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【114/1096】絵本の読み聞かせ

114日目。今日は久しぶりにホテルのラウンジでお茶などする。仕事だったけど、やはり、天井が高いのはいいなーと思ったり。


以前、愛着障害のことを書いたのだが、自分の子どもとの愛着形成で、健全な愛着を育むにはどうしたらいいんだろう?と思っていたときに、森田ゆり先生の本に出会った。
森田ゆり先生は、性暴力被害者への本で出会った。

そこからほかの本を読んだり、森田先生の講座などに出て学びを深めてきたのだが、子どもとの愛着を育むのに、夜寝る前の絵本の読み聞かせがとてもよいということを教えてもらった。

こちらの本にもそのことが書いてある。

愛着関係の再形成のベストの方法は、セラピーを受けに行くよりも、親が子供に本を読んであげる習慣を持つことだと思っています。

「虐待・親にもケアを」より

そして、ゆり先生におススメの絵本をたずねてみたら、「くすのきだんちシリーズ」を紹介された。

この本は、うちの子もだいすきで、シリーズでいくつか買って手元に置いているのだが、何度も何度も読んでいる。

しばらく、夜に仕事が入ることが多くなって、読み聞かせができないことが続いていた。
毎日、子が
「ママ、今日は本読める?」
と寝る前に聞いてくる。
「ママ、今日、お仕事あるから無理なんだよね。ごめんね」
と言うと、しょぼんとしていた。

ある日、もうすぐ仕事が始まるというときに、
「今日はご本、読んでよ!」
と言われて、カッとなった。
時間がなくて焦ると、カッとなる。
でもそこで、ハッと気づいて、呼吸する。
そのままカッとなった怒りを出すことはせずにすんだ。
そして、わたしも寝る前の読み聞かせはやりたいんだなと気づいた。
子どもとの愛着形成のため、というよりは、その時間がわたしにとっても大事なんだなと。

「ママも、ご本、読みたいんだよね。今日はもうあと5分で仕事だから、無理だけど、明日からは本を読む時間を確保するように調整するね」
と約束した。

そこから、1冊だけでも読み聞かせする時間を必ず確保するようにしたら、わたしもとても満たされている。
そして、子は、ここ最近は毎晩、ほとんど、くすのきだんちの絵本を持ってくる。
くすのきだんちの住人は、みんな温かい優しい人たちばかりで、読んでいてほっこりする。
ほっこりしたまま、眠りにつけるから、いいのかもしれない。

森田ゆり先生が、9歳くらいまでが絵本を読んであげられる時期で、そのあとは子どもによっては、もう親に読んでもらいたがらなくなるかもしれないから、それまでは読んであげなさい、と言っていたのを思い出す。
もうあと何年もなさそうだけど、もういらないと言われるまでは続けたい。

では、またね。


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