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RAGE Shadowverse 2020 Spring 振り返り

はじめに

 おはこんにちばんは、マズラプです。

 1/25, 26に開催された、RAGEに私も参加致しました。結果はDay2 4-3で最終125位でした。前回のマネーフィニッシュを上回るプレーオフ進出を目指していましたが、シード権なしでDay1からここまで勝ち進んだのは初めてだったので、ある程度は満足しています。とはいえ、やはり目標は達成できていないので、今後とも精進していきます。

 さて、今回は、RAGE shadowverse 2020 Springの振り返りとして、デッキ選択の経緯やデッキの紹介、RAGEの成績を書いていこうと思います。

(※非常に長文になっておりますが、ご了承ください)

デッキ選択について

〇最終的なデッキ選択

 結論から述べますと、RAGEの持ち込みは最終的に以下のような、ウィッチとネクロマンサーの2デッキになりました。

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以下で、このデッキを選択するに至った経緯について、新弾リリース後から順に書いていきます。

〇デッキ選択の経緯


・12月28日~1月4日(環境初期)

 今回は諸事情によりたくさん時間があったので、ずーっとランクマッチをしていた。最初はアマツエルフ以外信用できないとか言っていたが、妖怪ネクロや式神ウィッチ、進化ロイヤル等でもMPを盛れるようになった。ノリと勢いでグランドマスターになった。
 このあたりで、bo3の持ち込み候補がなんとなく見えてきた。

・1月5日~1月11日(VAN窓レート予選)

 1月3日からVAN窓様が主催でRatings for VAN(以後VAN窓レート)が開催され、私も参加させていただいた。初日は式神ウィッチとアマツエルフで参加し、そこそこ勝った。しかし、自分のアマツエルフがあまりにも運で勝ってしまっている点から、環境が煮詰まってきたときに勝てなくなる可能性を抱き、別のデッキを握ってみることにした。調整仲間に強そうなデッキを聞いたところ、妖怪ネクロは練習したほうがいいという回答が得られたので、VAN窓レート2日目からは、式神ウィッチと妖怪ネクロで対戦していた。

 予選期間終了前に規定試合数を達成し、なんだか勝率が高かったので、キープすることにした。実績が欲しかったのである、はい。予選期間の勝率は以下の通り。

bo3 勝率76%(19-6)
ウィッチ勝率70%(24-10)
ネクロ勝率56%(14-11)
(初日はウィッチエルフで対戦していたため、ネクロの母数が少ない。)

 というわけでウィッチの持ち込みはこのあたりでほぼ確定した。

 ランクマッチもそこそこやっていて、ノリと勢いでグランドマスター1になった。

1月12日~1月18日(いろいろあった)

 1月12日のJCGで人生初の決勝トーナメント進出ができた。デッキは有名強者様のコピー。

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 ↑ideal|痔様のツイートから引用https://twitter.com/dimochi22/status/1216309845525065728?s=19

ヘリオなしでも勝てることがわかり、RAGE持ち込みの幅が広がった。


 このあたりから、コントロールエルフが台頭しはじめ、それに合わせて自然ドラゴンも数を増やしだし、多くのクラスが存在する環境になった。私もそれに合わせて様々なデッキを回してみた。このあたりで、候補に考えていたデッキのうちのコントロールエルフ、リオードロイヤルは、大きく評価を落とした。(後述する)
 17日に某Sプロがブログを公開し、購入した。私も購入し、基本的な考え方を学ぶことができた。
 また、17日から突発レートが開催されたため、VAN窓レートプレーオフに備えてレートに入り浸った。ウィッチは確定し、相方をネクロかドラゴンで悩んでいたため、レートでの勝率の高いほうを使うことにした。結局、勝率は同じくらいだったので、使いなれているネクロを使うことにした。

1月19日~24日(VANレートプレーオフ、突発レート期間、RAGE直前)

 19日にVAN窓レートプレーオフ、ウィッチネクロで優勝できた。

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 このあたりでは、RAGEはウィッチネクロで確定だと思っていた。このあたりまでは…

 ここから、「マズラプ春の迷走期」がスタートする。

 まずレートでネクロが全然勝ない。というわけでドラゴンにかえた。そしたらめっちゃ勝ててランキングにも載り、これはドラゴン確定やな!となった。ちなみに某Rプロや調整仲間の方々にもあたった。レートってすごいね。

 そしたら次の日から全く勝てなくなりレートがめちゃくちゃ溶けた。ドラゴンも勝率50%近くまで落ちたし、果てにはウィッチまで負けまくった。もう終わりだと思った。

 というわけで23日に、デッキがなくなった。マジヤヴァイディ。

 でもRAGEはもう明後日なので、とりあえずドラゴンは捨てて(後述)、もうVAN窓レートで勝ったリストでいいやってなった。ヤケクソである。

 しかしこのあたりに、調整仲間達が各デッキの対局感等を確認していたのを聞くことで、なんか勝てそうな気がしてきた。仲間ってすごい。

 そして心機一転し、ウィッチネクロでレートに参戦したところ、落ち着いて択を考えれば、そこそこ勝てることが分かった。やはり焦っていると択が見えなくなり、負けがこんでしまうんだなって。というわけで、落ち着いて冷静にウィッチネクロを回して勝とうということになった。
 前日に調整仲間にネクロの対エルフのプレイを教えてもらった。マジで感謝。

 こうしてRAGEの持ち込みが確定した。


 次に、デッキの紹介とRAGE当日の成績を書いていきます。


〇デッキ紹介とRAGEの成績

 改めて、RAGEで使用したデッキは以下の通りです。

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Day1 6-1 Day2 4-3

トータル 10-4
ウィッチ 13-3 ネクロ 10-9(ウィッチの勝利数が1減って敗北数が1増え、ネクロの勝利数が1増え、敗北数が1減るかもしれない)

 ウィッチとネクロ同じくらいだと思ってましたが、結構差がありました…。


〇ウィッチ

 某有名配信者のコピーになります。このリストはJCG決勝トーナメント進出時やVAN窓レート時等、ずっと使っていました。最終的に、クラシカル、鬼呼び、狂信者、クオンの高速着地を重視したリストにしました(そう思っています)。

・マナリアの叡智とウィズダムコア

 最後は、マナリアの叡智とウィズダムコアの枚数を1:3にするか2:2にするか悩みました。調整仲間に聞いたり自分で考えてみたりした結果、叡智の打ち先が難し過ぎる、コアのエンハンス効果はリーサルやリソース回復に関わることもある、コアは進化前ターンにできるだけ置きたい、等の理由から叡智1コア3に決定した。

・猫耳の魔法使い・キャル

 コントロールエルフに対して大きく勝率を上げられ、ワンチャンUBや進化時効果が刺さりそうだったので採用しようか悩んだカードです。
 しかしながら、事故要因になりやすい、そもそもキャル不採用であってもコントロールエルフには有利がとれていると考えている、相方がエルフに不利なネクロでありエルフに圧倒的有利をとる必要性は低い、等から、不採用にしました。


〇ネクロマンサー

 某テンプレート構築に、ヘリオを投入した形になります。調整仲間とオフラインで交わした議論も参考にしています。

・不可侵の死霊・ヘリオ

 某テンプレート構築には採用されていないカードです。セレスの永遠の誓い使用時のバリューを高めるためには、ドローソースを優先するべきであり、不採用になることもあります。しかしながら、対ドラゴンなど、アグロよりのプランを狙う際には重宝します。また、進化時にラストワードで実質0コスト疾走のリッチを予約でき、次のターンに盤面をとりやすくなったりリーサルのハードルをさげることができます。調整仲間からの、酒呑童子がないときの強力な後4の動きである、という意見も参考になりました。終盤も、2点確定カードや進化ヘリオあたりエンドで盤面ロックなど、様々な活用方法があり、腐りにくいと判断したため、採用しました。しかしながら、被ると吐けないことも多いため、2枚の採用としました。

・禁絶の腕ニコラとグールとスカル・クレイン

 ヘリオを採用するにあたり、枚数調整が必要になったカード達です。
 ニコラは、禁絶の一撃による新たなリーサルパターンの創出、無限リソースによる事故軽減、ラストワードカウント稼ぎによるトート起動補助等の役割から、1枚は採用したいと考えていました。実際、RAGEでもニコラで拾った試合が2つ程あり、採用してよかったと思いました。
 クレインは、貴重な2/2/2、スケルトンを加えることによるマナ繋ぎや百鬼夜行・グールの捨て先の創出の役割を担うカードと考えていました。少し前までは勝利に貢献するカードではないと判断して不採用にしていましたが、前述した役割が予想以上に重要であると感じました。しかしながら、後半はただの2/2/2になりがちで被るとあまり強くないため、2枚の採用にしました。
 グールは、キーカードの確保、永遠の誓いのバリューの上昇、リソース回復、の役割を持つカードとして考えていました。妖怪ネクロは永遠の誓いによるコンボデッキであるという認識が強くなっており、キーカードを揃えるには百鬼夜行と火車だけでは不十分であると考えたため、採用しました。キーカードが揃う確率やリソースの維持を考えれば3枚採用も十分考えられ、非常に悩んみました。最終的に、グールはグールのみでは役割を遂行できず、セレス前にうつことを考えてもうてて1枚だし、なんかバランス良さそうだしいいか、ということで、ニコラ1クレイン2グール2になりました。
 正直ここは最後までよくわからず、今後の研究対象です。

各デッキの印象

最後に、採用不採用それぞれのデッキタイプの印象をざっくり述べます。

〇式神ウィッチ

 クラシカル、鬼呼び、狂信者、クオンの高速展開が強力で、5~7の大量展開を押し付ければほとんどのデッキには負けることがないと考えていました。また、スペルブーストを進めるカードや打点となるカードが充実している点も強さを後押ししていると思いました。これらから今期の最強デッキであると判断し、採用しました。

〇コントロールエルフ

 圧倒的盤面処理と回復による受けきりで妖怪ネクロに大きく有利をとっていることが魅力のデッキだと考えていました。リノセウスをフィニッシャーに採用することで、全対面に勝てる可能性を得ることができ、パっとみウィッチに次ぐ最強デッキに見えました。しかしながら、カードや進化の吐き方、相手の盤面のとり方等が尋常じゃないほどに難しく、私はそれらの対局感を会得することができませんでした。また、コントロールデッキの性質上ロングゲームを展開することになるため、脳のリソースを多く使います。これは、何戦もすることでミスが発生する確率が高いと言え、1日に7~10戦しなければならないRAGE向きではないと判断し、不採用にしました。あと、私はコントロールデッキが苦手なんだなぁと思いました。

〇自然ドラゴン

 PPブーストと自然ギミックからのバーンダメージにより、フォロワー以外からダメージを出して勝つことができ、今環境では珍しいタイプだと思いました。ヴァイディ、極光の天使、イノリを駆使することで、ウィッチの大量展開を処理しきることなく勝利できる可能性をひめています。しかしながら、PPブースト、自然ギミック、ヴァイディ、極光の天使、イノリが、全ていい感じに噛み合わないと勝つことが難しく、どれかが欠ければメタ対象にすら負けてしまう可能性が高いことを懸念しました。また、コントロールエルフに対しても、高速リノセウスや回復と円陣などにより、フルムーブをしても負ける可能性が十分にあり、信頼度に欠けると判断し、不採用としました。

〇リオードロイヤル

 リオードを育てて殴るデッキです。そう言えば簡単そうですが、このデッキは打点管理や盤面処理を正確に行い続けなければならない、非常に高度なデッキだと考えています。ウィッチに有利をとれる点が強く、使いこなせれば採用しましたが、前期から使いこなせなかった私に使いこなすことは不可能でした。

〇アマツエルフ

 5, 6ターン目あたりまでにアマツを起動できればある程度勝つことができ、アマツと神鉄を複数枚起動することができれば、ほぼ勝利できるデッキと捉えていました。ウィッチにはアグロプランもある程度有効であり、実は採用圏内でしたが、アマツ神鉄を引かないときのプレイが全く分からなかったため、不採用にしました。

〇妖怪ネクロマンサー

 上記のデッキが不採用なため、半分消去法で採用することになったデッキです。(酒呑童子→)セレス→誓い→ギンセツのフルムーブが強力かつドローソースを積むことで比較的成功しやすいのが魅力だと考えています。有利と言える対面があまりありませんが、パワーは高く、ウィッチに最も勝てるデッキなのではないかと思っています。また、戦い方を工夫することで、ネクロを狩ろうとするデッキにもある程度抵抗することもできます。これらから、最終的に採用することしました。

デッキ名について(余談)

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〇ウィッチ→キュアエトワール

 今回のキョウカスキン実装により、CV小倉唯スキン統一が可能になりました。というわけで、今回は小倉唯さんちなんだデッキ名にすることにしました。

 まず、ウィッチです。ウィッチ→スペル→魔法→魔法少女 ということで、魔法少女系のキャラクターを探してみたところ、ちょうどよくニチアサのアニメであるじゃあありませんか。

 というわけで、ウィッチのデッキ名はキュアエトワールになりました。式神とか陰陽師感がありませんが、そこは今後またウィッチを使うときにとっておくことにしました。


〇ネクロマンサー→布施翠

 次にネクロマンサーです。妖怪ネクロ→ネクロ→死体、ゾンビ というわけで、なんかそういう感じのキャラクターを探してみました。そこで、布施翠が思い付きました。布施翠はブラック・ブレットに登場するキャラクターです。このキャラクターは、ガストレアの大軍の侵攻を阻止する大規模作戦の中で、ガストレアから攻撃を受け、血液中のガストレアになる因子的なものの数値が致死量に達し、ガストレアになる寸前に陥ってしまいました。そこで、彼女は主人公に別れを告げることなく、ガストレアになる前に自ら命を絶ちました。まさに、ネクロマンサーです(???)。というわけで、ネクロマンサーのデッキ名は布施翠に決まりました。

 ここでみなさん、疑問に思うことがあるかと思います。

「いや、ネクロのリーダースキンルナ(CV小倉唯)じゃないじゃん」と

 確かに今回はCV小倉唯スキン統一でいくことにしたと述べました。しかし、布施翠というデッキ名にするにあたり、より設定に忠実になるならば…

「死霊を操る側のルナよりも幽霊のミヤコのほうが布施翠感あるんじゃね?」

ということに気付きました。というわけで、リーダースキンはミヤコにしました。我ながら手が込んでいると思います。

 まぁ、実際は、

CV小倉唯統一もしたかったけどミヤコも使いたかったことの建前

なんですけどね。あははー(忍野扇風)。

おわりに

 今回の内容は以上になります。大変長文になってしまい申し訳ないです。ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。改めて、次回のRAGEや今後の地方大会では、より優れた結果を出せるように、日々シャドウバースに取り組んでいこうと思います。

 次回は、おそらく2020年冬アニメの私的評価ブログを投稿すると思いますので、そちらもよろしくお願いします。では、ありがとうございました。

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