まゆみ助産院

石川県金沢市で、 まゆみ助産院を開業している 垣野真由美です。 ママさんたちとの出会…

まゆみ助産院

石川県金沢市で、 まゆみ助産院を開業している 垣野真由美です。 ママさんたちとの出会いから たくさんの事を学ばせて いただきました。 その経験を 少しでも他のママさんたちに お伝えして、 子育てのスタートを 楽しくはじめてもらえる お手伝いをしたいと思っています。

最近の記事

冬のおっぱいトラブル予防策

こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先週から、ここ石川県は天気が荒れに荒れ、雷雨続きでした。 この季節の雷は冬の訪れを感じさせます。 山間部では初雪も見られました。 最高気温も10度前後の日々。 すると、途端におっぱいが風邪を引きます。 免疫力が落ちて、“白斑”という乳口に白いびらん様のものが出来ます。 口内炎のようなものですね。 その、白斑が乳口をふさぐので吸われても痛いし、乳汁が出にくくなるのでおっぱいにしこりが出来ます。 先週はそんなおっぱいを何回見たか

    • 赤ちゃんの能力はママがいくらでも引き出せる

      こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先週のブログにもご紹介した8ヶ月になっても片側からしか寝返りのできない赤ちゃん。(*詳しくはこちらをご覧ください。https://mayumi-midwife.com/mother-7/) 一週間後に来られました。 ママから 「片方の寝返りが出来るようになってから5ヵ月間…ずっと出来なかった寝返りが…ここで教えてもらったことをやったら3日で反対側の寝返りも出来るようになりました! “しばらく様子をみましょう”とずっと言われ

      • 助産師に見守られながら親子が集う効用

        こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 私からみると、ママ達の育児のお悩みは子どもの成長時期に合わせて大体似同じように感じられます。 でも、初めての育児や母と子の気質の組み合わせによっては、どうするのが一番良いのか…わからなくなることがありますね。 そんな時、少し”道しるべ”をあげるとママ達は迷いながらも自分たちの道を進んでゆきます。 現代の社会構造やコロナ禍はそんな”道しるべ”が得られにくく新米ママたちは道に迷いやすい。 新米ママでなくても幼い子どもの子育

        • 『お宮参り』は昔から続く子を思う親心

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先日神社に行ってきました。 私は毎月一日には、ごひいきの神社さんに1か月間無事に過ごせたご報告と感謝を述べに行くことにしています。 そしてこれから一ヶ月間の抱負を神様の前で誓ってきます。 その日はお日柄もよく神社では、『初参り』や『七五三』の風景が見られました。 『初参り』とは、生まれた赤ちゃんを初めて氏神様に連れてお参りする儀式。 三十日目前後から百日目前後頃に行われるもので、氏神様にその地域の子として承認してもら

        冬のおっぱいトラブル予防策

          寝相の悪い子どもを冷えから守るには

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 育児サロンのママからの質問です。 「朝晩寒くなってきたのに、布団を掛けてもすぐ抜け出てしまうし…何を着せて寝かせたらよいのでしょうか? 寝冷えをしないか心配で…。」 そうですね。 寝返りしたり動けるようになると子どもは寝ながらでも、布団を跳ね飛ばしたり、抜け出たりしますね。 この季節は、ママは子どもたちがちゃんと布団を着ているかハラハラしますね。 なぜ、子どもは寝相が悪いのか? 横に寝かせたのに、朝になると「あれ?ど

          寝相の悪い子どもを冷えから守るには

          天気の良い日は、日光浴でこころと体を整えよう

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 朝晩すっかり肌寒くなって来ましたが お日様にあたると心地よい温かさがほっとする今日この頃です。 ここ北陸、石川県金沢市はこれからお天気が荒れやすく、日照時間が少なくなってくる季節がやってきます。 すると、途端にママ達から「子どもが夜寝ないんです」というお悩みが寄せられます。 せっかく、授乳時間も空くようになり夜長く寝てくれるようになって、ほっとしたのもつかの間…。 大変ですよね。 実は赤ちゃんだけでなく、大人の睡眠も浅

          天気の良い日は、日光浴でこころと体を整えよう

          急な寒さでおっぱいがつまるのを予防するには

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 今日、10月18日月曜日の金沢の最高気温は19℃、最低気温11℃。 2日前の10月16日土曜日は最高気温27℃、最低気温18℃。 この数日間で10℃も気温が下がりました。 紅葉の色づきも加速してきそうです。 そうなると、途端におっぱいトラブルが発生しやすくなります。 今まで、暖気で副交感神経優位な状態から急に体温が奪われないよう血管を絞める交感神経優位にしなくてはならない。 体温調節をする自律神経が追い付いて行かな

          急な寒さでおっぱいがつまるのを予防するには

          育児サロン『まゆみ塾』で産後鬱から脱出しよう

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先日の育児サロン『まゆみ塾』のテーマは 「赤ちゃん後期の手作りおもちゃ」。 これをテーマにした訳は 今一度、こどもにとっての“遊び”の意義をわかってもらうため。 『こどもは遊ぶために遊ぶ』。 大人の様に“遊び”は生活の一部ではなく、生活全体、生命そのもの。 大人の仕事に匹敵するのです。 排泄や食事、衣服の着脱、清潔行動など生活全般が遊び。 朝起きた時から夜寝るまでそれは続いています。 その遊びのなかで創造性をはぐくみ、思

          育児サロン『まゆみ塾』で産後鬱から脱出しよう

          ”赤ちゃんもも引き”のすすめ

          10月に入ると、朝晩涼しくなってきました。 そこで、赤ちゃんのお腹の冷えに注意してくださいね。 “免疫は腸で作られる”というくらいです。 腸内環境の良し悪しが将来の免疫力にも影響します。 そこで3歳までに理想的な腸内フローラ(腸内細菌叢)を作り上げたいもの。 善玉腸内細菌が喜ぶ餌となる食事に気を付けることは勿論、菌が繁殖しやすい温度を保つことも大切なポイント。 そこで、まゆみ助産院がおすすめしているのは“ダサ可愛い♡ももひきスタイル” お腹をすっぽり包み込んで衣

          ”赤ちゃんもも引き”のすすめ

          我が子を事故から守る為に

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 「動かない赤ちゃんの時が実は楽だった…」 動き始めたこどもをもつママさん方は一様におっしゃいます。 そうなのです! 小さな赤ちゃんや子どもは自分で自分の身を守れないので お世話する大人が事故に遭わないよう動き回る子どもたちを 見張らないといけなくなるので却って大変なのです。 動き出したら最後! 本当に目が離せませんよ~。 「え~!こんなことになるの~⁉」 ばかりですから。 そこで、ほんの少し前まで赤ちゃんだったママからの

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          快気を祈って千羽鶴を折りながら考えたこと

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です うちに出産後間もないころから通って来られていたママの赤ちゃん、Kちゃんが最近入院しまして…。 風邪を引いた後、不明熱が続き、白血球のある一部が極端に減って歯ぐきから出血もあると…。 白血病を疑われました。 入院までいろいろ相談にのっていたのもあって、他人事ではなく… 私は、ふと“千羽鶴”を折りはじめました。 しかし、千羽は中々一人では簡単に折れません。 うちに、来られたママさんたちにも事情をお話して手伝ってもらいまし

          快気を祈って千羽鶴を折りながら考えたこと

          ”生命力”のあるものを”いただき”命を分けてもらう

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先日“まほろばスタジオ”のドキュメンタリー映画をオンラインで見ました。 まほろばスタジオの詳細はこちら。 映像の素朴な美しさもさることながら、改めて私達はあらゆる生き物と共存し、その命をわけてもらって生きているのだな…と感じました。 その共存者の一つに“菌”があります。 私達の体から出る老廃物も分解してくれて、自然界の次の循環へと橋渡ししてくれる“菌ちゃん”。(と、その映画の中では呼ばれていました(笑)) “その菌

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          いしかわ防災フェスタinイオンモール白山

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 防災フェスタ開催当日の突然のインフォメーションにも関わらず、何人ものママとそのご家族のご来場ありがとうございました。 お陰様で、私達助産師が伝える“親子の防災コーナー”は盛況でした! お久しぶりにお会いするママとお子さんとは同窓会気分でしたね。 そこで、改めてママが災害に備えるためのおさらいです。 0次の備え 災害の備えとして普段からの備えのこと。 「防災ポーチ」等を持ち歩きましょう。 その中身は 〇携帯電話のバッテリ

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          乳腺炎のおっぱいの冷やし方

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 あるママから… 「乳腺炎になったようです。 おっぱいが、熱くて痛いです。 どうしたらよいですか?」 それは、大変ですね。 まずおっぱいの炎症を抑えるセルフケアをお伝えしますね。 赤く腫れあがっている場合は炎症を抑える必要があります。 炎症を抑えるためには炎症部位を冷やし血流の流れを少し抑えます。 簡単な方法は”キャベツ湿布” 冷蔵庫の野菜のキャベツをおっぱいに張ります。 こんな感じ。 キャベツのビタミンCが肌

          乳腺炎のおっぱいの冷やし方

          赤ちゃんの発熱時の脱水予防

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 先日依頼、うちの育児サロン『まゆみ塾』に年間コース契約で通ってきてくださっている赤ちゃんがどんどん夏風邪で発熱してきました。 ママ達からLINEにご相談チャットがひっきりなしです。 皆、生後9~10ヶ月とママの免疫貯金が底をつき始めている月齢なので仕方がないですね。 (申し訳ございませんが、LINE無料相談は継続ケアご契約者様限定です。) 以前の記事“赤ちゃんの初めての発熱”でもお伝えしましたが、この季節の風邪による発熱は

          赤ちゃんの発熱時の脱水予防

          赤ちゃんの爪は小まめに切りましょう

          こんにちは。 石川県金沢市のまゆみ助産院です。 よく、赤ちゃんが顔をひっかいて傷だらけにするので… とミトンを付けているママに出会いますが。 ミトンを外してなんでもどんどん触らせてあげましょう。 これはどういうことかというと… 赤ちゃんは自分の顔を触りながら、自分の顔の輪郭を覚えて行きます。 赤ちゃんは初め、自分と自分以外の境界がよくわかっていません。 それに生後3ヶ月頃までは不随意運動といって自分の意思とは関係なく手足が勝手に動きます。 虫をひっくり返すと手足がジタバ

          赤ちゃんの爪は小まめに切りましょう