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2次試験事例Ⅳで60点以上を奪取するための戦略的学習ガイド

【目次】
1)事例Ⅳは本当に難しい試験なのか?

2)事例Ⅳの採点のカラクリ

3)60点奪取のための事例Ⅳの具体的勉強法

4)近年の傾向変化と本年度事例Ⅳの展望

5)本年度の試験に向けての事例Ⅳ解答戦略



【こんな人に断然オススメなコンテンツです!】

”マジなコンサル中小企業診断士”を目指す受験生の内、以下に該当する人

①初めて2次試験に臨む中小企業診断士受験生で、2次試験事例Ⅳへの正しい向き合い方を知って、短期での合格を目指したい人。

②財務・会計に対して苦手意識を持っている中小企業診断士受験生で、本年度の試験では何とかして2次試験の事例Ⅳで60点以上を取りたい人。


(はじめに)

筆者が本執筆を世に送り出す目的、それは「あなたが迷いなく効率的に事例Ⅳの勉強を進め、本試験で60点以上を確実に奪取できるようアシストすること」です。筆者の執筆「2次筆記試験に向けたかなりディープな入門ガイド」にも書いた通り、事例Ⅳは事例Ⅰ~事例Ⅲとは特性が異なる試験科目です。上記執筆ではその特性の違いについてお示しすることで、あなたが謝った方向に向かわないようなガイドの役割を果たしたつもりです。一方で上記執筆においては、事例Ⅳの勉強法について「具体的に何をすればよいか?」といったレベルの内容にまで踏み込んでお話ができていなかったこともまた事実です。本執筆は事例Ⅳに特化したコンテンツとすることでより内容を具体化し、具体的にどのような市販の書籍を購入・利用し、それらをどういった順番で学習すればよいかというレベルまでお示ししています。本コンテンツを通じて、あなたが事例Ⅳの勉強法に関して迷いを持つことなく勉強に没頭し、結果、本試験の事例Ⅳで60点以上を確実に奪取できるようアシストできればと思っています。なお、本執筆にはあなたの事例Ⅳの得点を80点以上にするような内容に関しては触れていません。したがって、現状でも事例Ⅳを得意としており、事例Ⅳで荒稼ぎした得点で他の事例の得点をカバーして2次試験を突破するという戦略を立てている受験生には、購入をオススメしません。

本コンテンツは以上のような目的で作成されています。筆者としては自信のあるコンテンツですが、一方で有料とさせていただいています。これまでのあなたと筆者との接点(主にブログやTwitter)を通じ、「あなたにとって筆者が信頼のおける人間か」「筆者があなたと相性の良い人間か」を判断するための一定の材料はご提供できているのではないかと思っています(もしあなたが筆者のブログをあまり読んでいない読者であるのならば、”マジなコンサルタントの中小企業診断士合格戦略ファーム”を一通りご確認いただいた上で、ご判断ください)。毎度のことではありますが、購入のご判断はご自身の責任でお願いいたします。


(本編開始)

1)事例Ⅳは本当に難しい試験なのか?

2次試験の受験生の答案を見ていると、事例Ⅰ~事例Ⅲでは十分な合格力を持っているにもかかわらず、事例Ⅳを苦手とする受験生も多いと感じる。もちろん、事例Ⅳも事例問題という形式で出題されるので、”問題の出題方法”というレベルで考えれば事例Ⅰ~Ⅲと考え方はほぼ同じという意見もあろう。しかし、1次試験の財務・会計で学習する様々な公式を活用し、それらを計算することにより解を求める出題が多くを占めるという観点で考えれば、事例Ⅰ~Ⅲとは合格に求められる能力が異なると考えて然るべきであると筆者は考えている。もしそうであるならば、やはり事例Ⅳに対しては事例Ⅰ~Ⅲとは異なったアプローチで勉強する必要がある。このような筆者の考えに基づき、以下話を進めていく。

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