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天国への近道

永遠えいえんいのちとは、唯一ゆいつのまことのかみでいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとをることです。   ヨハネの福音書17章3

ヘロデを避けてエジプトへ

13 彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。

14 そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、

15 ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。   マタイ2:13-15


ヘロデの幼児虐殺

16 さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。

17 こうして、預言者エレミヤによって言われたことが、成就したのである。

18 「叫び泣く大いなる悲しみの声が/ラマで聞えた。ラケルはその子らのためになげいた。子らがもはやいないので、慰められることさえ願わなかった」。   マタイ2:16-18

エジプトよりナザレに帰還

19 さて、ヘロデが死んだのち、見よ、主の使がエジプトにいるヨセフに夢で現れて言った、

20 「立って、幼な子とその母を連れて、イスラエルの地に行け。幼な子の命をねらっていた人々は、死んでしまった」。

21 そこでヨセフは立って、幼な子とその母とを連れて、イスラエルの地に帰った。

22 しかし、アケラオがその父ヘロデに代ってユダヤを治めていると聞いたので、そこへ行くことを恐れた。そして夢でみ告げを受けたので、ガリラヤの地方に退き、

23 ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちによって、「彼はナザレ人と呼ばれるであろう」と言われたことが、成就するためである。マタイの福音書2:19-23


イエスの命が狙われたのでエジプトに避難している間、ヘロデ王が死んで息子アケラオがユダヤを治めますが、このアケラオは父親に似て残忍な人物だったようです。それでヨセフはユダヤに戻るのを恐れたんですね。

ガリラヤ地方の国主はヘロデ・アンティパスなので、アケラオが支配しているユダヤよりは安全なのでしょう。イエスの家族は御使いの告げられたように故郷ナザレに帰って住みました。

記事を見てくれてありがとうございます。少しずつですが、聖書の神を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。

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