、指導の道で生きたんですよね。
馬場ももこ:岡部さんがすごいフィジカルな選手だった場合には、このドリブルデザイナーっていうもの自体、生まれてない可能性もあるってことですか?
岡部将和:多分生まれてないです。気づけなかったと思います。
MB:じゃあ岡部さんは、フィジカル的にはサッカーやフットサルには不向きだったと。
岡部将和:めちゃくちゃ不向きだったので、フットサルってFリーグっていうプロリーグと言われてたんですけど、蓋を開けたらセミプロで、それだけでご飯食べれなくて。
バイトで子供たちにフットサルだったりサッカーを指導するっていうとこにいたので、そこで人を輝かせるのって楽しいな、とかっていうのを感じれたんで。 それも完全プロだったらできなかったんで、今では感謝してます。
MB:でも、フィジカルに向いてないって自分でこう意識できて、よく辞めずに頑張ったというか。
岡部将和:あー、すっごい負けず嫌いで。言い訳したくないですし、どんな環境でもどんな能力値でも、こうやればできるっていうのをずっと信じてたので。
MB:それで技術を磨いて、フィジカル的には劣ってるかもしれないけど、テクニックでカバーするっていうことをずっと追求されて。
ただ、やっぱ技術を持ってプレイすることと、それをこう今、人に教えるお仕事されてると思うんですけど、ちょっと違うものだと思うんですよ。
でも実際には岡部さんのドリブル指導の動画見たり、アカデミーで教えてもらったりとか、世界中の人たちがしてるわけじゃないですか。
岡部将和:はい。
MB:岡部さん的には、その、プレイすることよりも教えることの方がどちらかといったら得意だったってことなんですかね?
岡部将和:そうですね。なんかドリブルって感覚とされてたんですよ。センスだよねって。
馬場ももこ:え、なんかセンスなイメージです。
MB:イメージ、イメージ。
岡部将和:もちろんセンスもあるんですけど、センスはもう本当1パーセントぐらいで、ちゃんとその言語化できるというか、なぜ抜けてとか、なんでここのボールが通ってるとか、本来は言葉にできる。
MB:そうなんだ、面白いな、これ。
馬場ももこ:でもやった時に、センスだよなとか才能がないかもって思って諦めてしまうことの方が多いですよね、もしできなかったりしたら。
MB:だからこれ広めること、すごい意義があるよね。
馬場ももこ:プロのアスリートでも、要は自分の技術体系立てて説明したりとか、大事な部分を言葉にするのがすごく難しいじゃないですか。
だって言ったところで、じゃあその本人ができるように伝わってるのかどうかっていうことと、果たしてこの言葉選びで合ってるのかどうかは、意思疎通としてすごく難しい部分もあるわけじゃないですか。
でも、岡部さんの場合、それが得意だっていうことと、自分の少し弱点があったところから、子供たちに教えるバイトをして気づいて、得意だっていうところに持っていって、サッカーの中のこの技術の1つがクローズアップされたものっていうことでできてるっていうことですもんね。
岡部将和:はい。
馬場ももこ:それこそいろんな技術の開発があって、楽器メーカーのコルグ、スポーツトレーニング用のメトロノームとかの開発もそうですけれども、なんか理論が明確っていうところがあるってことですよね?
岡部将和:そうですね、例えば、間合いが近い遠いとか言われて、間合いって何?みたいな。
MB:思います思います(笑)
岡部将和:なんか、剣道とかも間合いだとか、いや、間合いって何?っていうのを細かく言う人がいなくて。
大体みんな距離って考えるんですよ、でも、距離だけ近いとやられる、遠いとやられないとか、ボール取られる、取られない。でも実は違くて、距離と角度の概念が入ってたりとか、そういうのを自分が聞いてて、言葉で言われてよく分かんなかったものとかをちゃんと考えると違うかったみたいのをくっつけたりとか。
MB:なるほど。
岡部将和:あとはそのコルグさんとかって音楽のメーカーなんですけど、メトロノームとかでリズムって、カチカチカチカチってやって、なんかサッカーってドリブルするとき半歩ずらすって言って、カチカチカチカチのとこで、タタンっていうタイミングでドリブルをしたりすると相手がずれるっていうんですけど。
MB:へー。
岡部将和:僕の中では0.5ずれたとかじゃなくて、今0.3ずれたよ、とか、もっと細かいんですよ。10分割ぐらいのカチカチカチカチで、そこでちょっとでも相手とずれたりすると躱せたりするんで、なんかもっと細分化されてるんですよね。
馬場ももこ:もっと細かく、もっと分かりやすくしてくれるってことですね。
岡部将和:対峙するときとかは相手がスローに見えたりするので、もっと細かく時間を刻むと。なんか生きてる時間も24時間ですけど、人より体感する時間が長いし、対峙する時もそれがもう超細かくなってるっていう。
MB:岡部さん、抜くドリブルっておっしゃってますけど、なんで抜けるんですか?そのドリブル。
岡部将和:えっとですね、僕は元々、家系が将棋家系で、ひいおじいちゃんが将棋の棋士だったんですよ。 ずっと将棋盤が子供の頃からある生活をしてたので、逆算するっていうことをすごい常に考えてて、「最終勝てる」。
将棋で言うと大手でも詰みの状態ってどこですかっていうと、ゴールが入った瞬間で、そのゴールから逆算すると、その1個手前ってシュートですよね。
MB:うんうん。
岡部将和:じゃあ、右足打つの?左足打つの?みたいな。 そのシュート打つとこに持ち出すためのドリブルで抜くっていう瞬間って、例えばパーンってボールを前に出して、何歩目でシュートを打つかっていうのが分かれば、どこからボールを最後ドリブルでパンって出すかっていうとこが分かってくるんですよ。
MB:はあ〜なるほど。
岡部将和:で、そうすると、そのパンって出すとこまで持っていく過程のディフェンスとの駆け引きから始まるんですけど、どこからあなたはゴール決まるとこまで想像できてますか?っていうところを考えると、ドリブルってどこで抜けるかってのが分かってくるんですよ。
MB:はあー、おもしろい。
岡部将和:じゃあディフェンダーに取られる時ってどんな時なの?っていうと3つしかなくて、自分が、オフェンス側がミスをしてしまうっていうのと、例えば、僕がオフェンスでMBさんがディフェンスだとしたら、僕側がテクニックでミスしてボール取られちゃう。
あと2つしかなくて、それはMBさんが物理的に足とかを伸ばして、ボールに触れて取る。その時は取られちゃいますよね。
MB:そうですね。
岡部将和:あとは、ボールは躱したんだけど、MBさんが岡部に体を入れて、体が触れて取られる。その全部で3つなんです。
大事なのは、上手くなってくると相手はミスんないんですよ。
オフェンス側のテクニックでは取れないってなると、ディフェンスがあって、物理的に取れるところに入って、体かボールに触れないと取れないんですよね。
そしたらMBさんが届く距離って10メートル足伸ばして届きますかって言ったら、届かないですよね。クリスティアーノ・ロナウドであっても届く距離って決まってるんですよ。大体それが世界のスーパースターとかでも1m80cmとかなんです。
MB:ほー。
岡部将和:それをメジャーで僕測ったりするんです。
世界優勝したディフェンダーとかに、こんなことさせてすいません!って言って、削るつもりで思いっきり足投げ伸ばしてくださいみたいな。
こう、メジャーで測って。ボールって直径23cmありますから、180cm足が伸びるとしたら、2m3cm離しとけばボール届かないと。
MB:すげえ。
岡部将和:じゃ、その中でどこまでボールを持っていけたら、そこから相手が分かっててもボール出したら抜けるかとかを、人それぞれスピードとか体の強さとか足の長さで違うんですけど、それぞれの誰が相手でも抜けるって場所さえ知れば、そこまで気づかれずに持っていければ勝てるよねっていう。
MB:超面白い。それすごい!
馬場ももこ:なんかその、数式じゃないですけど、全部岡部さんがドリブルデザイナーとして色んなデータを生み出してるわけですもんね。
MB:岡部さんは、その指導力とか理論を子供たちのために生かす活動が多いですよね。
岡部将和:はい。結局、僕自身もそうでしたけど、このドリブル理論もそうなんですけど、どんなに抜けるっていう風になっても、最終的にメッシぐらい能力があっても、表現できなかったら誰もメッシって気づかないんですよ。
そこの1歩踏み出すっていうところが、どうしても今の世の中難しい。
分かってる人が、これをやったら転ぶよ、先で転ぶよ、ミスするよ、だからやめときなさいとか、挑戦しようとすることを難しくすることが多いなと思ってて。
子供たちって特に、やりたいってことが純粋に出てくるけど、僕なんて…私なんて…ってなってしまったり、色んな出来ない理由を探して、出来てないことが多いから、そこの子供の夢の応援をしたいっていうので、僕の活動はもう全てそこに紐づくものでやってるって感じです。
馬場ももこ:どんなことをしてるんですか。
岡部将和:例えば、今まで色々やってますけど、最近は世界に海外挑戦したいっていう子どもたち、世界でプロ選手になりたいんだって子供たちがいて、その子たちを海外に連れて行くってことをやってるんですけど。
実力があっても海外に行くってお金がかかるじゃないですか。そこの部分で、挑戦したいのにできない理由探さないでって言ってはいるけど、物理的に行けない人とかがいて。
MB:確かに。
岡部将和:本当はできない理由を探さないっていうのが1番なんですけど。
物理的にできないっていうものがあった時に、どうしたらいいかなって言ってたら、ある企業がですね、できない理由なくしましょうって言って、日本でセレクションして、合格した子どもたちを2チームですね、世界大会に連れて行って、レアルマドリードとかFCバルセロナってすごい強いチーム、昔のロナウドとかメッシいたチームの子供たちと試合を。日本の中で選抜をして。
MB:すげえ。
岡部将和:それも全額費用サポートして。もう第2回も今回決まって、また3月に行くんですけど。
MB:岡部さんもすごいけど、それをのんでくれた企業さん、すごいっすね。
岡部将和:いやもう本当に。費用対効果は?って言ったらもう全然そんなの何にもないので。
MB:そうですよね。その企業のメリットどこにあるんだろうって今考えちゃったけど、そういうことじゃないんですもんね。
岡部将和:そうことじゃないんです。
馬場ももこ:そこから少しでも子供たちが諦めないで、自分たちの才能に向き合ってほしいなって。そういう時間を作りたいからこそってことですもんね。
MB:すばらしいな。なるほどね。その他、講演活動とか、トレーニングイベントとか、クリニックとかももちろんやられてるわけですよね。
岡部将和:はい、今決まってるのだと、慶應とかで講演させていただいたりとか、あとは、学校の客員教授みたいになって、その学校の子供たちにこういうことを僕はしてきたんだけど、みんなもやりたいことがあったらできない理由探さないで挑戦してみてね、みたいな話をさせてもらったりとか。
MB:いや、そうですよね。岡部さんの話って、サッカーを志す人とかサッカーが好きな人に話を聞いてもらうだけじゃなくて、諦めないとか。
だってさっきもお話ありましたけど、フィジカルで自分は他の人と比べて、でもテクニックでカバーしてみたいなことがあったわけじゃないですか。
そのモチベーションだったりとか、考え方だったりとかを、そこを知ってほしいっていうので、他のジャンルが好きな人だったりとか、サッカー全く知らない人とか僕みたいに。聞く意義がすごくあると思いますね。
馬場ももこ:自分の人生に重ねて諦めない心づくりができますよね。
MB:いや、本当にそうだと思う。素晴らしい。岡部さんはドリブルとかサッカーを通じて、子供たちに何か伝えたいメッセージあるんでしょうか?
岡部将和:挑戦を駆り立てたいっていうところで、その人らしく生きていってほしいっていうのがあって、挑戦をすることって幸せの感度をあげると思ってるんですよ。
例えばお水を飲むとおいしいって感じるのって、喉が乾いた時にやっぱり感じますし、感謝も感じるように、幸せもこれをできたら幸せだよねって、今あることだけでも幸せだよねっていうことはもちろんできますし、挑戦しなくても理解してる人はいるかもですけど、僕はそういう人でも挑戦してっていつも言ってます。それは結局、喉が渇いてない状態で水を飲む時と、めちゃくちゃ乾いて飲む時って、やっぱり分かってても違うと思うんですよ。
MB:そうですね。
岡部将和:幸せに関しても、過去すごいとか過去挑戦してたとかじゃなくて、今何ができるかっていうところで楽しんでくれる人が出てきたら、すごい優しい社会になってくんじゃないかなっていうので。
MB:なるほど。
岡部将和:はい、挑戦する人を少しでも多く増やしたいと思ってます。
MB:幸せの感度ね。いや、本当におっしゃる通りだと思います。なるほどね。
馬場ももこ:岡部さん、将来的にご自身でドリブルデザイナー第一人者として、キャリアどういうふうに未来を描いていきたいですか?
岡部将和:ドリブルデザイナーは遅くてもあと3年で僕は卒業しようと思ってて。
馬場ももこ:え、卒業?
岡部将和:はい、僕が描く夢があと3年以内には叶うなと思ってて。
それ叶った後にずっと同じ場所にいるっていうのは僕はしたくなくて。
サッカーって80億人いるうちの16億人が経験するスポーツって言われてるんですけど、5人に1人ぐらい。 でも逆に言うと、どんなにすごくなっても5人に1人しかサッカーの世界を伝えられない、届かないから、もっと大きい、みんなに届くものにしたいっていうのがあって。
ドリブルデザイナーからドリームデザイナーになって、子供たちの夢のきっかけを作ったりとか、その応援をしたりっていう方にいきたいなっていうので。
僕の今のドリブルデザイナーの夢、今回叶いそうだったんですけど、世界一のメッシとかロナウドみたいな選手、バロンドールっていう世界一の称号が1年に1回手に入るんですけど、それを取ってる人のデザインをするっていうのが、僕のみんなに笑われたけどやるって言った夢だったんですね。
今回2位になっちゃった選手、ヴィニシウスっていって。彼のデザインをさせていただいたことがあって、1位だったらもう卒業だったのになっていうのはあったんですけど。
MB:あーなるほど。
岡部将和:もう、なんかちょっと早いんじゃない?っていう風に自分の中で言い聞かせて、またそこも続きはするんですけど、それを僕は誇りを持って捨てたかったんです。世界一になることより、オンリーワンでそこを目指す道こそが楽しかったみたいにして、もうそこを得たら次は違うことっていう風にしたい。
MB:すごい。ご自身がやっぱり挑戦し続けるっていうことを体現してますもんね。普通だったら、ドリブルデザイナーで自分が見ている目標達成したら、よっしゃよっしゃ、あとはもう楽に生きよう!みたいになると思うんだけどな。でもそしたら幸せの感度が下がりますもんね。
すごくよく分かります、ありがとうございます。
そんな岡部さんの最新情報、どこをチェックするのが1番いいですか?
岡部将和:FacebookとかInstagramとか。
馬場ももこ:TikTokも動画更新されてますよね。
岡部将和:そうですね。
馬場ももこ:そうですよね。色んなものありますからね。
MB:SNS中心ですかね。調べていただければと思います。
では、最後に岡部さんのフェイバリットソングを1曲ご紹介いただこうと思うんですが、最初の選曲はViccoの「Nochentera」でしたね。なんでこの曲だったんですか?
岡部将和:子供が好きだから(笑)それだけです。
馬場ももこ:一緒に聴いてるんですね。では、お別れの曲はどうしましょうか?
岡部将和:お別れの曲は「He's a Pirate」っていう曲で、それも子供が好きだからなんですけど。いつも学校行くとき、送迎の時に聴いてる曲で。
MB:お子さん、この曲好きなんですか?
岡部将和:そうなんです。やっぱスペインにいるんで。
MB:ちょっと感度が、日本の子と違う!
岡部将和:もう日本語じゃないので。
MB:あ、そっか。なるほど、面白い。
馬場ももこ:Gabry PonteとSteve Aokiで「He's a Pirate」。
MB:今夜のゲストはドリブルデザイナーの岡部将和さんでした。
岡部さん、ありがとうございました。
岡部将和:ありがとうございました。
MB:ということで、お届けしてまいりましたMBのトレンドレポート。
馬場さん、いかがでしたか?
馬場ももこ:岡部さんがすごいその、逆算して、ゴールまで色んなサッカーを考えてデザインしてるっていうのが伝わりましたよね。あと、お人柄が仏のような方でしたね。
MB:仏ですね、本当に。
馬場ももこ:ひいおじいちゃんからかな。もう将棋があって、色んな経験で学んでたと思うんですけど、こんなにサッカーに生かされてると知らなかったことが多かったですよね。
MB:そうですね。将棋から考えて、逆算思考でサッカーをやるって、今まで誰がやったんだろうっていう、本当にパイオニアですね。
馬場ももこ:なんかこう、グラウンドに見えない数式を書いてるような感じじゃないですか?
MB:あー確かに。
馬場ももこ:ばーって書いて、そこから導き出して、でデザインしてるんだなって。なんかガリレオみたいな感覚。
MB:確かに!
馬場ももこ:しますよね。
MB:おもしろいですね。
馬場ももこ:思いましたよ。サッカーまだ始めてないけど、お子さん始めたいなっていう、新潟の方とかそれ以外の方も聴いてほしいですよね。
MB:岡部さんの情報をちょっととっていただきたいですよね、そういう方はね。ありがとうございます。次回のゲストもお楽しみに。
馬場ももこ:ということで、今夜のラストソングは私が選んだanoで「許婚っきゅん」です。
MB:あの!
馬場ももこ:来ましたよ。
MB:あのちゃん、来ましたか。
馬場ももこ:10月からですね、完全新作的アニメ「らんま2分の1」が。
MB:そのテーマソングなの?
馬場ももこ:テーマソングなんです。許嫁から来てるんですよ。
MB:らんま楽しみだよねえ。シャンプー大好き。
馬場ももこ:あ、らんま好きですか?
MB:好き、らんま好き。
馬場ももこ:今回アニメすごい面白いんですよ。
MB:ね、なんだってね。
馬場ももこ:そうでしょ。あ、観てないんですか?
MB:まだ観てない。
馬場ももこ:知ってたんですか?
MB:知ってた。
馬場ももこ:あ、本当ですか。もう曲がしっかりマッチしてるんで。らんま2分の1好きな人たまらないんですよ。
MB:最近そういうリバイバル多いよね。
馬場ももこ:多いです、これはいい作品だなと思いました。
MB:うる星やつらに続いてらんまですよ、リバイバル。
馬場ももこ:曲も合ってますし、声優陣も変わってないですし。
MB:ありがとうございます。
馬場ももこ:お願いします。
MB:それではまた来週この時間にお会いしましょう。お相手は
馬場ももこ:馬場ももこと。
MB:MBでした。
馬場ももこ:アナログPRプレゼンツ、MBのトレンドレポート。この番組は、情報と印象をデザインするマーケティングカンパニー、アナログPRの提供でお送りしました。