見出し画像

ゲーテと鬼滅の刃から思うことなど

エグゼクティブコーチの安藤真由美です。
今日はゲーテの言葉と鬼滅の刃の台詞から感じたことを書いてみたいと思います。

先日、ワクチン接種のために病院に行ってきました。
その病院にはいくつか出入り口があります。
今回はたまたま、いつもと違うところを通りました。
ふと、壁にかけられている大きなプレートが目に入りました。

ひとびとの善良な心のなかには天性の崇高な感情が秘められている。
それは自分だけが幸福であることを許さない。
自分の幸福を他のひとびとの幸福のなかに求めてやまないのである。

ゲーテの言葉でした。
思わず立ち止まり、読みふけってしまいました。


その後、自宅に戻って録画していた鬼滅の刃無限列車編を視聴しました。
煉獄さんが幼い頃に交わした母との対話が刺さりました。

なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか。
弱き人を助けるためです。
生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません。
弱き人を助けることは強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない使命なのです。
決して忘れることなきように。

共通するメッセージを続けて受け取った意味について考えながら、一日を過ごしました。

「人より多くの才に恵まれた者」と聞くと、なんとなくハードルが上がるような気がするかもしれません。

しかし、もしあなたが素晴らしい才能を持っていたり、恵まれた環境に生まれ育ってきたなら、そうではない人に配慮したり支援したりすることができるのではにいでしょうか。
いわゆるノブレス・オブリージュです。

また、才能や環境面で明らかに恵まれた状態にはなかったとしても、誰にでも他の人のためにできることはあると思うのです。
例えどんなに小さなことであったとしても。

元気があるから
笑顔が溢れているから
勇気があるから
正義感が強いから
共感力があるから

その時自分にできることを誰かのためにしていけたら素敵ですよね。

智慧があるから
お金があるから
力があるから
情報を持っているから
必要な人を知っているから

一人ひとりが自分の持てるリソースをシェアできたらいいなって思っています。 

その際には、相手の感謝を期待したりはせずに。
自分がしたいと思って判断して行動できたらいいなと思っています。

一人ひとりの行動が優しい社会につながることを願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?