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変にとんがって就活しないのはダサくない?


「旅好きな学生によくあるけどさ〜、変に尖って、ちゃんと考えもせず就活をしなかったりないがしろにするのってダサいよね。」

そう、これは渋谷の居酒屋で自分の就活の相談をしていたときに、私がインターンしている旅系の会社の社長に言われた言葉だ。(こんなニュアンスだったと思う)

私はドキッとした。

それと同時にハッとさせられた。

それまでの自分は何かと理由をつけては「就活をやる気力が起こんない」とか「働きたくない(インターン先の社長にいう度胸というか失礼さはスルーで)」とかなんか今の学生という自由さに甘んじて、全く動いていなかった。

”就活ってなんでするんだろう?””なんか会社という枠に入りたくないな”っていう気持ちが頭の片隅にあってモヤモヤしてひたすらに考えてみたり。
もしかしたら極論を言うと”旅に行きたい、めんどくさい”ってこう思っていた部分もあったのかもしれない。

旅好きな学生の思考って
”レールに敷かれる人生はいやだ”
”自由な人生を歩みたい”
”普通の人と同じはつまんない”
”好きなことを好きな人と好きなところで”
みたいなことを思うひとが多いと思うの、完全に偏見もあるかもだけど。

実際に自分も思っているし、これに関しては批判をするつもりもないし、それこそまだハタチそこそこの学生の時から、人生諦めるつもりもない。
だけど、だからこそ、”レールって何?””自由って何?””普通の人と同じはつまんないっていうその普通の人って何?”って自分に問うべきだと思うんだ。
結局だって旅人は、旅人が歩むレールの上を歩いてるんだもん。世界一周をしたり、インドに行ったら価値観変わった!と思ってみたり、大学やめてみたり仕事をやめてみたり。

いや、今これを書きながら、こんなことを書いていいのか?って思っている。周りには沢山の旅人の友人がいるのに、(笑)

本当に批判するとか、否定するとかそういうつもりではない。自分も同じことを思っているから。

けど大事なことは、“自分と社会と向き合う”ということなのではないだろうか。今の自分は、今の自分のことしか考えていないだけな気がするんだ。

就職せずに自分の力で人生を切り開いて行ってる人や起業している大学生など、すでに世の中に貢献していて、本当にこの世はたくさんのすごい人で溢れている。
でも認めたくないけど、自分はまだそのレベルには達していない。 

自由には、責任が伴う。
そして私は、人がこの世に生を受けた以上、”世のため、人のために”生きるのが筋なのではないかと思っている。だって一人で生きてきたわけではないから。だからこそそれを果たすために、私は就活をするのがいいと思う。

変に自分はとんがっていた。「私は別に就活をゴールにしてないから」って。でも、今の私はスタートラインの前にも立っていないよね。本当は就活と戦うことに自信がなかったのかもしれない。 

だから私は逃げずにとんがらずに一旦本気で就活をしようと思う。
変に、自由に生きたいとか考えずに。
だってそれは自分だけが自由に生きたいって考えているに過ぎないから。

まぁもしそれでダメだったら、自分が行きたい会社がみつからなかったら、その時は海外に留学でもなんでもすればいいじゃないか。

旅人の私が持っている、
“なんとかなる精神”と“行動力”を使って。

#旅 #生き方 #就活  


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