家と仕事場

授業でのコメントを書いている時に得た気付きを記録したいと思い、それをnoteに載せようと思います。

一大学生の呟き程度に思っておいてください。


家と仕事場の分離においては、「ワークライフバランス」という概念が出てきてより強く強調されるようになったように感じます。一昔前までは自分の仕事・労働を一生懸命することが大切で、例えば上司と一緒に飲みに行ったり、残業を当たり前にしたりと、プライベートと仕事がごっちゃになっていたイメージがあります。ですが今では家族・趣味・恋人との時間を大切にしたい、個人としての自分を大事にしたい人が増えています。

個人的に現代は繋がりよりも、個が重要視される時代なのかなと思っています。

愛情は家族間から自分に向けられるようになり、個を重要視するようになったからこそ意見・権利を主張するマイノリティーやそれまでは沈黙していたマジョリティーが増えたのかもしれません。表面化ですね。


一方で個を大切にする時代なのにDV・虐待は減りません。

これは家と仕事場を分離しすぎたことが原因なのではないでしょうか。ですがだからといって現代を生きている私たちは前近代のようにご近所同士家族として付き合いたい訳でもありません。自分が興味のある人たちと付き合いたいんですよね。この「ご近所付き合い」、今では場を変えてネットに行われているように感じます。


生産領域と再生産領域を分離と混合?のどちらにもメリット・デメリットはあるので、どのようにバランスを取っていくかが今後の課題だなと思いました。

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