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日本的なお正月inフィリピン。

フィリピンにて、そして21歳にして、人生初の箱根駅伝観戦を果たしました。

今朝6時に起きて、こちらで生活されている日本人の方のお宅にお邪魔して、みんなでまったり観戦したんです。

(早朝から押しかけてテレビの前のソファを陣取った上に、朝ごはんもお昼ごはんも頂いてしまいました……最高の時間をありがとうございました)

これまでのお正月はと言うと、家族がテレビに向かっていても、正直全く興味が湧かなかったんです。大変愚かなことに、「人が走る姿を何時間も見ているって飽きないのかな?」とか思っていました……ばかやろうですね。

そんな私だったのですが、箱根駅伝ファンである相方インターンのたかちゃんに便乗して、今年は一緒に見てみようと思い立って。

往路、しっかり5時間(早起きによる眠気に途中で負けながらも)、観戦しちゃいました。

結論から言うと、すっごく感動しました。選手の皆さんが同世代だなんて、とても信じられなかった。

スピードにただただ圧倒されて、体力と精神力にひたすら感嘆して、苦しそうながらも誇りに満ちた表情に心を打たれて。

そして私は基本的に早稲田を応援していたはずなのですが、どこの大学の選手が映っても「頑張って……!」と、無意識のうちに祈っていました。

スポーツだから勝ち負けがあるのですが、順位が二の次に思えてくるほどにドラマ性があることが、魅力の一つなのかなあなんて思ったり。

お正月から多くの日本人が心を一つにして観戦する理由、そして魅了される理由が分かった気がしました。

私は何事に対してもよく食わず嫌いを発揮するので、「スポーツって良いものだ!」と、オリンピック前に気づけて本当に良かったです……

そして本筋とずれるのですが、個人的には、懐かしい日本の風景にも魅了されていました。

「冬の朝の透明さってやっぱり良いなあ」とか、「『オフィス街然』としていない東京のビル街は趣があるなあ」とか、「あ〜昔家族で箱根旅行したなあ、また行きたいなあ」とか。

この間も書いたとおり、フィリピンの人はお正月の何倍もクリスマスに力を入れているので、街を流れる空気が正直「え、本当に新年?」って感じなんです。もちろん冬なんて来ないし。

なので今日、日本的なお正月の情緒を画面越しにでも味わえて、安心感に近い幸福感を味わえて、嬉しかった〜

フィリピンは大好きだけど、やっぱり私は日本人だなあと、改めて感じる1日でした。







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