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19. 松たか子の唄声は世界を救う……かもしれない!

街中で「パ・ラパパンパン」が聞こえてくると、松たか子の唄声で脳内再生される身体になってしまった!!(笑)

パ・ラパパンパン…今までは全く認識せず過ごしていたけれど、この季節結構色んな場面でかかっているものだわね。

❋❋❋

先日シアターコクーンで「パ・ラパパンパン」を観劇した際、こんな感想を書き記していた。

観といて良かった!

松たかこってそんなに好きなわけじゃないけど、歌うだけで場がビリビリした。
やばいね、あの歌声。なんなんだろうね?
歌声に感情がある。音楽なのにちゃんと語りかける。ミュージシャンとは全く違う。
「舞台俳優」なんだなぁ…と思った。
(神木くんはまた別な種類の天才だな)

観た後、さわやかで清々しい気持ちになった。
それでいて、「あー…久々に救いようの無い暗〜い人間模様のエンタメが観たいなぁ」とも思った。(=本来の大人計画100%なやつ)
こんなご時世だから暗い内容のものは出しづらいのかな?…いや、世が欲して無いのか(笑)。今季のナイロン100℃もファンタジー寄りだったし。


今日近所をお散歩中、松たか子の唄声フラッシュバックと共にあの舞台の世界観や大団円の場面が思い出されて、華やかで清々しい気持ちになった。

声の響きが人を癒す。
「思い出し唄声」ですら。

しあわせだなぁ。
人間であること。
色々な人と関わり合って生きていること。
感情を心と身体で味わえること。

最近の混沌とした世の中や暗い雰囲気なんてどーでも良くなった。


いいものを観ると、あとでじわりと来る。
数ヶ月後とか、数年後に「あ、そうだったんだ!」と閃くこともある。
後追いで湧き出す感情を愉しむ。

だから観劇とか映画とか、観てすぐ感想を述べることが出来ないんだよね。(単にわたしの思考がノロノロしているだけかもしれないが…。)


エンタメや文化・芸術って、人が生きるために必須のものなんだなぁ、と改めて実感した。
人の心を癒し、動き出すエネルギーをくれるもの。有事の時こそ必要なもの。大切。

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