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本屋的なものを考えてみる 1

はじめに

昨今の情勢下、自分のメインコンテンツ(と勝手に思っている)をやることは、自分にも他人にもリスクとなるので代替となるものを書いてみようと思案中。たまたま過去書いていた紙のノートを見返すと、『これからの本屋』(書肆汽水域)のワークショップのメモがありました。それをちょっと見つつ、なんか1つか2つ、実現可能性とか一応考慮しないで(と言いながら現状の障害となりそうなものは書きそう)書いてみます。あとは当時考えていなかったけれど、ふと思いついた形態とかもこのシリーズ的なもので書ければ...

『これからの本屋』ワークショップとは...

本題に入る前に、『これからの本屋』ワークショップについてざっくり説明を。

2016年に書肆汽水域(二子玉川本屋博主催の北田博充さんが立ち上げた版元)から発刊された『これからの本屋』出版記念のイベントです。開催場所は赤坂の双子のライオン堂、こちらの本屋は(最近は行けていないけど)よくお世話になっています。。。さてさて、イベントの中身でしたが、ゲストの北田さん、花田さん(『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと(であすす)』)のトークに始まり(こちらの内容はそこまでメモを取っていなかったので覚えていない)とワークショップの構成。ワークショップでは参加者も交え、それぞれが考える本屋を発表するものでした(メモした中にある「本屋の24時間テレビ」、そういえばライオン堂で24時間本屋ってやっていたなぁと...)。

↓『これからの本屋』はこんな本です。


ここでの本屋の定義付け

本題に入る前に(2回目)、ここでの本屋を定義しておきましょう。ここでは「本を売る人がいる場所、もしくは本を売る人」としておきます。前者の「本を売る人がいる場所」はよく書店と定義づけられますが、今回はちょっと広く定義付けします。

本屋的なもの 1

お待たせ致しました本題です。当時のワークショップで自分が書いていたものの1つ目は、鉄道車両の中で営む本屋でした。と書いてみたら、「これは松本のしましま本店では?」と思いましたが、カッコ書きで「路面電車×本屋」って書いてありました。しかも長崎と地名まで指定して。とりあえず、これを「BOOKTRAM」とでも命名しておきましょうか。使う使わないはさておいて。

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参考:長崎の路面電車(長崎電気軌道)

おそらく当時の自分は、まだ元箱根登山や都電や仙台市電の車両がいたのでそれを貸し切って本屋をやろうと思っていたのかもしれません。結構貸切料金も安かったはずなので、コスト面では実現しやすいかなと。松本で前例があるのだし、状況が状況でなかったら実現できたかもしれません。。。ただ、貸切にしたとして、車体が短い・低床車じゃなかったらバリアフリーの観点上どうなのかというのも今となっては疑問が出てきます。この辺しっかり詰めれるかかなと。。。

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